子どもたちに明るい未来を・・・

あんぱん、たべる!

あんぱん、たべる!

今日は子どもの日でした。
この二日間、孫たちに囲まれて過ごして、今日が最終日で計らずもこどもの日。

昨日も申し上げましたが、子どもたちに明るい未来を・・・、それだけを願いつつも、果たして私たち大人は、子どもたちに明るく希望に満ちた未来を手渡すことが出来るだろうかと、それを思う時少なからず自責の念に捕らわれざるを得ません。

否、何も福島の原子力災害のことだけを思っているわけではありません。
凡そ20世紀100年間をかけて突き進んで来た、我々の物質文明社会の方向性はこれで良かったのか・・・、全体が問われていると思っています。
そして後に続く世代に、残すべきものを残しているか、伝えるべきことを伝えているか、これらについても深い反省が求められていると思います。

人類は、今自らの資質に関わる危機に直面していると、私は思っています。
それは、例えば火を焚くとか水を汲むとか、動物を狩るとか木を伐り倒すとか、自然の中で生存のために命をかけて直接行動する機会が、ほとんど無くなったことと関係しています。

その昔、人は、日々の生存の中で接する自然現象の中から、物理化学の法則を発見して来ました。
そしてそれらは、今の私たちにとって相変わらず重要な情報です。
自然は、人類の知恵を磨く大切な場であり、必要なものをすべて恵んでくれる原資であり、生命そのものです。

しかし現代に至って人は、その自然を破壊し自らの生存を危うくしつつ、なおそこから学ぼうともせず、破滅の危機に気づかずにいるかのような愚かな振舞いを続けています。

子どもたちに明るい未来を手渡すために、何が求められるでしょう・・・。
大きな犠牲を払わなくてはならないでしょうか。
そうかも知れません。
それならそれで、子どもたちの未来のために、受けて立ちましょう。
そして、まだまだ迷路のような先行きに、小さな道標の一つくらいにはなりたいと思っている私です。

子どもたちに明るい未来を・・・」への2件のフィードバック

  1. MIKIO AOKI 投稿作成者

    スラジさん、コメントありがとうございます。
    そちらの皆さん方の人生、素晴らしい選択だと思いますよ。
    親が働いているところを見せるのは、とても大事なことです。
    楽しいところだけじゃなく、大変な部分も一緒に。
    ただし、愚痴だけは、子どものいるところでは「禁」です。
    頑張ってくださいね。
    応援しています!

  2. スラジ

    全く同感です。ウイルスがホストを蝕んで増殖し、いずれホストと共に死んでしまう・・・ついつい現代を、そんな現象と重ねて見てしまいます。といって自分がそれを解消できる訳でもなく、とりあえず、自分の考えることをやっていくしかないかな?と思ってます。

    それにしても、”生存のための直接行動”というのは、上手い表現ですね。

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