月別アーカイブ: 2016年1月

寒いのか?暖かいのか?

何となくですが、寒い日が続いているように感じます。
雪は少ないし、例年よりは暖かいはずですが、暑さも寒さも比較で感じるもののようで、ここ数日は寒い日が続いているように感じるのですね。

そんなことも影響しているのでしょうか、ご来店のお客さまは少なく、静かな日々が過ぎています。

今日は、カミさんと娘たちが午後から出かけましたので、私一人で店番をしていました。
手が放せない仕事は出来ませんので、コーヒー豆の選別をしましたが、最後までほとんど中断することなく終わりました。
仕事ははかどりましたが、これでは売り上げが・・・。

しかしまあ、こんな日も今まで何度も経験していますから、特段落ち込むこともありません。
それより商売というのは、常に先へ先へと気持ちを向けていないと、その時になってからでは間に合わないことが多いのです。
閑散期にこそ、やるべきことはむしろ多いと自覚しています。
おかげさまで、食工房も12年目を進んでいます。

500円引きキャンペーン、明日まで!

食工房オンラインストア

現在、食工房オンラインストアにアクセスすると、最初に告知ボードが表示されます。

ただ今、食工房オンラインストアでは、1000円以上のご注文に対し、代金を500円割り引くキャンペーンを実施中です。
その期間終了が、いよいよ明日に迫りました。

今日そして明日中にいただくご注文が対象です。
明日中にご注文が確定すれば、お届けはその後でもかまいません。
めったにない機会ですから、どうぞこの機会をお見逃しなく!

ご利用方法は、至って簡単です。
オンラインストアご利用時、お支払い画面にあるクーポンコード入力欄に、以下のクーポンコードを入力してください。
指定のクーポンコードは、newyear500 です。
これで、500円引き処理されます。

お一人何回でも、ご注文毎に対象となります。

スコーンも食べ比べて勉強

スコーン

上手に焼き戻せる方法があります。
包装裏面のラベルに記載してあります。

この前は、他所のパンを食べて勉強しているというご報告をしましたが、先日他所のスコーンを買える機会がありましたので、早速食べ比べてみました。

サンプルは一つだけでしたが、食工房のスコーンとの大きな違いに、まず驚きました。
一つは食感の違いです。
サンプルの方は、しっとり感がなくてパサパサ。
そのままだと、口の中の水分を取られてしまって、歯や口の中にくっついてどうにもいただけません。
何か潤いになるものを挟んで、飲み物も一緒に口にしないと、のどを通りにくいのですね。

どうも、巷ではスコーンは「パサパサの食感で、屑がポロポロこぼれて嫌」という評価が多いようなのですが、それなら一つ食工房のスコーンを召し上がってみてもらいたいですね。

そして味の方でも驚きました。
この前のパンの時と同じで、塩っぱいのです。
これは、やはりいただけませんね。
と言うか、甘みも相当ありましたので、全体的に味が濃いのですね。
多くの方の味覚がそのくらいなのかな・・・と思いつつ、そんなことはないだろう・・・と今一つ解せません。

食工房のスコーンは、そのまま食べるとやや薄味ですが、バターとミルクのやさしい風味が口の中に広がって、十分満足していただけると思います。
そこにフルーツソースやジャム、あるいはクリームなどがあれば、二重においしく召し上がることが出来るでしょう。
一緒に添えて食べるものの風味を壊さないということにも配慮しているのです。

まあそんなわけで、またしても手前味噌になってしまいました。
否、でも、自信を持つことは大切です。
ちゃんと裏づけのある自信なら、ということですが。

おかげさまで、皆さまからの評価は悪くありません。
それが証拠に、食工房の製品の中では一番よく売れています。

ポスパケット

ポスパケット

コーヒー豆200gが3個入る箱と2個入る箱を用意しています。


ポスパケット

200g袋を3個いれたところ


ポスパケット

200g袋を2個入れたところ


ポスパケット

ポスパケットラベルを貼って、出荷の状態になったところ

食工房では、今度から「ポスパケット」を契約し、全国どこへでも一律料金で出荷出来るようになりました。
縦、横、最大25cm×34cm、厚さ3,5cmの箱に入る、重さ1kgまでの商品が対象です。

送料は、300円。(専用の箱代を含みます。)
例えばコーヒー豆なら、200g×3袋または100g×5袋まで入れられます。

食工房では、当面コーヒー豆を対象にポスパケットを導入いたしますので、よろしくお願いいたします。
荷姿もギフト用として堪える外観ですので、コーヒーギフトなどもよろしいかと思います。
送料割り引きに関する規定は、ご注文金額2000円以上で送料無料扱いとさせていただきます。(大変お得です。)※送料半額の規定はありません。

今のところ、食工房に直接メールなどでご注文のご連絡をいただく場合に限ります。
オンラインストアへの導入方法を、ただ今検討中です。
今しばらくお待ちください。

コーヒー豆だけをご注文の場合、ポスパケットの箱に入る範囲のご注文内容にしていただければ、ほとんどの場合送料は無料になりますので、ぜひご利用ください。

なお、パンや焼き菓子などと一緒にご注文の場合は、通常通り「ゆうパック」で発送いたしますので、送料の規定も従来どおりとなります。

エゴマ、販売します。

エゴマ

エージレスパック(脱酸素包装)していますので、未開封で2年間保存可能です。


エゴマ

生の状態ですので、軽く炒ってお使いください。

エゴマをご存知の方、沢山いらっしゃると思います。
別名「じゅうねん」とも呼ばれ、福島県ではよく知られた作物です。

良質の油が絞れるので、搾油用と認識されている一面もありますが、ゴマの代用としてほとんど何にでも使えます。
昔は、エゴマの油を灯明用として使っていたと言います。
すすが出ず、明るい光を放つなど、優れた性質があったのでしょう。

時代が変わって近頃は、健康食として注目されるようになりました。
食工房では、「じゅうねんロール」に使っているのは、先刻ご承知の通り。
食工房で使っているエゴマは、地元山都町の一ノ木地区の農家さんが作ってくださったものです。

皆さまも知っておかれたら良いと思いますのでちょっと触れておきますが、エゴマはしそ科の植物です。
見た目は青ジソにそっくりで、実も大きさが少し大きい以外は全く似かよっています。

栽培自体はそれほど難しくないようですが、収穫とその後の調製に手間がかかることは、特筆に価します。
何しろ粒が小さいし、軽いし、注意していないと散らばってしまうし、ゴミも混ざりやすいのです。

エゴマの実の表面には細かい毛が生えていて、先ずこれを取り除かなくてはなりません。
水で洗うのだそうですが、洗って乾かしてを3回繰り返すとか。
乾かす時は何の上に広げるのかと思ったら、ゴザを使うそうです。
それらの手間を想像しただけで、頭が下がります。

そして、エゴマは一年過ぎると発芽率が極端に悪くなるので、毎年必ず蒔いて種だけでも更新しておかなければならないそうです。
エゴマは、大変ローカルな作物で、農家さんそれぞれに自分の種を持っていて、それを代々継いで来たりしているのですね。
ですから品質もまちまちです。
また、しそ科の植物は交雑しやすいので、畑も紫蘇を植える場所から離れた別な場所にするなど、気を使っているそうです。
その一の木地区の農家さんでは、奥様が嫁入りの時に実家から持って来たエゴマの種を、以来ずっと作り続けているのですが、そのエゴマがとても素晴らしいのです。

たいていの場合、エゴマは炒ってから食用にしますが、こちらのエゴマは加熱し始めると先ずスィートバシルに似た香りが上がって来ます。
さすがしそ科の植物と感心しますが、炒り初めにバジルの香りを出すエゴマは、私は他には知りません。

そして炒り上がって来ると、今度はゴマとはまた違う、とても香ばしい香りが上がって来ます。
食べると、何とも絶妙な旨味があってクセになります。

じゅうねんロールをつくる時、作業台のすみなどにこぼれているじゅうねんを見つけると、一粒残らず拾って口に入れてしまう私です。
そのくらいうまい!です。
プチプチと口の中で軽く砕けて行く食感も、これが心地良くてたまりません。

さて、そのエゴマですが、食工房で使い切れないほど沢山収穫していただきましたので、小袋に詰めて販売してみようということになりました。
エージレスパック(脱酸素包装)してありますので、未開封なら2年くらいは十分保存可能です。

お使いになる時は、油を切ったフライパンなどで軽く乾煎りします。
ご飯のふりかけに、荒く砕いて各種タレの類に混ぜる、クッキーやかりんとうなどお菓子づくりに、まあ使い道はいくらでもあります。
そして皆さますでにご存知の通り、栄養価の高い健康食品です。

長々ご紹介しましたが、早速売り出しますので、ぜひご利用ください。

エゴマ(じゅうねん)70g1袋 300円(税込み)

オンラインストアでもご購入いただけます。

明日、明後日は定休日 雪も小休止

今朝は、本当に久しぶりに見る雪景色でした。
約30cmほどの積雪。
店の前には、除雪車がせり上げた雪が60cmほどの高さの山になり、出入りが出来ない状態でした。

これもまた本当に久しぶりに、除雪道具を出して雪かたしです。
それでも、このくらいだとまだまだ余裕です。
これまでの積雪がない状況でしたから、いくらでも脇に寄せればいいだけです。

これが1m以上も積もって来ると、すくった雪を遠くまで運ばなくてはなりません。
今日は、日中はもう雪も止んで、午後には日も差して来て雪のカサもずい分減りました。

明日は、お天気が回復して穏やかな晴天となりそうです。
気温も上がりそうで、多分雪が融けることでしょう。
こんな調子では、あと一ヶ月くらいの間、特別積雪量が増すということもないかも知れません。
やはり、暖冬には違いないのですね。

食工房は、明日と明後日は定休日です。
大雪なら、一日除雪に当てる必要もあったわけですが、今回はそれほどのことにはなっていません。
正直申し上げて、楽です。
こんなでいいのかな・・・?と思うくらいです。
その分は鋭気を養って、いい仕事が出来るように心がけます。

おかげさまで、ご来店は少ないながら、通販の方はご注文が相次いでおります。
何とかやって行けそうな・・・、ありがたい計らいになっております。

コーヒークッキー再開

大麦ビスケット

大麦ビスケット
直径約4cmほどの薄い円盤状のビスケットです。

猛烈な寒波が、日本中を襲っています。
いつもは暖かい場所で雪が積もったりして、大変なことになっているようです。

ここ会津は、これがいつもの冬の様子に違いないのですが、今までが今までだけに、このいかにも急な寒波の来襲に、いささか仰天しています。
今も、吹雪まじりの冷たい風が吹いています。
外は寒くて、とても歩いてなんかいられません。

それでも、この雪の中をご来店くださった方がありました。
まことにまことに、感謝感激。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

さて本日は、まず大麦ビスケットの試作を。
これが、結構うまく行って、製品化への道が開けそうです。

サクサクと軽い食感が、とてもいい感じです。
大麦の、全く粘りの無い性質が、かえっていい働きをしたようです。

それに気を良くして、続けてコーヒークッキーの再開も果たしました。
こちらは、長年の人気商品ですから、いつもどおりのレシピと手順でしたが、一つ新しい手を思いついて試してみました。
この次から、製造効率と食感の向上を一度に実現出来そうです。

コーヒークッキー

コーヒークッキー
サクサク食感、コーヒーの香り漂うおいしいクッキーです。
120g 1袋 450円(税込み)


コーヒー豆3銘柄、新たにラインアップ

先日入荷した、ボリビアとコロンビアとエチオピアの三つの銘柄を、ラインアップしました。
店頭にもご用意しておりますし、オンラインストアでもご購入いただけます。

ボリビア リオ・コリ農園産 ティピカ ミディアムロースト

食工房の自家焙煎コーヒー

ボリビア リオ・コリ農園産 ティピカ ミディアムロースト

南米ボリビアのリオ・コリ農園産の有機栽培コーヒー豆です。
※ビオ・ラティーナ有機認証品 品種は単一品種でティピカです。
精製はウォッシュド(水洗式)。

ほど良い苦味に軽い酸味が絡みます。
雑味が全く感じられない、素晴らしいほどクリアな味わい。
軽やかにスムーズに喉を通ります。

450円/100g

コロンビア スィート&フラワーズ ミディアムロースト

食工房の自家焙煎コーヒー

コロンビア スィート&フラワーズ ミディアムロースト

南米コロンビアから、素晴らしいコーヒー豆が入荷しました。
サンアグスティン村アソガード組合のスウィートなコーヒーです。
品種はイエローブルボン、カツーラ、ムンドノーボ。
精製はウォッシュド(水洗式)。

バランスの良い苦味と酸味が口の中に広がって、コーヒーが体にしみて行くような素晴らしいパフォーマンス。 満足度の高いコーヒーです。

450円/100g

エチオピア モカ・イルガチェフェG1ナチュラル ミディアムロースト

食工房の自家焙煎コーヒー

エチオピア モカ・イルガチェフェG1ナチュラル ミディアムロースト

コーヒーの原産地とも言われる、アフリカ北東部の国エチオピアから、今や超有名どころとなったイルガチェフェ地区のG1グレードの豆が入荷しました。
品種は、現地在来種。
精製は、ナチュラル(乾燥式)。

とても個性的なキャラクターのこのコーヒーは、オレンジピールの入ったチョコレート菓子のようなロースト香を持っています。
抽出されたコーヒー液は、レモンフレーバーを漂わせます。
やわらかい酸味と相まって、モカ特有の味わいをご堪能いただけます。

450円/100g

閑散期だから出来る仕事

昨日も今日も、寒くて寒くて、外に出るのはちょっと勇気がいります。
こんな日に、ご来店くださいと申し上げるのも何だかお気の毒と言うもの。
やはり1月2月は閑散期です。

でも、だからこそ出来る仕事があるのです。
新製品の開発です。

昨年出会った大麦の生産者の方やその関係者の方、皆さんのご期待に応えるべく、いよいよ焼き菓子づくりに挑戦です。

今回の目標は、大麦100%のビスケットを焼くこと。
グルテンの無い大麦で、食感が良くてしかも割れないビスケットが出来るかどうか・・・。

今日の午後、バターと牛乳で生地を練って、冷凍庫に入れて一晩凍らせているところです。
明日は、それを薄くスライスして、オーブンで焼きます。
悪くはないと思いますが、いかがなものでしょう。
秘密のスパイシングも効かせてあります。
もしそれがうまく行くようなら、スコーンも出来るはずです。

明日の午後、コーヒーと試作品のビスケットをお召し上がりにいらしてください。

寒い日が続くようです

暖冬だと思っていたら、明日からこの冬でも一番、十年に一度あるかないかくらいの強烈な寒波が襲来するそうです。
降れば雪になる程度の寒気が、沖縄あたりまで南下するとか。

まあでも、このあたりでは、寒くなって当たり前、大雪が降ってもまだまだ積雪は昨年並みには届きません。

食工房にとっては、酵母の管理がやり易いのがメリットです。
暑い時は、過熟に気をつけていなければなりませんので。
マフィン・スコーン焼きも、寒さが好都合です。

おかげさまで、パンもマフィンもスコーンも良い出来になっています。
毎日の自分たちの食事やおやつにもいただくのですが、おいしくて幸せです。

コーヒーも、テイスティングを兼ねて毎回違う銘柄を口に出来るので、目下これが一番の楽しみです。
皆さまも、ご来店いただければ、店頭にてコーヒーの試飲をしていただけます。

雪の予報が出ておりますが、引き続きご来店をお待ちしております。

寒中お見舞い

今日は大寒でしたね。
暖冬傾向で推移しているこの冬ですが、今日はこの冬でも一番かと思える寒さでした。
雪も降りましたし、日中でも気温は5℃以下。
日が沈む頃には、氷点下になりました。

皆さまには、寒中お見舞いを申し上げます。

まあしかし、これがいつもの雪国の冬ですね。
白くなった周りの景色を眺めて、妙に安心している私です。

明日も明後日も、ここしばらくは寒さが続くようです。
どなたも、風邪にご用心ください。

さて、明日も雪の中、引き続き皆さまのご来店をお待ちしております。

どうぞよろしくお願いいたします。