長崎・原爆の日に

今日は8月9日。
68年前の今日、広島に続いて長崎にも原爆が投下されたのでしたね。

広島に落とされたものと、長崎に落とされたものは、それぞれタイプの違う原子爆弾で、それぞれ威力を試すための実験だったと見ることも出来るのですね。
長崎方の方がずっと威力は大きかったようですが、爆心が人口密集地から外れたため、人的被害は広島より少なかったのでした。

もうずいぶん前になりましたが、以前「アンゼラスの鐘」という題名のアニメーション映画を見ました。
ご存知の方も多いでしょう。
長崎原爆投下の前後の物語を、アニメーション映画に制作したものですね。

原爆の及ぼす破壊力の凄まじさは、特撮なんかよりアニメの方がかえってリアリティーがあるのではないかと、私は思ったものです。
とにかく凄い・・・。
そしてその惨禍の下で、沢山の人が死に、生き残り、また死んだのですね。

その凄まじさと比較すると、福島の原発事故は、一見緩やかな被害のように思われますが、影響を受ける人の数の多さ、失われる国土、それに耐えなくてはならない時間の長さを想うと、決して軽いものではありません。

今また、彼の「収束宣言」をあざ笑うかのように、放射能に汚染された水が溢れ出している事故現場・・・。
その始末は、きわめて困難!
それでは困るとは言え、本当に、人類の手に負えるのか?と思います。

来週、お盆休みをいただいて、その間に浜通りを訪ねて来ようと思っています。
やっぱり、行って見て来なくては分からないことがあるのだと思いますから。


「平成25年・長崎平和宣言」
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