一筋縄では括れない

今日は、手を抜かせていただきます。
まず、二つのブログ記事をお読みいただきたい。

「籾井会長は実にNHKにふさわしい」
「メディアにとって『公正中立』とは何か?」

この二つの記事、件の新NHK会長をめぐる問題に触れていますが、私には同じことを違う角度で言っているように思えます。

関連して私が思ったこと。
国家だの社会だの、団体組織は、関わる人たちの申し合わせや契約によって成り立つ仮想のものでしかないということ。
この世に実体があるのは、個人だけです。
団体組織が意思を持つことなどあり得ないのは、これは自明の理です。

我々も、往々にして団体組織を語ることで、自らの責任を曖昧にすることがあったりしませんか?
逆に、個人では得られないような、多大な便益を享受したりすることが・・・。

全ての人が、一人の人間として、天に恥じない言動を!
それしかないような気がします。