待降節


毎年、定位置に飾られるクリスマスキルトと天使の楽隊。
今年もこの写真を撮ることが出来ました。ありがたいことです。


キリスト者の間では、今日から「待降節」と言って、キリストの降誕を待つ望む期間に入ります。
商業イベント化したクリスマスは、もうすでに騒がしく始まっていますが、キリスト者にとって待降節は、むしろ静かに敬虔な気持ちで過ごす期間です。
私が覚えている習慣と言えば、肉を食べない、その他贅沢をしない、何か一つでも自分自身に犠牲を課す、そんなようなことだったと思います。


世間の騒ぎとは全く違い、クリスマスイヴは中でも一番信仰心を厚くする時で、大人たちは教会の深夜ミサに出かけます。
子どもたちは、サンタクロースのプレゼントを楽しみに、寝床の中。
そして本当のお祝いは、25日になってからです。
その代わり、その日から何日間かお祝いが続きます。


待降節の間、主日(日曜日)ごとにささやかにお祝いをして、シュトレンを切って食べる。
ドイツの習慣だとか。


日本はキリスト教の国ではないので、今言ったようなことはキリスト教信者でさえ、習慣になっていないことが多いのじゃないかと思います。


かく言う私は、信仰心も疑わしい信者とは言えない程度のクリスチャンですが、そのような敬虔な気持ちで過ごす期間というのは、誰にとってもあっていい時間なのじゃないかと思っています。
私にとっては、仕事が忙しくて我を忘れそうになるこの時期、ちょうどいい精神修養のような意味があるのですね。
厳密ではありませんが、自分流の待降節を静かに過ごしています。


さて昨日も申し上げましたように、今年もクリスマスの飾りつけをしました。
去年も同じことを申し上げたと思いますが、同じ風景をまた今年もお見せして、この一年間が無事だったことを喜びたいと思います。
よろしかったら、去年、一昨年の記事を併せてご覧ください。
<こちら>からどうぞ。


 



上の娘が作った天使の楽隊 もうかれこれ8、9年目



20数年前、愛知県の小原村の陶芸作家さんからいただいたもの
フェルト製のキツネちゃんは、南会津町のお友だちの作品です。
<こちら>をご覧ください。 



昨年、通販で買ったドイツ製の切り紙細工



神奈川のKさんからいただいた、ステンドグラスのミニチュア(アクリルシート製)
フランス・シャルトルの大聖堂、南向き・バラ窓(13世紀)  



連れ合いのお友だちからいただいたステンドグラス
上の娘が作った、折り紙細工



こちらも、上の娘が作った切り紙細工



くつしたのオーナメントもいつものように・・・。



九州のKさんからいただいた、手づくりのオーナメント
うさぎの切り紙細工は上の娘の作
 



オリジナルクリスマスカードもあります。 



おなじみのトントたちも勢揃いしてお出迎えいたします。



皆さまのご来店をお待ちいたしております。