月別アーカイブ: 2009年12月

緩やかに休日返上


I wish your Merry Christmas !


いよいよ今週が、クリスマス出荷のピークになりそうです。
ご依頼先への発送など、宛て先とご依頼主を間違えたりしないよう、ちょっと緊張しながらやっています。

今日は定休日で、ゆっくりと骨休めのつもりでしたが、実際はそうも行きませんでした。
造り仕事こそありませんでしたが、宅配便の送り状発行や中に入れるクリスマスカードの印刷、パッケージを造ったり何かと細々とした仕事がありました。
それでも食工房が動いていないと、ずい分緩やかな時間の流れだと感じます。
それだけ普段はテンションが高いということなのですね。


今日はまた、いつもは遠ざかっている料理もやりました。
本当言うと、料理は大好きです。
パン食をおいしくするための簡単なスープを一品思いついてうまく行きましたが、写真を撮らないうちにペロッと平らげてしまい、ブログネタにするにはちょっと不足なので、また次の機会にでも。


ここしばらく忙しくて、疲れも溜まっている様です。
ここであまりまったりし過ぎると、そのまま寝込んでしまいそうな気がしますので、今日のテンションはちょうど良かったかも知れません。
泣いても笑っても、あと一週間で山場を過ぎます。


シュトレン、ご好評いただいています。
まだまだ造らなくてはならないようです。
皆さま、ありがとうございます。

不信の社会に思うこと

私たちの社会が健全に存続するために、何よりもまず信頼が前提になっていることは、言うまでもないことです。
政治、経済、産業、その他私たちの生活(生存と言ってもいい)に関わる物事は全て、人と人が相互に信頼し合うことがなければ、そもそも成り立ちません。

ところが近年、その信頼に明らかに影が差して来たように思います。
いつの間にか私たちは、すぐには物事を信用しない習性が身についてしまったような気がしますし、個人情報の扱いにも神経質になって来たように思います。


無理もないことで、例えば、誰でも名前を思い出せる有名企業の中で、不正や不祥事に全く縁のなかった所が、一体いくつあったでしょうか。
全く信じられないような、税金の無駄遣いや人事のからくり、警察官や裁判官や医療従事者も例外ではありませんでした。
一番身近な家族である夫婦親子の間でさえ、幼児虐待やドメスティックバイオレンスが社会問題になっているのです。
私たちは今まさに、不信の社会に生きていると言える状況なのではないでしょうか。


食べ物に限っても、一頃世の中を騒がせた偽装事件のおかげで、食品の製造者はまず疑われて当然と思っていなくてはならなくなりました。
こんなことが積み重なって行くと、極端な話、私たちは誰の造ったものも安心して買うことが出来なくなります。


そういう状況の中で、信頼される事業を続けるために、私はやはり個人的なお付き合いから始めるしかないと思っています。
そして確かなものを造り続けること。


はっきり申し上げて、食工房の仕事は効率悪いですけど、信頼と効率は往々にして反比例するものだと思っている私です。


タイヤ交換しました。



今年はとにかく忙しいので、機械を使ってやりました。
でも、装着時の最後の締め付けだけは手でやります。


午前中いいお天気だったのに、雨も降り出した午後になって、やっとタイヤ交換です。
夕方、みぞれ混じりの雨になっていましたので、いつもながらグッドタイミング。
万全の装備は、自分の安全のためというよりは、交通社会全体への責任だと考えています。
皆がそうなら、自ずと自分の安全も護られることになりますから。
人がどうこうではなく、先ず自分からと思っています。
損得ではありません。

雪の気配

今週の週間天気予報は、ずっと雪マークです。
今はまだ雨ですけど、少しでも気温が下がったらみぞれか雪になるところ。

雪囲いも、一部を残して何とか設置しましたので、とりあえず大丈夫です

車のタイヤの交換はまだなので、明日あたりにと思っています。

ちなみに我が家では、タイヤは年中スタッドレスタイヤです。
どういうことかと言うと、一年おきに新しいスタッドレスタイヤを一組購入して、冬使用は2シーズンで終了。
古くなったのを、夏まで使用し続けます。

うちは走行距離が少ないので、さらに翌年の夏用としてもまだ使用可能です。
ですから、冬はいつでも新品または一年落ちのタイヤです。
一年落ちなら、残溝バッチリ、ゴムも硬くなっていないので、ほぼ万全のコンディションです。

それに加えて、タイヤチェーンも携行しています。
ジャッキアップせずに装着出来る小道具も自作しました。
さらに万一の時のことも考えて、ワイヤーとシャックル、ゴム手袋など、レスキュー用品も用意しています。
自分のためだけでなく、思わぬところで誰かのために役立つかも知れませんからね。

あとは、出かける時の状況次第で、スコップや雪掃き道具も積んで行きます。
そうそう、コーヒー豆が入っていた麻袋なんかも、役に立つことがあるのですよ。

最近はありませんが、これで山道を行くとなれば、鉈に鋸、チェーンソウも持って行きます。
使い捨てカイロに毛布、そして堅焼き黒パン。
山暮らしで身に付けた、サバイバル&レスキューのノウハウです。

飯豊山は、もうすっかり雪化粧。
まるでシュトレンのようです。


  食工房からおしらせ


 シュトレン販売中です。

おいしかったからと、ギフト用に追加のご注文をくださる方、あるいはご自身用に2個目をお求めになる方もいらっしゃいます。

今なら、予約なしでもお求めいただけます。

クリスマス、お正月、あるいは冬の間の楽しみに、お一ついかがですか。


食工房のシュトレン 1個 2700円 1/2カット 1500円

ギフトパッケージも用意しています。(+200円)

アメリカ的なものへの決別

ノーベル平和賞を受賞したアメリカのオバマ大統領が、授賞式の席上で演説した中で、暗にイラクとアフガニスタンにおける戦争を正当化したことを巡って、今世界中で議論が百出しています。

多分こんなことは、今までになかったことです。
平和への貢献を認めて贈られる、世界一権威のある賞の受賞者が、平和の実現のために時に戦争という手段も必要であり、これまでのアメリカの武力行使はその意味において正当だと宣言したのですから。


アメリカという国・・・。
世界中の国々がアメリカの成功に倣おうとし、世界の覇者たるアメリカ・・・。

しかし事実を見る限り、一方で世界中に戦争の火種をまき散らして来たアメリカ。
冷静に思い起こせば、建国の歴史からして血に染まっていたのではなかったでしょうか。
かつてヨーロッパがアメリカ大陸の存在を発見した時、そこを「新大陸」と呼んだことは、先住民の側からすれば「傲慢」以外の何物でもなかったはずです。


また、アメリカが関わった戦争のほとんど全てが、アメリカ自身の画策によって始まったものであることは、後になって次々と明らかになりました。


しかし今私は、そのアメリカの人々を糾弾せよと言いたいわけではありません。
今、世界中の人々が、そしてアメリカの人々自身も、気づいて決別しなくてはならない何かがあると言いたいのです。


アメリカ的なもの・・・。
アメリカを、そして世界を動かしているメカニズム。

長い時間をかけて少しずつ形作られ、今この時代に姿を現したそれは、競争原理と産業と経済そして戦争も組み込んで出来上がった、まるで巨大なゲームマシンそのものです。
今や世界は、一大賭博場の様相です。

もはや誰もが、このゲームに加わらないわけには行かない。
そして勝っても負けても、次第に世界はお互いに疲弊しつつあるように見えます。

もちろん、自然の営みの中にも競争があり、闘いがあることは確かです。
しかし、人間はそこに際限なく残虐性を加えることが可能です。
このゲームに勝つために手段を選ばない、つまり回り回って戦争もありとするなら、そこから先は際限はないということです。


アルカイダ相手に交渉の余地はないのだと、アメリカが言うなら、アメリカを相手に他に方法はないのだと答えるでしょう。
長い歴史の中で、どちらが先に手を上げたのかを言い始めたら、全く切りのないことです。


この終わりのない罠と疲弊から救われるために、何に決別すべきか、それを考えなくてはならない時が来ていると思う私です。

寝床

夜、寝床に入る時、いつも決って思い浮かべることがあります。
それは、こうして雨風の当たらない屋根の下で、暖かい蒲団に包まって眠れることの幸せです。
事の始まりは山暮らしをしていた頃、氷点下の寒い冬の夜、蒲団に包まりながら、ふと外にいる鳥や獣たちのことを思いました。
自分の毛皮あるいは羽毛一重っきり、それ以外何もまとわず、木の陰か地面に掘った穴の中か、そんなところに隠れて寝ているのだろうな・・・。
でも大方ぐっすり寝てなどいられないだろうな。
それに比べたら、人間は何てのんきに眠り込んで、夢を見たりしてゆっくり目覚めるんだからな・・・。
そして次に、同じ人間でも、橋の下で寝る人もいたのだったと、そちらも思い出してしばし手を合わせ、いつの間にか眠りに落ちる私でした。


この頃になっても、やはり寝床に入る時は条件反射のように、同じことを思っている自分に少し驚きつつ、これは忘れてはいけないことなのだからと自分に言い聞かせています。


そんな思いと少し関係あるのですが、私は寝る部屋も蒲団の中も暖房していません。
寒い部屋の冷たい蒲団に入っても、すぐに温まって来るのです。
その体の健康にも感謝しています。


今日も、もうすぐ寝床の中です。

菓子屋の功罪

製菓業界に一つの法則があって、曰く「砂糖の使用量に比例して、売り上げが増える。」とか。
つまり、甘いものほどよく売れるというわけです。

一頃、甘味離れが話題になったことを覚えているのですが、その実どうだったのでしょう。
私の実感では、その法則はずっと生きていますね。
近頃は、若い人も年配の人も、「スィーツ」と名前こそ変わりましたが、甘味品への嗜好は多様化しますます強くなっているのですね。
甘いものへの需要が陰りを見せることはないようです。


一方、甘味品の摂り過ぎが健康によろしくないということは、前々から言われているのですね。
特にマクロビオティックの考え方では、砂糖は禁忌品と目されていますし、蜂蜜や果物さえも避けるべきと教えています。
その是非は賛否両論あると思いますが、甘味中毒というのは実際に起こり得る疾病なので、軽く無視しておけば良いというものではないと、私は思います。


人間の甘味への欲求には際限がないと言われています。
※そのへんのことは、<こちら>を参照していただきたいと思います。
しかしそうなると、いくらでも甘味を強くして嗜好を誘うことが出来るわけで、限度を超えれば明らかに健康に害が出ることは否定出来ません。
その限度がどの辺にあるのか、それがまたいろいろな意見があって難しいのですね。
人の味覚は、甘いとおいしいが微妙に重なり合っていて、はっきりと分け隔てることが出来ません。
つまり、甘いものはおいしい、おいしいものは甘い、と感じるように出来ているのですから。


実はその辺りに菓子屋の功罪があると思うのです。


食工房も、甘いお菓子を造っていますので、それが皆さんの健康にとって功となるか罪となるか、やはり気にしています。
もちろん、皆さんがそれぞれ自分に合った食べ方をコントロールすれば良いことなので、私が気にしても仕方がないのかも知れません。
それでも、食べた後になって「ああ、こんなに食べなきゃ良かった・・・。」と思われるようなお菓子でないことを願い、いつもそのコンセプトに基づいてレシピを練っています。


ちなみに、食工房のクッキーやケーキなどは、時々「甘くない。」とか「味がしない。」と言われることがあって、そういう時はいろいろな意味でちょっとショックです。


売れなきゃ困るけど、妥協は出来ない、したくもない。
万人に好まれるなんて所詮無理です。
例えお一人でも、おいしいと言ってくださる方がいれば、そこからスタートと思って今までやって来ました。


これからもその方向でやって行きます。
お付き合いのほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

パン、値上げのお願い

先月の「パンだより」ですでに予告申し上げておりましたが、旧価格で仕入れた小麦粉が底を突き、いよいよパンの価格改定をお願いしなくてはならなくなりました。

そうは言っても、世の中はデフレ傾向が明確となり、値上げどころではない流れです。
ここでどういう判断をするか、難しいとろです。
値上げしてお客さまの反発を買うことになったのでは困りますが、我慢しているうちに経営が苦しくなって回らなくなったのでは、これまた仕方ありません。

結局、最低限度内の値上げということで、皆さまのご了承をお願いすることになりました。
実際に値上げになるのは、一部のパンです。
地元沼ノ平産のライ麦、小麦は契約価格なので、今回影響はありません。
プンパニッケルは、価格の変更はありません。
また焼き菓子類も、小麦粉の原材料費に占める割合が小さいので、今回は値上げを見送りました。
結局全体では、若干の利益減少となりますので、ここは皆さまの更なるご愛顧を賜ることで維持出来ればありがたいと存じます。


なお、実施は12月17日出荷分からとさせていただきます。
新価格の詳細は、とりあえず合わせて公開しました「パンだより49・冬至号」紙面をご覧ください。

メニュー表の更新は、この後作業いたしますので、今しばらくお待ちください。


  シュトレン 好評出荷中です。

すでに次々とご注文先にお届けしています。
おいしかったからと、もう一度あるいはギフト用にご注文くださる方も多数おられます。
今年は、バター不足の心配は全くないようで、このところ毎週36個ずつ、すでに160個余を製造いたしました。
まだまだ余力がありますので、さらに数を増やして、年明け以降にも出荷出来るようストックしておきたいと思っています。


皆さまからのご注文を、引き続きお待ちしております。
現在は、ご注文いただいてすぐに出荷が可能です。
どうぞよろしくお願いいたします。
シュトレンのご案内の記事は、<こちら>

海へ


強い西風に逆らって打ち寄せる大波は、後ろに向かって飛沫のアーチを描きながら迫って来ます。 



 この春眺めた高知の海とは、ずい分違う三陸の海です。
<こちら>をご覧ください。



 風が付けた紋様とカモメの羽毛
ここは「砂浜美術館」


昨日は、Altanのコンサートを聴くために、娘二人を連れて6年ぶりにいわき市まで出かけました。
連れ合いは、お留守番・・・。

何しろ遠い道のりなので、時間に余裕を見て大分早く出発しました。
こちらを発つ時、曇り空から冷たい雨がパラつく天気でしたが、浜通りエリアに入ると真っ青な空と暖かい日差しが待っていました。
会津の空と、何という違い!
「性格、変わるよねェ!」と思わず口をつきました。
庶民性は、その土地の気候にも大きく左右されると言いますが、その通りに違いないと思った次第。
逆に、会津人の寡黙さと辛抱強さにも納得する私でした。


そこで以前通い慣れた道を通ってみようと思い、高速道路を途中で下りました。
懐かしい道筋をドライブしているうちに、ふと海を見たくなり四ツ倉海岸まで行きました。
そこには、いつもお世話になっているふれあい物産館の「くさの根」さん<参照>があるので、そこで食事も出来るし女主人のNさんを驚かせてやろうと、いい思いつきに機嫌良く辿り着きましたが、何と!Nさんは入れ違いに喜多方方面にお出かけでした。

残念でしたが食事だけいただいて、海岸でしばらく過ごしました。
久しぶりに見る海は、やはり心を揺らすものを感じ、いつまでも去りがたい想いがありましたが、夕日を見ながらコンサート会場へと車を走らせました。



 いわき市での公演は、今回の日本ツアーの初日だったそう。


コンサートが素晴らしかったのは、もう言うまでもありません。
件の友人夫妻は、ロビーで歓迎コンサートに出演。
本番前の一時、いっそう気分を盛り上げるのに一役買っていました。
そして、Altanだけでもうれしいのに、もう一組のゲスト(カトリオーナ・マッケイとクリス・スタウト)も素晴らしい人たちで、こんな豪華なメニューを一晩で楽しめたのは、これ以上ないほど幸運なことでした。


会場で販売されていたCDを全部買いたかったけれど、とてもそんなわけに行きませんので、選びに選んで私と娘たちそれぞれ1枚ずつの勘定で3枚入手し、その場でサインしてもらいました。


かくして上機嫌で帰って来たのはいいのですが、この大散財の穴埋めをするために、今週は休日返上で仕事です。


  


  今週のクッキーとマフィンのお知らせです。


クッキーは、ジンジャークッキー、コーヒークッキー、わらいごまの3種類。


マフィンは、今週は4種類全部焼きます。

今日は大失敗

今日は、何年ぶりに酵母の醗酵を見誤ってしまいました。
否、冷静に思い出すと、ちゃんとサインが出ていたのですが、確実な対応が出来ていなかったのですね。
ですから、酵母のせいではなくて、あくまでも私のせいなのですが・・・。

それで今日焼きのパンは納得が行かず、全て自家用としました。
ああ、大変!

それはそれとして、今日はシュトレンも仕込みました。
こちらも酵母を使います。
さあ、これがどうなったか・・・?
36本ものシュトレンですからね。
金額から言っても大変な損害になります。

ところが不思議なことに(本当は不思議でもなんでもなかったのですが。)シュトレンの生地は、今シーズン最高の状態でした。
焼き上がりも最高です。

一体何故こんなことが起こったのか?
あまり詳しくお話しすると、酵母のノウハウを全て公開することになりますのでそれは出来ませんが、要は今日の場合、ただ時間を待っていれば良かったというだけのことでした。
だから午前中に焼き上がったパンは全滅。
午後遅くまで時間が延びたシュトレンは、最高の出来。

それにしても、こんな単純なことでも、その時には判断に戸惑いました。
何か未だ未知の領域があるのではないか、自分の知らないところで思いがけないトラブルが発生しているのではないか、そんな不安が頭の中を過って、ただ待っていればいいなんて結論は出せないのですね。
いい勉強になりました。
どこまでも奥の深い、天然酵母との付き合いです。


さて明日はいよいよ、楽しみにしていたAltanのコンサートです。
帰りは深夜になると思いますので、明日のブログ更新はお休みです。

B2

毎度、忙しい忙しいばかり申し上げて、恐縮です。
そう思っていたら、うちなんかよりずっと忙しいお仕事をしているところがあったのですね。
言うまでもなく、運送屋さんです。


食工房は、開店以来ヤマト運輸の宅急便を使っていますが、今日も集荷に来てくださった時点で一部梱包が間に合わず、うちからさらに山奥の地域へ回った後の帰り便に、もう一度寄ってもらいました。
いつも回って来るドライバーさんは決っていて、何人かメンバーがいるのですが、今日は中でも一番手際の素早いSさん。
最近、その彼がバリバリにハイテンションなのが分かるほどですから、どんなに忙しいのだろうかと想像しています。

ところでB2というのは、ヤマト運輸が業者向けに開発した、送り状発行システムの略称です。
自宅や会社のPCを使って、荷物に張り付ける送り状をプリント出来ます。
送り先や依頼主などのデータは、一度入力すればマスタ登録されていますから、二度目からは呼び出すだけですぐに発行出来ます。
間違いも少ないし、時間の節約にもなるし、専用の用紙は無料で供給してもらえますから、こちらはインク代だけ。
出荷後の追跡も、簡単に検索出来ます。
どの道PCを使っているのですから、取り入れて大正解でした。


と、そこまではこちらのメリットですが、実は集荷の際の大きな時間節約になることが、今日改めて分かりました。
送り状に刷り込まれたバーコードを読み取るだけで、瞬時に受け付け完了になるのです。
今日の荷物は8個。
彼が店に飛び込んで来て、荷物を抱えて出て行くまでに、1分くらいだったと思います。

「毎度ありがとうございます。宅急便です。」と言うが早いか、機械を取り出してピッピッと読み取り、十秒もかからず荷受け確認書のシールを発行して私に手渡し、荷物を抱えて駆け足でトラックとの間を二往復。
「ありがとうございました。」と言い残して、走り去って行きました。
いやー、忙しそうだなァ・・・とため息をつきながら、深々とお辞儀をする私でした。

明日にはもう皆さまのお手元へ、お荷物が届きます。