月別アーカイブ: 2009年3月

この暖かさで・・・

今日は本当に暖かい一日で、季節が一ヶ月以上も先に進んでしまったようでした。
周りの山々も青くかすんで水墨画のように見えていました。

この暖かさで・・・、

畑はいつから手を入れようか、雪囲いも外さなくてはなどと、気持ちが浮き足立って来るのが分かります。
田吾作モードのスイッチが入った私は、配達のついでにホームセンターに寄って、肥料などの資材を下見して来ました。
種ジャガイモも売り出し中でした。
今年は、またメイクィーンにしようか男爵にしようか、はたまた両方にしようかなどと計画中です。

それはさて置き。

この暖かさで、今日のパン焼き作業に早速影響が出ました。
何しろ、温度に敏感な酵母の活性。
冬の間、手を尽くして保温に努めていても、作業台や機械設備そのものの温度まで維持するのはよほど大変です。
それが気温がちよっと上がるだけで、何の苦労もなく温度を維持出来ます。

今日は、つい一週間前とは醗酵の様子が全然違いました。
おかげで、醗酵の速さに煽られて大変でした。
油断していると過醗酵になって、パンの出来が悪くなってしまいます。
モタモタしているつもりは全くないのに、いくら急いでも間に合わない感じがして、あの夏の暑さの下の苦労を思い出してしまいました。
とは言え、この時期季節は行きつ戻りつしますから、この次はまたどんなだか分かったものではありません。
この時期、寒さや暑さが安定している季節とは違った苦労があります。
それもクリアして、いつも美味しいパンを焼けるように、見えないところで努力しています。



「沼ノ平の小麦麺」のラベルが出来ました。


連れ合いに、イラストと描き文字で可愛らしいラベルを造ってもらいました。
製品化までもう一歩、4月に入って直ぐに二回目の製造を発注予定しています。
皆さまのご支援つまりご購入を、どうぞよろしくお願いいたします。

カトリン・パウルさんの個展




いただいたご案内のカードです。
食工房にも、まだ何枚かあります。


 


昨年、国際交流フェスティバルで知り合って、以来食工房のパンのファンになってくださったのが、西会津国際芸術村で活躍中のカトリン・パウルさんです。
何しろ、プンパニッケルや黒パンの本場ドイツからいらした方なので、こういう方に気に入っていただけたことは、私にとってはこの上ない誇りです。


ある時、カトリンさんの東京のお友達が西会津町に訪ねて来る機会があり、その際「東京から、あなたのお気に入りの美味しいパンを買って行きましょうか?」との申し出に、「こちらでいいパン屋さんを見つけたから買ってこなくていいよ。」と断ったとか。
そして、そのお友達をわざわざ食工房まで連れて来てくださったのです。


さてさて、前置きに長々と自慢話を聞かせてしまいましたが、そのカトリンさん、予定では今年3月いっぱいの滞在ということで、お帰りになる前に記念の個展が開催される運びになっています。


彼女は元々は写真家で、作品も沢山あります。
西会津町では、町長さんのご要望で町内のお年寄りの方たちのポートレートを撮られたそうです。


実は、昨年の秋に一度お邪魔しているのですが、その時は公募作品の展覧会が開催中で、カトリンさんの写真はまだ拝見していないのです。
今度の個展がとても楽しみです。


そしてカトリンさんにはもう一つ得意技があって、インスタレーションというジャンルなのですが、観客が作品を鑑賞するために作品自体の中に入らなくてはならないという、面白い仕掛けです。
例えば、一部屋あるいは家一軒丸ごとを作品にしてしまいます。
こちらの方はすでに秋に拝見していますが、中に足を踏み入れた瞬間に軽い驚きと共に作者の意図した世界に引き込まれる感覚が、とても楽しみです。


皆さんもよろしかったら、来週から一週間、機会を見つけて西会津までお出かけになってみてはいかがでしょう?


本日のコーヒー通信、ちよっと目先を変えてアートな話題に振ってみました。
今週はコーヒーのご注文、沢山いただいています。
この場を借りてちょっとお礼を一言。
ありがとうございます!


 


   追加更新


連れ合いが、「ドコノモリ」に新しいブログを追加しました。
<こちら>からどうぞ。

福寿草まつり

  


画像をクリックすると、拡大表示します。


昨年もご紹介しました「福寿草まつり」。
食工房で小麦を栽培していただいている沼ノ平地区で、毎年この時期に開催され続けて今回で13回目を数えます。
延べ約5haの面積に、100万株の福寿草が咲くという、すごいスケールです。

予定では3月21日から始まるはずでしたが、暖冬の影響でもう次々と咲き始め、少なからぬ人が訪れるようになったため、急遽時期を早めてすでに先週末から受け入れ態勢をとっているそうです。
ただし開会式は、予定通り21日に執り行うとか。

開催中は、毎週末沢山のイベントが計画されていて、地元の方々の意気込みを感じます。
実は今年からこの福寿草祭りは、町や商工会主体ではなく地元主体で自主的に開催されるイベントに模様替えになりました。
その第一回目ということで、地元の方々は集会所を事務局にして、企画や対外広報活動に余念がありません。
こんな風に、下から盛り上がる力に支えられれば、イベントは成功すること間違いありませんね。

そして福寿草が終わった後は、沼ノ平に古くからある桜の開花に合わせて、この桜に名前を付けることになっていて、広く名前を募集中です。
実際に咲いている桜を眺めてから名前を考えていただこうという趣向のようで、応募用紙は開花期間中現地の集会所においてあるそうです。
詳しいことは<こちら>をご覧ください。

なお、この桜が咲く頃を見計らって、食工房では「麦畑見学会」を行う予定です。
先日お電話で伺ったところによると、雪が融けて地面が顔を出し、薄っすらと緑が差してきているそうです。
とてもとても楽しみです。




昨年秋の麦畑の様子です。



ちなみに、「沼ノ平の小麦麺」は反応が上々で、早くも今回分は終了となりそうです。
すぐにも二回目を手配したいと思っています。
皆さまからのレビューはまだ聴こえてきませんが、私がすでに何度か食べてみた感想は、「申し分なく美味しい!」です。
特に、小麦の風味がそのまま味わえるのは混ぜ物なしの純正品ならではと、我が意を得た気分です。


山都町では、この他に今週末3月21日・22日の両日、恒例の「寒晒し蕎麦まつり」が開催されます。
併せて、21日には「全麺協 素人そば打ち段位認定山都大会(初段・二段)」が、22日には「第6回全日本素人そば生粉打ち名人大会」が、それぞれ開催されます。
蕎麦通の方、見逃せませんよ!



  おしらせ

今週は、木曜日・クリングラ、土曜日・カネリプッラです。

エコか、エゴか?

人類は、どうも次々と問題を抱え込む生き物のようです。
石油、石炭の枯渇が現実味を帯びた問題として騒がれ、一方原子力は未来永劫に核廃棄物の問題を残し、その板挟みの間に風力や太陽光、バイオマスなどの自然エネルギーの開発が、それこそなりふり構わず進んでいます。
そして今、最も現実的に開発が進んでいるのが風力発電。
ところがこの風力発電に使われる風車が、低周波公害を発生しているらしいことが明らかになって、社会問題になりつつあるそうですね。


それはそれとして、以前私が電気の引けない場所で山暮らしをしていた時、自家発電の手段として風力発電を考えたことがあり、風の様子を調べるためにただクルクル回るだけの風車を作って立ててみたことがあります。
羽の直径が3メートルくらいの、小さいながらもそこそこの大きさの風車でした。
モグラ避けの風車をご存知の方いらっしゃるでしょうか?
あれに比べればずっと大きくて、回り方もゆっくりでした。
高さ4メートルくらいの支柱に取り付けた風車が、グルグル回りだすと何だか頼もしくてワクワクしたものです。
ところがすぐに意外なことに気がつきました。
それは、鳥たちが半径約50メートル以内には絶対に近寄らなくなったことです。
特に頭の良いカラスは、ものすごく訝っている様子で、風車が回っていなくても用心しているのが見ていて分かりました。
なるほど、確かに鳥たちにしてみれば、高いところで動くものがあれば疑うのは当然か、と思った次第。
逆に、畑の作物を野鳥から守るのには、絶好の仕掛けだと言えます。
それから間もない頃、海外の風力発電施設で、風車が渡り鳥たちのコースに影響を与えているという情報に触れた時、「それは当然のことだろう。」とすぐに納得が行きました。




高知県 長岡郡 大豊町 「ゆとりすとパーク」にある
風力発電用風車。2基のうちの一つ。
風景としては好きなのですが・・・。
 


さて話を戻しますが、その低周波公害というのは相当深刻なもののようです。
しかし私は思います。
人間は人間だけの都合で、このようなことを問題にしたりしなかったりしますが、今までにもどれほど多くの野生生物たちが、人間活動のせいで影響を受け苦痛を強いられ絶滅して行ったたことでしょう。
最近は何をする時も、環境影響評価というものが行われますが、本当なら野生生物の代表を招請して意見を聴くべきですね。
本来、野生生物に影響があるなら、遠からず人間にも影響がないはずはないのであって、それを無視するのは他に不純な目的があるからでしょう。
先ずは、人間活動の浪費の構造に対する反省から始めるのでなくては、エコもただのエゴに過ぎないと私は思います。


 


 


   雑貨コーナーより、おしらせ

Blue Lace の春の服が入荷しました。
麻100%のワンピース。
麻、綿混紡のジャンパースカート。
麻100%のシングルガーゼ、チェック柄のストール等です。
今回より、入荷した服で、ご自分のサイズに合わせてのオーダーが出来るようになりました。
色も各種ありますので、詳しくはお問い合わせください。

土佐に酒あり、「桂月」


古いレンガ造りの煙突をそのまま
残した趣のある外観です。
時々マスコミの取材を受けるそうです。


土佐の高知と言えば、酒豪の地と覚えられてしまっているみたいで、飲めない私は何かと言うと肩身の狭いと言うか、ちぐはぐな感覚にいつも戸惑っています。
しかしながら確かに土佐は、有数の酒どころではあります。
私の生まれ故郷、高知県土佐郡土佐町にも造り酒屋が一軒あって、土佐酒造「桂月」という商標で売り出しています。
実は、私が帰郷の折に必ずお世話になる同級生の親戚がこの酒屋というわけで、今回ちよっとお願いして見学方々お話を伺って来ました。
私、酒は飲めなくても、酒造りには並々ならぬ興味を持っています。
何しろ、パン種を醗酵させるプロセスは、酒造りと全く同じと言って良いほど似ているからです。


ところで「桂月」の名の由来の一つは、明治の文人大町桂月にあります。
この人、今で言うなら椎名誠といったところでしょうか。
旅を日常とし、歌を詠み詩や日記をつづり、絵も描いています。
昔から、酒と芸術はどこかで結びついているようで、芸術家はよく飲み、酒屋は風流を嗜んで芸術家を大切にしたのですね。
考えてみると酒もまたコーヒーと肩を並べる嗜好品の雄であり、酒を造ることにも、酒を売ることにも、何か創造的かつ感覚的な要素が必要とされるのですね。
私などは、酒造り自体がアートだと思っています。
いつも、アイディアやユーモアに富んだ感覚が要求される仕事をしているからこそ、芸術に対して親近感や理解が生まれるのだと思います。



歴史を感じる古い酒蔵の入り口にかけられた
「桂月館」の表札



これが大町桂月さん。
なかなかの伊達男じゃないですか。
これがまた物凄い健脚で、高い山も
物ともせず闊歩したとか・・・。


お邪魔して早速案内していただいたのが、古い酒蔵を改装して大町桂月の資料を沢山展示してある「桂月館」です。
ここには、価値ある資料が沢山所蔵されています。
その昔、桂月存命の頃、直接交流があったことはもちろんですが、現在の社長も、桂月が足跡を標し後に碑が建てられた場所を訪ね歩いて写真に収め、後世に残せる資料づくりに力を尽くしています。
興味深くまた面白いお話しは、見学に行けばどなたでも聞くことが出来ます。
この方面にお出かけの機会がある方、ぜひ土佐酒造「桂月館」へお立ち寄りください。



こちら純米吟醸
楽しみです。



おしゃれな雰囲気の柚子酒
早速封切りして味わってみました。


さて帰り際、お土産にいただいたのがこちら。
私が自然食志向であることを承知で気を利かせてくださったのか、純米酒と最近売り出し中の新製品柚子酒です。
飲めないと言っても、一口も飲めないわけではありませんし、むしろおいしい酒の味は分かると思っていますから、ありがたくいただいて持って帰って来ました。
純米の方は、何か目出度いことやうれしいことがあった時に、その場に居合わせた方々と共に味わおうかなと思っている次第。
柚子酒の方は、興味が勝って早速封切りしました。
柚子の香りと日本酒・・・どんな相性なのかと思いましたが、決して悪くないですね。
柚子も酒も純粋な日本の産物ですが、この柚子酒は妙に洒落ていて味も香りも洋風、カクテルの材料にも好適です。
炭酸で割って飲むのもよろしいかと。



炭酸割りまたはビアカクテル(ピルスナーあたりがよろしいかも)でどうぞ。


ちなみに土佐酒造へご用の方、先ずはホームページ<こちら>をご覧ください。
ただし、事務方担当はIT堪能ではないので、ご注文やお問い合わせはお電話またはFAXの方がありがたいそうです。

荒れ模様の一日、ご来店御礼!

季節が行きつ戻りつしているようですね。
今日は朝から荒れ模様で、午後からは気温が下がって雪になりました。
畑も田んぼもすっかり雪が消えたと思ったところへ、少しですけどまた雪が被って束の間の雪景色です。

こんなお天気では・・・と思っていましたら、案外次々とご来店くださる方があり、うれしい気持ちでポイント2倍差し上げました。
それから、文旦ピールシロップも一瓶。
皆さんに喜んでいただきました。


話は変わりますが、食工房のメニュー一覧表が長いこと更新されないままになっていてご迷惑かけましたこと、この場を借りてお詫び申し上げます。
つい先日更新して、ホームページ上に公開いたしました。
あとまだ、コーヒーパンフレットも古いままになっていて、新しいブレンドがノートされていません。
こちらも早いうちに更新いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。


おかげさまで、高知から帰って早々からずっと忙しく、ブログがまた写真なしが多くなってしまって、こちらとしてもさみしい感じがしています。
やっぱりちょっとでも余裕というものは必要だし欲しいですね。


新しくこのブログをご覧になり始めた方、よろしかったら一年前、二年前の記事を少しずつでもご覧いただければ幸いです。


そうそう!あと一つ、高知に行っている間に予想通り10万ヒットを達成いたしました。
まだ、どなたからもお申し出がありませんので、キリ番プレゼントは宙に浮いたままです。
当分保留にしておきます。

隔世の感

先週高知に帰郷した折の話しです。
郷里の妹がPCを導入することになっていましたので、日時を合わせて、私が帰郷中にセットアップする手はずを整えておきました。

郷里の母に、ひ孫の写真や動画を見せて喜ばせたい、妹には音楽のファイルを沢山プレゼントしてやりたいなどと考えて、こちらから沢山コピーして持って行きました。

今は、こうした情報を持ち歩くにも本当に手軽な時代になっていて、まさに隔世の感があります。
着替えや旅の途中の軽食を詰め込んだリュックの片隅に、DVDLAMを2枚、ウエストポーチにSDカード1枚とUSBフラッシュメモリーを1個、わずかにこんな程度のカサに、CD約100枚分の音楽ファイルと数百枚の画像と動画、滞在中仕事で使うデータなどを格納して持って行けるのですから。

帰りには、向こうで撮った写真と更新したブログのテキストなどを入れて持って来ました。
これで妹がPCの使い方を習熟してくれれば、母や妹ともいつでもお互いの様子を詳しく報告し合えるわけです。

情報を扱う道具が、私たちが子どもの頃に想像することも出来なかったほど発達進歩して、それこそPCの画面に向かっていれば退屈することなどなくなってしまったかのようです。
気をつけていなければ、PC中毒、インターネット中毒になることは、本当にあるみたいですね。

素晴らしい道具に囲まれて至れり尽くせりの今、それを使って何を知り何を伝えるのか、それだけが問題なのでしょう。

それにしても、妹が手に入れた新しいPC、エントリークラスにもかかわらず、我が家のPCなんか比較にならない高性能で目を剥きました。
全く驚くばかりの日進月歩ぶりですが、それだけにITに付き合って行くためには、少しずつでもシステムをグレードアップし続けていないと、古いままでは機能しない項目が増える一方で、やがて役に立たなくなってしまうのですね。

最終的にコンピューターは、人類に何をもたらすのでしょう・・・?
必要で使っていても、ちゃんと距離を保っていたいと思っている私です。

やるしかない!の木曜日

再開一日目の木曜日、特に不手際はなかったのですが、それでも妙に時間を食ってしまいました。
いつもよりちょっと仕事量が多いと言えば多かったかも・・・。

それにしても、酵母菌は偉かったですね。
全く裏切ることなく、今日も上々の醗酵状態でした。
飯豊山食パンも気持ち良く膨らんで、先ずは一安心です。

いつも木曜日は、一週間のうちで一番テンションの高い日で、どうにかするとこの日一日で一週間分の仕事をしたようにドドッと疲れが出て、これから一週間持つだろうかと危ぶむことがあります。
そんな時は、とにかく「やるしかない!」と自分自身に言い聞かせることにしています。
いくらパンの出来が良くて気分が良くても、緊張感の持続はそれなりに疲れますから、大切なのは、それに耐えるだけの気力体力を充実させておくことですね。

私にとっても、家族にとっても、この帰郷の一週間の非日常は、良い効果があったと思います。
明日は、また大量のスコーン焼きに挑戦です。



    「沼ノ平の小麦麺」


先日、製麺屋さんから出来上がって来た「沼ノ平の小麦麺」です。
要するにうどんですが、原材料の沼ノ平産アオバ小麦は製麺適性が最高というわけではないので、ここは敢えて「沼ノ平の小麦麺」と名付けることにしました。
原材料の小麦は、農薬を使わず有機肥料だけで収穫されたものです。
いわゆる有機認証は取得していません。 ただし、その事実に間違いはありません。

試食用限定品として、営業利益なし実費価格500g入り1袋、500円で頒布いたします。
ご希望の方は、店頭にてお申し出ください。
遠方の方には、送料を負担していただければお送りいたします。
あまり数がありませんので、召し上がってみたい方はどうぞお早めに。

近頃のカフェ流行り


高知駅のなかにある、その名も「eki Cafe」
けっこう広い店内には沢山の席が。
飲み物はもちろん、パンや焼き菓子の他、
うどん、そばなどの食事メニューもありました。
<こちら> からeki cafe の記事をご覧いただけます。



こちらとしては、七日町の「駅カフェ」を知っているので、
「そうか、横文字でお出でなさったか・・・」と、ニンマリ。
会津の「駅カフェ」は、何と言っても先駆者ですから。<こちら>


今回の高知への旅で、東京でも高知でも気がついたのは、駅の中にカフェがいくつも店開きしていたことです。
以前からやっているところに加えて新しく開業したところもあり、数は確実に増えたという印象です。
特に高知駅は大々的な改装工事が終わって、小奇麗なカフェがいくつも店開きしていました。

そしてそれらのカフェに共通しいる点は、コーヒーなどの飲み物だけでなく、パンや焼き菓子などの軽食を用意していることです。
中には、ベーカリーやパティスリーと兼業のところもあり、利用する側から見れば楽しみの幅が広がって結構なことにちがいありません。

一方、店をやっている側からすれば、流行に乗って開業したのはいいけれど、状況は早くも生き残りゲームだということを実感しているのじゃないでしょうか。
まるで雨後の竹の子のように次々と店が増えて、そんなに利用者が見込めるものなのか?似たような仕事をしている立場の私としては、自分のことも含めてちょっと心配になります。

製造業であるベーカリーやパティスリーと、接客業であるカフェを両立させて行くのは、よほど難しいことに違いありませんし、業界の競争はますます熾烈になっていますし、何年か経つうちにはいくつかの店が閉店せざるを得ないかも知れません。

では、食工房にはどんなスタイルが相応しいのか、今までどおりにやっていくとしてもさらにどのような努力が求められるか、こんな時だからこそブレないで自分なりのスタンスを守って行くことが大切なのかなと思っている次第。
誰とも勝負するつもりはありませんが、それでも昨日も言いましたけど、ある意味、生き残りを賭けています。


  おしらせ

一週間留守をしたおかげで、やっぱりいろいろ不足が生じてしまいました。
しばらくはパニックになりそうです。
次々片付けて行きますので、よろしくお願いいたします。
文旦ピールシロップが、まだまだ沢山あります。
ご来店の方には漏れなく差し上げています。どうぞご遠慮なくご催促くださいね。
通販や配達の方にも差し上げます。

旅の途中

今日は、一週間前の夜高知に向かって出発した東京駅に、今度は高知から一晩かかって早朝7時前の到着でした。

何度も何度も再開発されて、その度に巨大になって行く東京駅。
日本橋口が出来ていて、周りは首が痛くなるほど見上げないと空が見られない、ガラス張りの高層ビルに囲まれた谷間でした。

大きな地震が来たらどんなことになるのだろう・・・、と思いつつ。
経済的、社会的要求と、建築家のセンスと夢と、それらに応える技術と産業、それらがあってこうしたものが出来上がり「文明」と呼ばれるのでしょうが、果たして、本当に人類はこんなものを作りたかったのだろうか?などと思いつつ、まだ一部は工事中の東京駅の中へと入って行く私でした。

会津行きのバスは、新宿発なのでJRの電車に乗って移動。
何年かのうちに、またまた新型車両が登場していて、軽量車体とハイパワーモーターのおかげで、またしても度肝を抜かれる加速感を味わいました。
でもでも、凄いスピードでホームに入って来たり、出て行ったりするのを見ていて、やっぱり都会は安全性よりも効率を採る所なんだと思い知りました。

乗換えまで二時間ほど空いていましたので、わざわざ一駅手前の代々木で降りて、昔行きつけのライブハウスがあったあたりを歩いてみましたが、もうどのへんだったか見当がつきませんでした。
時間つぶしに、そのままフラフラと新宿まで歩きました。

早朝の街は、あっちもこっちも回収前のゴミの山でした。
あまり美しくないけれど、それは仕方ないのですね。

どっかのビルの前では、工事に入る職人さんや人夫さんたちが、何台もの車の中で待機していました。
中には、朝ごはんのおにぎりを頬張っている若いお兄さんも・・・。

こうした人たちのかなりの割合が、今流行の派遣労働者なのかなと、仕事にありつけた人はまだいいけど、あぶれちゃった人はどうするんでしょうね。


 



 




それからまだ時間があったので、駅前のスターバックスでコーヒーを試してみました。
実は私、スタバのコーヒーは初めてでした。

何かと業界の話題を浚うスターバックスのコーヒーがどんなものか、先ずは素直な気持ちで初心者よろしくホットコーヒーをオーダーしました。
カップのサイズの大きさに驚いたのが一番。
「Sでお願いします。」と申し訳なさそうに頭を下げて、290円払って表のパラソルの下で、持っていた黒パンをかじりながらいただきました。
朝一でお腹も空いていましたし、舌先が一番敏感だったと思います。

結果を言わせてもらうと、やはり70点というところでしょうか。
豆は深炒りを使っていましたけど、それにしてもストレートに苦いだけで味わいの深さに欠ける気がしたのは、私だけでしょうか。
コーヒーブルーワー(コーヒー抽出機)で淹れると、これが限度なのでしょうかね。
そんなことはないような気もするのですが。
でも、お店の雰囲気やペーパーカップのアイディアは、さすがに上手いなぁと思いました。

コーヒーも、他の例に漏れず二極化しているようですね。
食工房もある意味、生き残りを賭けています。


さて、そんなこんなで午後には我が家まで帰り着きました。
いい加減くたびれましたので、明日からに備えて早寝するといたします。
土佐ネタ日記、この先も合間を縫って続けます。