50年ぶり

今回の帰郷の目的の一つに、中学校の同窓会出席がありました。

私の家は、私が中学校を卒業すると同時に、生まれ故郷の山間の村から県庁所在地の高知市に引っ越しました。
なので、以来今日まで一度も会うことの無かった同級生が何人もいました。
一部の特別親しい友人や親せきを除けば、日頃、連絡し合うこともほとんどありませんでしたので、今回の同窓会では、まさに50年ぶりに顔を見る人が沢山いました。

お互いに顔が分からない、分かっても確信がない、そこで「あんた、誰じゃったかねぇ?」としきりに尋ね合う声が交差しました。
50年と言えば半世紀ですよ!

そしてどの人も、多分自分も含めて、当時の記憶を元に辿ってもお互いに想像がつかない人生を過ごして来ているのですね。
あの人のどこにそんな才能が隠れていたのだろう?とか、ええあの人が!と思うような波乱万丈の人生があったり・・・。
当時は全く気が付かなかったキャラクターに驚かされたり・・・。
まことに、人生とは想像を超えるものだと、感じ入りました。

そういう意味でも、いろいろと刺激を受けてしまった私、今一度歩いてきた道筋を振り返って、なおこの先何をがんばればいいのか、再発見があるのじゃないかと思っているのです。

明日は、滞在最終日です。
夜には夜行バスに乗り、一路東北に向かって出発です。