月別アーカイブ: 2014年6月

さて、明日からまたパン屋です

昨日と今日の半日、お休みでした。
と言っても、結構いろいろと忙しく動き回っていましたが、まあ全て自分の用事ですから、食工房の仕事のような緊張感はありません。
だから、合い間に外でコーヒータイムをしたりして、これがなかなか素敵でした。

それから先日の夜、畑の畔に折りたたみ式の椅子を持ち出して星空を眺めていましたが、これが最高でした。
この次は、リクライニング式の寝椅子を持って行って(購入するってことですが・・・)、星空を眺めようと思っています。

こうしてちゃんとリクレーションしましたから、明日もパンがよく焼けると思います。
ご注文もいただいておりますし・・・。
ではでは。

皆さまのご来店、お待ちいたしております。

虫送り

農村に昔から伝わる年中行事の一つに、虫送りというものがあります。
ご存知の方もいらっしゃると思います。
私が子どもの頃、生まれ育った土佐の山奥の村でも、梅雨明けの頃だったと思いますが、虫送りをやっていました。

さてその行事のいわれはともかく、今日は私流の虫送りと言って良い作業をやりました。
家の裏にいつの間にかたまった落ち葉を集めて、焚き火を起こし煙を立てました。
燃え盛らないように、わざとジョウロで水をかけながら、あたり一面を燻しました。

こんなことをして何がいいのかと言うと、私の持論なのですが、煙は虫が嫌うということが先ず一つ、煙の中の亜硝酸は殺菌力があるので、カビやその他の病原菌を殺菌出来ること、落ち葉の中に産み付けられた虫の卵や幼虫や諸々、燃やして退治出来ること。

本当は、日常的に薪を燃やして煮炊きや風呂焚きをする生活があれば、一番いいのですが、今の時代にはそれはほとんどありませんから、時々でも外で焚き火をするのは、とても理に適った優れた防除法だと思うのです。
あと一つ、クマや猿などの獣に人里に対して警戒心を起させるためにも、火と煙はきっと役に立つと思っています。

それで早速気が付いたこと。
体中に煙のにおいが染み付いているのでしょうね。
夕方外に居ても、蚊が一匹も寄って来ませんでした。

今も外で、静かに煙が出続けています。多分、明日の朝まで。
緩急自在な火の使い方もまた、人間だけが獲得した知恵ですからね。
こんな大切なことを手放してはいけません。

★過去記事もご参照いただければ幸甚 <参照>

一ヶ月くらい経った頃、またやろうと思います。
そして、8月に孫たちが遊びに来た時には、キャンプファイヤーですね。

明日・明後日、定休日です。

毎度申し上げて恐縮ですが、明日と明後日は定休日です。
お間違えのないよう、よろしくお願いいたします。

今日は、一日ほぼ快晴のお天気で、気温も上がりました。
夏だ!って感じでした。

そんな中を自転車でご来店くださった方がお2人。
いい季節ですものね。

今日は私たちは、庭先にテーブルと椅子を出して、お昼ごはんと三時のお茶を外で楽しみました。
実は今日、上の娘の誕生日でした。

それで明日は、ゆっくりお休みのはずでしたが、急なご注文でスコーン焼きを一回戦やることに・・・。
これから仕込みです。

まあでも、ありがたいことです。

終わったら、外で星を眺めようと思っています。

かぼちゃ、育った!

畑

もはや可愛いなんてものじゃありません。
迫力を感じます。

このところ、雨が降ったり日が差したり、目まぐるしくお天気が変わります。
植物が育つには、この上なくいい計らいです。

少し見ない間に、かぼちゃが勢いをつけて来ました。
ツルが伸び始めたのですね。
もう幼苗の頃とは比較にならない大きさです。

一時、アブラムシが付いてどうしようか・・・と思いましたが、先日の雨風の後、きれいに洗い流された様にいなくなりました。
面白いと言うか、全く興味深い自然の計らいです。

さてさて、かぼちゃあんぱんまであと何日でしょうか。
100日くらい・・・?
楽しみ、楽しみ!

べこ乳マルシェ・ご来場感謝

べこ乳マルシェ・子牛ふれあい体験

入り口近くの一番いい場所をいただきました。

本日は、「べこ乳マルシェ・子牛ふれあい体験」イベントに、多数ご来場ありがとうございました。
一出店者としてですが、厚く御礼申し上げます。

午前中小雨模様で、一時晴れ間が見えたかと思うとまた激しい雨に見舞われるという、どうにも困った空模様でした。
「お天気に恵まれそう・・・」とご案内申し上げた手前、何とも申し訳ない気持ちになりましたが、午後になってやっと雨も上がり、終了時間が近づくころになって晴れて来ました。

そんなお天気の中、それでも多数の方がご来場くださり、食工房もスコーンを始めパンもクッキーも売れて、このお天気にしては上々の売り上げになりました。
皆さま、ありがとうございました。

そしてまた今日は、子牛に触ったりポニーに乗せてもらったりして楽しんでいる、大勢の子どもたちを目にして心が和みました。

いいイベントだったと思います。
また来年もお会いしましょうね。

お出でください・べこ乳マルシェ・子牛ふれあい体験

明日は、すでにお知らせしましたとおり、会津中央乳業さん主催の「べこ乳マルシェ・子牛ふれあい体験」イベントに出店いたします。
朝から出店のために出かけますので、いつもの土曜日のパン焼きはお休みです。

それもあって今日は、スコーン焼きの後パン生地を仕込んで、夕方から臨時のパン焼きをやりました。
これほど過密な仕事は、以前なら出来ると思っていませんでしたが、今日は娘二人と私の3人で軽々とこなしました。
先ず一番は、二人の娘たちのスキルがどれほど上がったかを想像してください。

あと、食工房本店の方は留守番のカミさんがおりますので、いつものとおり開店しております。
どちらも、よろしくお願いいたします。

それから一つ、明日はイベント会場にて、パタポン+べこ乳アイスクリームのお試し会をやりますので、召し上がってみたい方、ぜひ会場へ。

おかげさまで、お天気にも恵まれそうです。
多数ご来場、心よりお待ちいたしております。

地理のご案内

今日は、疲れました。

いつもより多めのパン焼きでした。
しかも、間際になって次々追加のご注文に対応したため、土壇場で増やしたり減らしたりやりくりしながらでした。

そしてまた今日は、計量器の検査の日でした。
必死の思いで仕事にキリを付け、午後仕事を一時中断して使っている秤を3台車に積み込んで、近くの検査会場まで一走り。

その後は、包装、荷造り、配達・・・、疲れました。

明日は、またしても大量のスコーン焼きです。
少ないよりは、もちろん、ずっといいです!
ありがとうございます。

がんばります。

ではでは。

少しずつやっています

コーヒー

本日は、3種類焙煎しました。

コーヒー焙煎の話しです。
この前の「紙版・飯豊の空の下から・・・」で触れましたが、コーヒー焙煎は、営業縮小してやっています。
地元でお付き合いいただいていた茶房・千さんも、別な焙煎業者さんが見つかって切り替えていただきました。
これでもう、自分用と一部の個人のお客さまだけを対象に、細々と品質だけを追いかけて趣味的に続けて行く体制になりました。
そして今年は百姓市への出店もないし、他のイベントでコーヒーを出す予定もありませんから、食工房のコーヒーを召し上がりたい方は、豆をお買い求めいただいてご自分で入れていただくか、食工房カフェクラブの会員になっていただいて店で飲んでいただくかになります。
いずれ「幻のコーヒー」とでも呼ばれるようになれば、それはそれで素晴らしいことです。ぜひともそうなりたいものです。
私がコーヒーを飲む限り、コーヒー焙煎は少しずつでも続けていますので、豆が欲しい方はお声をかけてください。


イベントのご案内

来る6月14日(土)、会津中央乳業さんの主催で、「べこ乳マルシェ・子牛ふれあい体験」のイベントが催されます。
牛乳の仕入れ先として、またスコーンの委託販売で年中お世話になっている会津中央乳業さんの主催ということで、食工房も出店させていただくことになりました。
一昨年、昨年と二回出店していますので、今年で三回目になります。
パンと焼き菓子を販売いたします。
皆さまのご来場、お待ちしております。

第6回べこ乳マルシェ&子牛ふれあい体験

日時 6月14日(土)10:00~15:00
場所 会津中央乳業 アイス牧場前広場

当日は、会場に子牛がやって来ます。
またお子さまが喜ぶ、ポニー乗馬体験もあります。
物産販売出店者多数 また牛乳工場の見学、樟山コーヒー店出前講座、軽石アートなどワークショップもあります。
会津中央乳業株式会社ホームページ


今日の麦畑通信

mugi

大江第一圃場の南部小麦
豊かな稔の風景です。

石竹花

石竹花

ちょうど逆光で、しかも前に自分の車をとめてしまって、外観写真は今一です。


石竹花

なかなか味わいのある筆、お知り合いの先生にかいてもらったとか。


石竹花

入り口より店内を望む


石竹花

店内奥より入り口方向に向かって


石竹花

大きな丸太をくりぬいて作った椅子が、ユーモラスで温かく感じられます。


石竹花

こんな蔵書に目が留まった私
他にも、貴重な蔵書多数

「石竹花」これを「なでしこ」と読むこと、ご存知でしたか。
私は、知りませんでした。
でも、食工房開店当時からのお客さまが、おとなりの西会津町でカフェを始められ、店名にあてがわれた「石竹花」の三文字を「なでしこ」と読むことをその時初めて知りました。

早いもので、そのお店が出来てからもう四年目にもなるのですが、今日は連れ合いと二人でオーナーさんのお顔を拝見しに行って来ました。
私は、先日に続いて二度目、連れ合いは初めての訪問でした。
いつもは、週末だけの営業だそうですが、平日の今日、電話で連絡して無理を言って開けていただきました。

このお店は、カテゴリー的にはブックカフェということになるのだと思いますが、書棚と沢山の蔵書がまず来店者の目を捕えます。
そしてよく見て行くと、蔵書の数もさることながら、質の高さに感心させられます。
興味深い、面白い、珍しい、貴重な希少な本が沢山。
貸し出しもしてくださるということで、連れ合いは早速三冊も借りて来ました。

それから肝心のメニューの方は、コーヒーや紅茶などの飲み物の他、自家製の笹団子や蒸しパン、そして特製チキンカレー(ネパール風)もあります。

今日は、私たちの他にお客さまはいないので、コーヒーと笹団子をいただきながら、オーナーさんと心行くまでお話しを交わして、それから飯豊山の見える山道を通って帰って来ました。
満足、満足。

まず何は無くても景色がご馳走の西会津町、エッと思う山里にひっそりとたたずむ小さなカフェ、絵になってます!
オーナーさんのブログもご覧いただけますよ。 <こちら>

獏の空の下から・・・

10年余り前まで、電気も電話も引けない、郵便配達も宅配便も来ない、それはそれはとんでもない山奥に14年間暮らしていました。

このブログの過去記事の中でも時々取り上げましたので、以前私たちが山奥で、今時珍しい暮らしをしていたらしいことは、すでに多くの方がご存知かなと思います。

10年過ぎて、もう少し語ってもいいのではないかな・・・という気がして来ましたので、これから折々に触れて行こうと思っています。

さてそんな山暮らしの中で、私たちはずっと通信を出し続けていました。
個人的な内容も少なくないので、何から何までブログネタにしようとは思いませんが、一度は多くの方に向けて発信した通信ですし、少しずつまたリバイバル公開して皆さまにご高覧いただくことにしました。

私たちが山暮らしをしている間に、実はちょうど世紀末でした。
20世紀から21世紀へ、この大イベントが世界中を騒がしくしている最中私たちは、全く静かに山の中で違った時間の流れの中で過ごしていました。
そのことは、当時の通信にも書き留めてあって、今読むと、またあの時間の流れが心の内に蘇ります。

今みたいにインターネットはなかったし、その分本はよく読んでいたなぁ・・・。
毎号、必ず読書感想文が入っていましたから。
そしてそんなゆったり流れる時間の中でも、本当にいろいろ沢山のことをしていた側面もあって・・・、ま、追々ご紹介して行きます。

それでは、当時の通信「獏の空の下から・・・」のpdfファイル、先ず一つご覧ください。
「獏の空の下から・・・7号・2001年1月」