肩こりは動かして治す

私、四十代の終わりに右腕が上がらなくなる、いわゆる「四十肩」に、そして五十代前半の一時期今度は左腕が上がらなくなって「五十肩」でした。


どちらも、運動量の少ない冬の季節が終わる頃に顕著に顕れて、春を迎えた後も数か月後を引いて、夏が来るころまでかかって治った記憶があります。


その後も時々ひどい肩こりに襲われることがありましたが、その二度の記憶から肩こりは他人に揉みほぐしてもらうよりも、むしろ自から動かして運動に努めた方が早く治ることを実感していましたので、以後他人の手を煩わすことも張り薬の世話になることもありません。


痛くても少しずつ根気よく動かすこと、またランニングなどで血行を良くし沢山酸素を取り入れること、これでもう肩こりとはおさらば出来ます。
歩いたり走ったりする時に、しっかり腕を振るのが特に効果的です。


思い出してみると、パソコン作業、車の運転、コーヒー豆の選別など、目を酷使する一方で首を動かさない体の使い方が、一番肩こりを誘いやすいですね。
健康にも良くないと思います。


ここしばらく、朝のランニングが途切れ途切れになっていました。
てき面、微妙に肩こりが定着して来る感じがして、だるい様な眠い様な感覚に襲われたりして、仕事をしていても今一つ意気が上がりませんでした。


今朝は、気持ちを入れ替えるつもりでしっかりと走りました。
そして午後は昼寝の後、自転車で6kmほど離れた街中まで、用足しに出かけました。
炎天下でしたが、走っている間はスピードが乗って風が当たるので、暑さも気になりませんでしたし、途中何ヶ所かアップダウンがあって、適度の負担でいい汗をかきました。


その後もう一度、犬を連れて家の周りを1km余り歩き回って、一日が終わりました。


それで今はもう、昨日までとは全然違う身体感覚になっていて驚きです。
何だか、人生に臨む気持ちまで変わって来るような気がします。


若い頃から、食べ物のことはいろいろ気を付けて来ましたが、運動のことはほとんど顧みることがありませんでしたから、正直今頃になって後悔しているのです。
いやー、三十代の頃からしっかり運動に努めていたら、全然違う人生になっていたかも・・・。
と言っても始まりませんから、こうして気づかせてもらったことに感謝して、最善を尽くすのみですね。
いやいや、今だって決して悪くないと思っている私です。