嘘は必ずバレる・・・なら、世の中少しは正常ってことで

もう多くの方がご存じのとおり。
超有名作曲家のゴーストライター問題ですね。
あんまり騒がしいものですから、今まで何も知らなかった私までもが、「どれどれ!なになに?」と検索せざるを得ませんでした。

正直言って、近代のクラシック音楽は、私にとっては全くの興味の外でした。
件の佐村河内某氏の名前も楽曲も、それにまつわる話題も、今日の今日まで知りませんでした。
そして、発覚後のニュース記事などから知らされた事実は、私にとっては全く唖然とするものばかりでした。

何だか複雑ですね。
いろいろと入り組んでいて、結局誰が犯人・・・って、特定出来ないですよね。

私は評論家ではないので解説する気はありませんが、自分の感想を二つだけ申し上げておきます。

先ず一つ、関わった人々の思いと作品の芸術性は、必ずしも関係がないということ。(私は、聴いていないので、素晴らしいともつまらないとも申し上げられませんが。)

もう一つは、どんなに巧妙な嘘も、いつか必ず白日の下に曝される時が来るのだなぁ・・・と言うこと。
この人の嘘は、知らなくても幸せな人が沢山いるからいい、で済ませられるものではなかったということでしょうか。

話しは飛躍しますが、皆で騙し騙されてアメリカ相手に戦争したのは、いつのことだったか・・・。
嘘に不感症になって行くことが一番恐ろしいと、私は思っています。