文旦ピールとコーヒークッキー

今日は先ず、文旦ピールづくりから始まりました。
朝一番から、文旦の香りが作業場の内外に漂い続けました。
しばらくたって、コーヒークッキーの仕込みにかかりましたが、香りが自慢の自家焙煎コーヒーのフルシティーローストを微粉末に挽きますので、今度は強烈なロースト香が広がります。
柑橘の香りとコーヒーのロースト香は、必ずしも相性がいいとは思えませんので、どんなことになるのかと思っていたら、何のことはありません。
コーヒーの香りは、他のにおいを消す働きがありますから、あっさりと文旦の香りを押しのけてあたりをすっかり占領してしまいました。
これがチョコレートだと、とてもいい感じの香りのハーモニーになるんですけどね・・・。
でも、コーヒークッキーを焼き終わってしばらくしたら、また文旦ピールの香りが広がっていました。
今日もシロップが沢山出ましたので、小ビンをありったけ用意して、これから詰めるところです。
今週、パンを買ったお客さまに差し上げることに・・・。
はてさて、何人分出来るでしょうか?




立ち昇る湯気は、芳しい文旦の香り。
砂糖を加えるにつれ、しだいに香りは弱くなり、
その分ピールの中に固定されています。



強烈なコーヒーの香りを放ちながら、
オーブンの中で焼き上がり寸前のコーヒークッキー。


忙しかった一週間も終わり、明日は定休日なのですが、いろいろやることがあります。
その一つ、沖縄の知人から自作のコーヒー豆<関連記事>をいただきましたので、テストローストします。
また七輪に炭火を起こして、手網焙煎です。
今度の日曜日は、カフェクラブイベントで、他店のコーヒーを仕入れて飲み比べをします。
その一つに、この沖縄コーヒーが加わることになりました。
それでイベントの方は、すでに予約満了です。
これを読んで、オッと思われた方、残念ですがまたの機会に・・・。
焙煎の様子などは、明後日の「習刊・コーヒー通信」で。

文旦ピールとコーヒークッキー」への2件のフィードバック

  1. may

    初めて食べた文旦は八朔とグレープフルーツを彷彿とさせ、清々しい春の味がしました。でも香りは文旦が一番ですね。上品な香りがしばらく手に残ってうっとり気分でした。とても美味しかったです。我家でもピールかジャムを作ってみようかと思います。
    シロップも黒パンやヨーグルトと頂いています。あのほろ苦さに春の香りを感じつつ、毎回楽しみながら少しずつ頂いています。
    珈琲の会も楽しみです。(違いが分かるか?ですが)
    あとMYブレンド、細かめで入れてみました。香りの良さにまず驚きました。部屋中珈琲の良い香りに包まれました。深みも渋みも私好みです。やっと好みの味を見つけ出せたかな?嬉しいです。

  2. Mikio

    mayさん、コメントありがとうございました。
    コーヒーの味、気に入っていただけたようでよかったです。
    また違う気分の時には、違うブレンドをお試しください。
    どのようなご希望にもお応え出来るよう、さらに勉強しておきますので。

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