カエルが鳴いてもぐっすり眠れるという話

もう5年も前の記事になりますが、寝部屋の外で夜中にカエルが鳴いて、その声と言うか音が気になって眠れないという話でした。<参照>

仕方がないので耳栓をして寝ていると申し上げて、その後も毎年この季節になると耳栓が手離せませんでした。
本当に小さい体のカエルさんなのですが、「カリカリ、コリコリ、キュルルル」と、その声はどこからそんな大きな音が出るのかと思うくらい。
以前、うちの子どもたちの間では、このカエルのことを「おせんべかじり」と呼び習わしていました。

それで今年もその季節になったわけですが、今年はちょっとした心境の変化、否、ちょっとではないかも知れない心境の変化で、カエルさんの声を気にせずに眠れるようになりました。
それは、我が連れ合いが書いた一篇の童話に感じてのこと。

他でもありません。
ドコノモリのうっとりさんのお話しです。<参照>

何を隠そう、私は、中学生の頃カエルフリークで、コルゲンコーワのカエルの人形を、いつも学生服のポケットに忍ばせていたのです。
元々カエルさんには、愛着こそあれ恨みはなかった私。
ドコノモリのうっとりさんのお話しは、それを思い出させてくれました。

以来、「ああ、またうっとりさんが歌っているんだね・・・。」と想像しているうちに、ぐっすり眠ってしまいます。
単純と言うか、でも人の心ってそんなものかも知れません。
ドコノモリのお話しで、世界が平和になったらいいな・・・と、本気で思っている私です。


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