日別アーカイブ: 2017年1月29日

デジタル一眼レフ、一ヶ月

オーブン

黒光りするハンドル

オークションで落としたPENTAX K20Dを使い始めて、間もなく一ヶ月になります。

やっと手に入ったデジタル一眼レフということもあり、シャッターを押す回数はこれまでとは比較にならないほど多くなりました。
デジタルカメラは、フィルム代や現像代を気にする必要はありませんし、2000円前後の小さなメモリーカードに、高精度のRawデータを3000枚分も保存出来ます。
電池も、ストロボを使用しつつも、まだ一度も要充電になりません。
とても経済的です。
この一ヶ月ほどの間に、3000ショット以上はシャッターを押しています。

デジタルカメラの一番いいところは、すぐに結果を見られることです。
カメラの背面の液晶パネルでもOKですが、より詳細にチェックしたい時は、すぐにメモリーカードを取り出してPCに読み込ませ、大きな画面でモニターすることが出来ます。
ピントの具合や露出の過不足などがすぐに判断出来ますから、それを基に撮り直しも速攻で出来ます。

難しい反射光を利用した外付けストロボ撮影なども、設定を変えながらどんどん試せるので、そんなにしないうちに的確な設定の勘所を掴めます。
撮影の技術的なレベルは、誰でもすぐに上達して行くと思います。

上記のようなメリットが生きるためにも一眼レフは必須です。
この点K20Dは、同じ一眼レフでもミラーレスとは違い光学式ファインダーを備えていますので、より直感的なフレーミングとピント合わせが可能です。

デジタル一眼レフ市場では、キャノンやニコンの方が断然評価が高いのですが、PENTAXも一部のファンの熱愛に支えられて相変わらず健在です。
会社自体はとっくにRICKOHに買収されてしまっているのですが、今でもカメラの本体にはPENTAXのロゴが刻まれています。

K20Dは、PENTAXのデジタル一眼レフの中でも、良く出来た製品だと思います。
もちろん現在は後継機種が次々と出て来て、機能面では見劣りする部分もあるわけですが、撮影画像の表現力では今でも十分通用するものがあると、専らの評価です。

PENTAXの良い点1つとして、レンズのマウントがずっと変わっていないということが上げられます。
つまり、昔のレンズも使えるということですね。

たまたまPENTAXのレンズを持っていた私としては、PENTAX以外選択肢はありませんでしたし、何と言うかPENTAX Loveなんですね、私。
子どもの頃、親が最初に買ったカメラがPENTAXでしたから。

そんなわけでK20D、私にとっては、必要な用途に合っていて、且つこれ以上高望みはしないと納得出来るカメラだったと思っています。
壊れるまで使ったら、また次があるってことですね。