たまにはお出かけ」カテゴリーアーカイブ

久々のOFF



丘の上からの眺め、赤い屋根の建物が「空色カフェ」


まだ連休中ですが、今日はいつもどおりに定休日をいただきました。
それでも二組ほど遠来のお客さまがあり、せっかくなのでお茶を飲んで休んでいっていただきました。
午後は、あとを連れ合いに任せて、娘たちを連れて、日頃お世話になっている、美坂高原の「空色カフェ」さんまで出かけて、お茶の時間を楽しんで来ました。
私にとって、ここを訪ねるもう一つの魅力は、山の木や草花と出会うことです。
連休最後の日で、沢山のお客さまがいましたが、周辺の山の中まで散策する方はほとんどいないと見えて、歩道は少々荒れた感じでしたが、私たちにはかえって嬉しい状況でした。
道々、踏み荒らされることもなく、咲き乱れている草花がそこここにありました。
また小高い場所には、立派な一本立ちの木があり、遠くからその全形を眺められて、とてもいい気持ちがしました。




ナラの大木  
こんな感じの木が沢山あります。


正味歩き回ったのは2時間くらいでしたが、久しぶりに自分の中で、何かが息を吹き返したのが分かりました。


 昨日の続きを・・・
子どもの日の昨日、知人のブログのページをめくっていて、眼に留まった記事がありました。
ある映画のことが書かれているのですが、文章から伝わって来る映画の中の情景が浮かんで、胸にこみ上げて来るものを感じました。
また、記事最後の数行にもぐっと胸に迫る一言がありました。
皆さんにも知っていただきたいと思いましたので、ご紹介いたします。
<こちら>からご覧になれます

二人でお茶



駅カフェ店内の一角
細かいところまで一貫したコンセプトで、
とてもいい雰囲気を出しています。


この頃は何だかいつも忙しくて、連れ合いと二人で外へお茶を飲みに行くなんてことは、年に何回あるだろうかというくらいになっています。
今日は「駅カフェ」さんに納品があり、食工房は定休日だったので、ついでに二人でお茶を飲んで来ようということで出かけました。
いつもながらレトロな店内の雰囲気は、私も連れ合いも共に好みです。
今日は、駅カフェ自慢の名水水出しコーヒーとシフォンケーキのセットを楽しみました。
ここのコーヒーは、焙煎はフルシティーくらいの深炒りで、それを水出ししているので、酸味のほとんどない、苦みもその割りに軽やかなコーヒーです。
ペルー産の豆だそうですが、食工房のペルー産とはまた違った個性が引き出されています。
シフォンケーキは、コーヒーマーブルのものでした。
ふわふわさっくりで、食工房のケーキとは対照的な個性で、多くのお客さまに好まれるだろうなと思いました。
こんな風に違った個性のケーキをいくつも楽しめるのは、お店にとってもお客様にとってもいいですね。
たまたま他にお客さまがいなかったので、あちこち厚かましく写真を撮らせてもらいました。
何枚か撮っているうちに、マニュアル露出が利かないコンパクトデジカメも、カメラの自動露出を上手くだまして、少しは好みの露出に近づけることが出来ることが分かりました。
一眼レフでマニュアルで撮るようには行きませんが、まあそう悪くもないかというくらいには写ります。




私は、駅カフェの窓ガラスがとても好きです。
何でもない外の風景が、とてもファンタスティックに見えます。




店内の陳列品も、このガラス窓とうしろの
風景があると、一段と素敵に見えますね。


それで、コーヒーとケーキの写真も撮ろうと思っていたのですが、ついうっかりと先に手を付けてしまい、見た目が悪くなってしまったのであきらめました。
やっぱり職業意識が先に働いてしまうんですね。
・・・残念!

盛り上がりを大切に



今日も、昨日に引き続いて「工人まつり」に出店して来ました。
この二日間、普段は全く静かな山の中の場所に、一万人もの方が訪れたそうです。
この盛り上がりは、主催者、出店者、そしてお客様、それぞれ一人一人の気分が合わさって膨らんだ泡みたいなものかも知れません。
皆の気持ちがうまくかみ合わなければ、たちまちしぼんでしまう危うさと、いつも隣合わせなのですね。
この祭りが、いつまでもネガティブなエネルギーを引き寄せることなく、いい感じに続いて行くことを願っています。
さて、盛り上がりが大切なのはコーヒーも同じです。
写真のとおり、この盛り上がりを見てください。
泡立ちの良さは、そのまま焙煎し立てであることを証明しています。
コーヒー豆は、焼いた時に内部に大量の炭酸ガスが閉じ込められます。
それがお湯を注いだ時に一気に出て来るのです。
日にちが経って古くなると、その炭酸ガスは自然に抜けてしまい、お湯を注いでもあまり泡立たないのです。
今日は、こうやってコーヒーを入れているのを、何人もの方が眺めていましたが、解っていらっしゃるのかフムフムとうなずき顔の方もいれば、驚いたように「どうしてこんなに泡立つんですか?」と質問する方もいました。
そんなわけで、時々はコーヒーの入れ方を講釈しながらやっていました。
おかげさまでコーヒーの評判も上々、今日もクッキー一袋を除いて完売でした。
ご来場くださったすべての皆さまに、この場を借りて感謝申し上げます。
ありがとうございました。

 陶房「回青」の作品




こちらは、昨日ご紹介した工房「あるぼる」のお引き合わせで知り合った方の作品です。
私のパンのお得意様でもあります。
本当は、ゆっくり見せていただいて一つ二つ購入したいところでしたが、何しろこちらも自分の店が忙しくて落ち着かず、機を逃してしまいました。
そうそう、せっかくご紹介するのに、個人のお名前やご連絡先を公開しても良いか伺うのを忘れてしまいました。
「回青」さん、このブログをご覧になったら、どうぞコメントで自己紹介してください。
あ、それから「あるぼる」さんも。
よろしくお願いします。

ハイな一日



今日は、予てお知らせしたとおり、「工人まつり」に出店して来ました。
大きなイベントに行くといつも味わう独特の気分、それはそこに集まって来た人たちが吐き出すエネルギーが集まって、一つのすごい力になっている証拠です。
そこに居合わせる人は、皆似たような感覚を味わっているはずだと信じられる、不思議な一体感を醸し出しています。
「工人まつり」は、そういう意味では大変成功しているイベントだと思います。
年一回ずつ、20回以上も回を重ねて益々盛り上がっているのが何よりその証拠です。
こういう場合、経済的効果に評価や関心が集まり易いのですが、それは単なる結果であって、イベントが成功している本当の力はもっと違うところにあると、私は考えています。
それは、このイベントがモノづくりをする人たちの出展(出店も兼ねていますが)イベントだからだろうと思っています。
頭を使ってアイディアをひねり出し、手を動かしてモノを作ることは、ごまかしの効かない世界です。
「いいものはいい。」と、最後には必ず正当な評価が下る世界ですから、20年も続いているうちに本当に秀逸な工人たちが集まるようになったのでしょう。
当然、お客様たちも目が肥えているというか、価値の分かる方が多いのですね。
私は、パンと焼き菓子を並べてカフェをやったのですが、参加する前はコーヒーやパンなど食べ物への関心は、クラフトとは関係ないだろうと軽く考えていたところ全然違っていて最初ちょっと驚きました。
でも考えてみると、モノの価値に敏感な方が食べ物に関しても同様に敏感に反応するのは、ある意味当然なことでした。
ありがたいことに、今日は持って行ったものはすべて売り切れました。

 手づくり工房「あるぼる」の人形たち




この人形の作り手である金山町の私の友人も、ずっと以前からの出店者です。
こちらも今日は売り切れ状態だったとか。

空色Cafe



本日の食工房は、連休の期間中ではありますがいつもの定休日どおり、お休みをいただきました。
お休みを利用して、いつもコーヒー豆を使っていただいている「空色Cafe」へ、ちょうどコーヒー豆のご注文もいただいていましたので、配達がてら我が家の娘二人を伴って出かけて来ました。
「空色Cafe」という名前を初めて耳にした時、正直「やられた!」と思いましたね。
なんてセンスの良いネーミングだ!と感心したものです。
美坂高原という山の上のレジャーランドの一角の牧場のはずれにあるお店に、まさにぴったりの名前です。
そして、センスが良いのは名前だけではありません。
お店の中の雰囲気、メニュー、いろいろな企画、どれをとっても、そこに訪れた人の気持ちを幸せにしてくれる何かが流れています。
私のおすすめは、飲み物とケーキのセットメニュー。
今日は、私は定番のチーズケーキとカモミールミルクティーをいただきました。
いつもどおり、素材の良さが伝わって来るチーズケーキは文句なし。
新鮮だったのは、カモミールミルクティーでした。
紅茶も併用するのかと思ったら、カモミールだけのハーブティーベースなんですね。
砂糖の甘味を加えることで、カモミールの香りが一層引き立っていました。
あいにく?今日は雨で、外は風も強くて寒々していましたが、ランプの明かりが灯る店内の雰囲気をかえって暖かくしていました。
ちなみに、空色Cafeのwebサイトがありますので、お出かけになる前にこちらをご覧になってください。