日別アーカイブ: 2009年2月21日

冬らしい一日


店の前にまだそのまま残っている風船かずらの実ザヤ
枯れて死んだ後もなお、新たな生命の種を護る役割を
果たしている姿に、感銘を受けずにはいられない私です。


 


一週間前、このまま春が来るのかと思わせるほど雪も消えかけていましたが、その後また寒さがやって来て雪も降って、そして昨日から今日にかけては大荒れ模様でした。
何と言ってもまだ2月ですから、この時期に雪が消えて土が顔を出すようだと、その後の寒さで植物が痛めつけられることになります。

小麦などは雪の下に護られて越冬していますから、雪は布団のような役割をしているのですね。
外気が真冬の氷点下の寒さでも、雪の下の地表面はちょうど0度前後に保たれて安定しているので、植物たちが冬眠するにはとても都合がいいのです。
太平洋側のむき出しの凍結した地表では、種以外は越冬出来ないものでも、雪国では十分暖かくなるまで雪に護られ、そして雪が融ければそれはそのまま必要な水の恵みとなって植物たちを潤します。
ですから雪国の春は、植物たちの勢いが違います。

雪国では、何かと言うと迷惑がられる雪ですが、本当はちゃんと役に立っていることを皆知っているので、今年のような雪の少なさには危機感を持っています。
地球温暖化の影響なんでしょうか。
近年の気候変動の大きさは・・・。
来週はまた気温が高くなるらしいですね。
もう少し冬将軍に頑張っていて欲しいと思っている私です。


    本日の食工房
今日は、寒い一日で雪も降っているし、果たしてご来店くださる方があるだろうかと思っていたら、午後少し遅い時間になって、福島から若いお友達が4人連れで押しかけて来てくれました。
そして、元気の素をいっぱい置いて行ってくれました。
ありがとう!


明日は、カフェクラブの集いです。
まだ若干名定員に余裕があります。
参加ご希望の方、これからでも間に合います。
お申し込みは、明日の朝でも大丈夫です。

午後2時より、終了随時。
参加費用は、お一人1000円です。