他所のコーヒーを飲んで、改めて分かる食工房テイスト

今日は全く久しぶりに、街でコーヒー豆を買いました。

と言うのも、店のコーヒー豆がすっかり在庫切れになってしまい、自家用に飲む分さえ無くなったからです。

スーパーマーケットで食料品の買い物のついでに、コーヒーの商品棚を見ると、しばらく見ない間にずい分品揃えがにぎやかになっていました。
以前なら、大手のコーヒー会社ものが置いてあるだけだったのに、今日はまたとんでもないサプライズに出合いました。
件の「エチオピア・モカ・イルガシェフェ・オーガニックバージョン」です。
※「おいしいコーヒーの真実」というドキュメンタリー映画の中に登場する、タデウス・メスケラ氏がオーガナイズするコーヒー豆の中の最高級グレード品。

全く、巷のスーパーでこんなものを売っているとは、思っても見ませんでした。
他のものに比べてちょっとお値段は張りましたが、と言っても200g・998円ですからお手頃です。

それで買い物から帰って来ると、何と!スタッフのMさんもお取り寄せのコーヒー豆を持参してくれていました。
こちらは、フィンランドのシナモンロール・カネリプッラにベストマッチのブレンドと謳った、コスタリカ産の豆を中心に東ティモール産、ブラジル産を合わせたもの。
早速その場で、大試飲会(大げさな!)となった次第です。


で、一同、二つの銘柄のあまりの個性の違いに、度肝を抜かれると言うとまたまた大げさですが、同じコーヒーと言うカテゴリーの中に、こんなにも異なる味が存在していることに驚きました。
どちらがどうだったか、それはさて置き、一同が首を揃えて頷いたのは、食工房テイストもまたはっきり分かる一つの個性を持っているという点でした。


コーヒーの世界の奥の深さは元より承知ですが、コーヒー本業というわけではないので、世界中のコーヒーを取り揃えて商売というわけには行きません。
いろいろ試した結果、私のコーヒーはこれだ!とたどり着いたのが、食工房テイスト。
この味一本で皆さまのご批評を仰いで、もうかれこれ20数年です。

それなりに落ち着いて、冒険することもないのですが、アフリカやアジアのコーヒーにも、そそられる魅力がありますね。
いやー・・・、大変です。