鳥獣、草木が教えてくれる

この冬は、初めのうちこそほとんど降雪が無く、昨年の冬のように過ぎて行くのかも知れないと、半ば期待もしたのでしたが、今になって見ると本当に二年分降っていると思わせる雪の量になっています。

こんな予想も付かなかった結果になった・・・と、我々は思うわけですが、自然界の動きをちゃんと察知している人たちがいるのですね。

うちの娘が語ってくれたところによると、昨年の一月頃の話し、雪のない地面にはフキノトウが出ていたし、福寿草のつぼみが出ていたそうです。
そしてほとんど根雪もないまま、春がやって来たのでした。

しかし今年の1月の同じ頃、やはり雪は無く暖かかったのですが、フキノトウは出ていなかったし、福寿草のつぼみも影も形も見かけなかったと。
ひょっとすると、まだこの後厳しい寒さや雪があることを、植物たちは知っているのだろうか・・・、そんなことを思ったそうです。
そうしたら、この雪です。
やっぱり、分かっていたんだな・・・と思いますね。

そしてここ二三日のことですが、配達の途中、白鳥が飛んでいるのを見かけました。
今日も、田んぼはどこもまだ一面深い雪に覆われているというのに、どこで餌が獲れるというのだろう・・・、そんなことを考えながら眺めていました。
家に戻ってその話をすると、娘は、やっぱり春が近いってことじゃない!?と。

彼らもまた、季節の移り変わりを先んじて察知しているのでしょうね。
天気図を見ると、確かに流れが変わりそうな気配があるのですね。

3月になったら、間もなく急に暖かくなるのかも知れません。
否、そうあって欲しいと、願っている私です。

明後日26日の予想天気図