カリーソース vol.2

チキンマサラとターメリックライス

先ずは我が家の定番 №1 食工房流チキンマサラです。
そしてターメリックライス。
インドでは、黄色は目出度い色として、好んで使われます。




鶏肉は骨付き手羽元を使います。
一皿に一本、今回は20皿分として20本用意しました。
今回使った鍋は、直径30cm容量8リットルですが、もっと小さいものでも間に合います。
水を3リットル、骨付き手羽元肉を20本入れ、ベイリーフ(月桂樹の葉・ロリエあるいはローレルとも言いますね。)を3枚浮かべて、中火で煮込みます。
沸騰して来たら、アクをすくい取ります。





弱火にして10分くらい煮込んだら、玉ねぎのソースベースを入れます。(玉ねぎ2㎏分)
冷凍のまま放り込んで、かき混ぜ溶かしながら煮込んでいます。
きれいに溶けたら、ゆるゆるとかき混ぜながら、もう一度煮立って来るまで煮込みます。
次にトマトペーストを入れます。(350g)
トマトから下ごしらえすることも出来ますが、今はまだ出盛りではないので、業務用トマトペーストを使いました。

※トマトから下ごしらえする方法も、時期になったらやります。

焦げやすくなっていますから、この間ずっとかき混ぜています。




トマトペーストを入れた後もう一度煮立ったら、いよいよカリーマサラと塩を入れて仕上げます。

「食工房のカリーマサラ」 約33gと塩大さじ3杯が目安。

カリーマサラも塩も、そのまま直に入れて大丈夫です。
カリーマサラをバターなどでローストする方もいると思いますが、食工房のカリーマサラは、調合する前にスパイスをオーブンでサウナ(高温浴)してありますので、そのまま使っていただいた方が良いと思います。
カリーマサラがきれいに混ざって馴染むまで、かき混ぜながら煮込みます。
以上でカリーソースは出来上がりです。




ターメリックライスを炊く間、火を止めて休ませておきます。





米は、水洗いした後ザルに上げて水気を切り、さらに風通しの良いところに広げて乾かします。
フライパンにバターとオリーブ油を熱し、米を入れて焦がさないように注意しながら炒ります。
米1カップに付き、バター10gオリーブ油5ccくらいが目安。
炒り上がったら一度完全に冷まします。
その後、スパイスと一緒に釜に入れ水加減をして炊きます。
ターメリックは米2カップに付き大さじ1杯弱、カルダモンを小さじ1/4入れます。(いずれもパウダースパイス)
※ターメリックだけだと、ちょっと土臭い感じがしますが、カルダモンを少し加えることで、甘みのある上品な香りになります。

水加減は、米と同量を目安に調整してください。
もし、インディカ米が手に入るなら、パラッとした感じに炊き上がって、さらに気分が出ると思います。
ターメリックライスが炊き上がったら、カリーソースをもう一度煮立つまで加熱して、いよいよ皿に盛り付けます。




この場合、ソース1皿分は180ccのレードル1杯の勘定です。
野菜サラダなどを添えてお楽しみください。
あと口には、ヨーグルトなどがあればまたいいと思います。
次回(来週末の予定)は、レンズ豆とひよこ豆を使って、ダルカリーをつくります。