本年最後のパンの仕込みです

明日のパン焼きで、製造現場は一応仕事納めです。
一応と言うのは、明後日クッキー焼きをやるかも知れませんので・・・。

新年は、1月7日が初窯と予定しています。

正月のお休みの間も、自分たちがパンを食べたいので、明日は少し多めに一通りの種類を焼きます。
パン好きの方、どうぞパンを買いにおいでください。


さて話は変わりますが、実はシュトレンを作り始めて今年で四回目のクリスマスシーズンでした。
その間何度か、他所のパン菓子屋さんの作になるシュトレンを食べる機会に恵まれました。
有名処のものあり、由緒ある洋菓子屋さんのものありと、いろいろ勉強になりました。
どれも皆それぞれに、工夫を凝らした自信作として、お店の誇りを賭けて販売に臨んでいるものばかりです。
大変良い刺激をいただくとともに、我が食工房のシュトレンの特長は何かということを、客観的に評価する物差しにもなりました。

そこで、我が食工房のシュトレンの特長の一番は何かと言うと、「香り」だと自信を持って申し上げることが出来ます。
手前味噌で恐縮ですが、その香りを楽しんでいただくために、幾つもの工夫(仕掛け)を凝らしています。
その辺の詳細を申し上げることは出来ませんが、決して何か一つ特徴的なものを使っているわけではない、ということだけを明かしておきます。
いろいろ合わさって一つの香りと味わいのハーモニーが出来上がります。
これだから、菓子造り(料理全般ももちろん)はアートと言われ、面白く興味が尽きないのですね。


さてそのシュトレンですが、越年長期熟成したものを来年になってから販売いたします。
数は、僅かしかありませんが、全く別なパッケージ仕様で新年のご贈答用にもお使いいただけます。


どうぞお楽しみに。

食工房、本年の営業は、28日までです。
明日から最後の3日間、店頭にてコーヒー無料サービスいたします。