もしもピアノが弾けたなら

もしもピアノが弾けたなら・・・、有名な歌ですね。
でも今日の話しは、その歌とは関係ありません。

その昔10代の頃、私、何を隠そう本気でピアノ弾きになりたいと思っていました。
ただ、やりたい音楽はクラシックと言うわけではなく、ジャズやロックやブルースなどで登場するピアノにあこがれていました。

それでも、まずはクラシックの基礎を学ぶに越したことはないと、遅まきながらピアノを習い始めましたが、やっぱり何かしっくりしませんでした。
それに自宅にピアノがあったわけではなく、親戚の家のピアノを借りて練習するのですから、なかなか思うようには進みません。
結局、みっちり2年くらいやりましたが、そこであっさりと投げ出してしまいました。

その後は、もう全く支離滅裂のいろいろ人生。
60も過ぎて、どうやら私の人生は、パン屋で終わりそうです。
いやいや決して悪くないと思っていますよ。

でもねぇ、ふと思いついて今日インターネットで検索したら、その昔、こんなのが弾きたかったんだよ・・・という曲の演奏が、YouTube で出ていました。
これだよ!これ!と、幾つかの演奏を聴きあさっていたら、弾き方をレクチャーしている動画もあるではありませんか。
今は、わずか数万円で、ピアノの音が出てタッチもピアノそのもののキーボードが手に入るのですから、まあいい時代になったものです。

ここにあの頃の私がいたら、人生が変わっていたかも知れません。
その代わり、パンは焼いていなかったと思いますが・・・。
人生にもしもは無い!でしたね。
でも今日は、もしもピアノが弾けたなら・・・と、思ってしまいました。


その曲とは、これです。

ついでに、こんなのもやりたかった。今でも、血が騒ぎます。