待っていた雨

この一週間ほど、ずっと晴れでした。
昨日あたりから崩れて来たのですが、昨日の雨はほんのお湿り程度で、植物たちは必死に乾きに耐えている様子でした。

今日は、朝まとまった降雨があり、やっと地面が濡れました。
その後夕方にもにわか雨があり、たっぷりと水をもらった草木は、いかにも嬉しそうに見えました。

昨日のこと、降りそうで降らない雨のことを話していたら、上の娘は、「大丈夫!ちゃんと降るから。」と言うのですね。
どうして?と聞くと、いよいよになったら植物たちが雨を呼ぶのだと言います。
野菜は人間が手をかけているから、少しは水やりしてあげなくてはいけない時もあるけど・・・、野生の草木はそんな心配をすることはないのですね。
確かにそうかも知れない、と納得した私でした。

今日は、ちゃんと間に合ったようです。
本当にいいタイミングで降ってくれました。
家の畑のニンジンやナスやキュウリたちも、どれほどか喜んだことでしょう。

おかげで朝夕の水やりはする必要はありませんでしたが、上の娘は、畑の様子を見に行くことは欠かしませんでした。
うーん、これなんですね、大切なことは。
いろいろ分かるのは、よく見るからなんです。
足元の土から地球が見えるって、本当かも知れません。