えすぺり

えすぺり

お店の外壁に描かれたロゴマークとイラスト
ライトアップも出来るようになっている!


えすぺり

正面入り口
緑の壁面はチョークボードになっていて、今、素敵な詩が書かれています。


えすぺり

素敵なカフェコーナーもあります。
壁の塗装は、ご自分たちでされたそうです。


えすぺり

木製の美しい商品棚に、新鮮な野菜がいっぱい
パンにお菓子、おにぎりなどなど。


えすぺり

この空間は、商品棚を移動すると、小ホールとして使えるようになっています。
厨房もあり、コーヒー、ソフトクリームなどのメニューがあります。


今日は、所用で郡山から中通り方面まで出かけていました。
で、今日の所用の本命ではなかったのですが、出来たばかりの知人のお店を訪ねて来ましたので、ご紹介とご案内を申し上げます。

船引町(現在、田村市)にお住まいで、有機農家で、そして人形劇団を主宰している大河原さん、と言えば福島県内のみならずご存知の方がいらっしゃるはず。
私が阿武隈山中にて山暮らしの最中からの知り合いでもあります。

その大河原さんが、自前の直売店を開店したのです。
実はかく言う私、そのことはつい最近になるまで知りませんでした。
大河原さんの方から、わざわざ会津まで、この食工房までお出でくださって、そのことをお伝えいただきました。
そしてありがたいことに、食工房の製品もお取り扱い商品の一つに、とのお申し出。

それでちょうど一週間前にも、打ち合わせのために開店前のお店にお邪魔していたのです。
今日は、開店4日目のそのお店「えすぺり」に、再びお邪魔して来ました。
実は、食工房の品物は、いろいろこちらの都合もあって、まだ納品申し上げておりませんが、追々入れさせていただく予定です。

それはそれとして、農業をしながら常設の直売店を自前で維持するというのは、どれほど大変なことか、農家あるいは自営業の方なら語らずともお分かりになると思います。
それだけに、そこにかける大河原さんの想いや覚悟のほどは如何ばかりかと、尊敬の念を抱かざるを得ません。

ぜひとも成功して欲しい!

会津からは遠いけれど、時々は駆けつけて、お手伝いがしたいと思う私です。
だって、「えすぺり」の未来は、即ち福島の未来だと思いますから。
私たちの「百姓市」も常設店だったら・・・と、そういう話はいつもしていますから。

お近くの方、またこの方面にお出かけの方、ぜひ「えすぺり」にお立ち寄りください。

えすぺり 地理のご案内


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三春直売所13日開店 風評被害に苦しむ農家支援

「福島民友」記事より

田村地方の農家が生産した無農薬野菜や加工品などを取り扱う直売所「えすぺり」は13日、三春町桜ケ丘にオープンする。
風評被害などに苦しむ農家の支援が目的で、経営する田村市船引町の壱から屋社長の大河原多津子さん(58)は「農家や消費者、みんながつながりを深める場にしていきたい」と意気込んでいる。
店には同地方の生産者25人と、加工品製造15業者が野菜や加工品を出品する。
11日はプレオープンとして関係者らを招いた野菜販売などを行った。
店内には収穫したてのトマトやレタス、キュウリなど旬の野菜が並び、大勢の来場者を迎えた。
出品する生産者の多くは、三春町の生産者団体・大空会の会員。
同会は長年同町で直売所を営み、新鮮な野菜を販売してきたが、震災と原発事故の影響で一時休業、再開後も売り上げが半分にまで減少した。
有機農業で野菜などを生産してきた大河原さんも会員の一人。震災後は取引が3分の1まで減少し「農家の支援のため、農産物を販売できる店を開きたい」と夫の伸さん(57)と相談、開店を決断した。
資金繰りは大変だったが、知人や親類の協力も得て、国道288号バイパス沿いの好条件の土地を知人から借りた。
店名は「希望する」という意味のエスペラント語から名付け「ここから希望が生まれる」との願いを込めた。