月別アーカイブ: 2017年11月

季節の変わり目です

ここ3日間快晴の日が続き、本当に気持ち良く過ごせました。
日中は暖かかったですし、その晴れ間を活かしていろいろ雑用も片付きました。

そして今日は午後から雲が厚くなり、夕方日没の頃には雨が降り出しました。
ちょうど裏の杉林で焚き火をしていましたが、しっかり火床が出来ると少しくらいの雨では火が消えませんね。
モクモクと煙が上がっていました。

このところ熊や猿の気配は遠のいていますが、決して油断はしていません。

さてこの雨も明日には一旦上がって、少しの晴れ間の後また雨になる予報です。
その度に気温が下がって、山ぞいの標高が高い所では雪になるかも知れません。

秋はもうすぐ終わりです。
冬の気配が濃くなっています。

前にも申し上げたと思いますが、私はこの季節に、何とも言えず親しみを感じます。
老年期に入った自分に重なるような気がするからです。

「終わりの季節」という歌があったような・・・。
細野晴臣の作品でしたね。
老年とは何の関係もない詩なんですけどね。

この歌が好きでした。
若い頃は、自分でもギター弾きながら歌っていましたっけ・・・。
ちょっと感傷的な気分にもなるこの季節です。

さて、明日はまた、パン焼きの木曜日です。
お天気は今一つスッキリしないかも知れません。

でも、それもまたいいかも知れません。
ご来店ををお待ちしております。

晴天の下、気持ちの良い汗流れる

飯豊の空の下から・・・

庭のイチョウが色づき始めました。


食工房

発酵牛糞と油かす


食工房

もみ殻燻炭 買うと結構高い!
近所の農家さんに頼んで分けてもらえば良かった・・・。


食工房

これが精麦機から出たフスマ
小麦、ライ麦、大麦の外皮が混ざっています。


食工房

材料を開けて積んだところ


食工房

丁寧に切り返しながらよく混ぜ、出来るだけコンパクトに積み上げて仕上がりです。
シートをかけて、雨に濡れないようにして、発酵させます。
一週間くらいしたら、もう一度切り返します。
それを、ニ三回繰り返したら、来春まで一冬寝かせます。

お約束通りの晴天で夜が明けました。

こんな日に朝寝はもったいないので、起き出して小一時間、体操をしました。

朝食の後、ホームセンターに堆肥の材料を買いに行って来ました。

それから、本当にピカピカの晴天の下、畑で気持ちの良い汗を流しました。
来年の春に使うための堆肥を作りました。

実は、これがうちの畑にとって一番大切な元手なのです。
レシピは我流ですが、悪くはないと思っています。

今回から、今までの経験を基に、大胆な変更を試みています。
これまでは、発酵牛糞堆肥・バーク堆肥(木くず)・菜種油かす・米ぬか・パン酵母でした。
今回は、発酵牛糞堆肥・もみ殻燻炭・菜種油かす・フスマ・パン酵母です。

前のレシピでも悪くなかったのですが、バーク堆肥のせいだかどうか分かりませんが、蟻が沢山湧いて悪さをするので困っていました。
ある農家さんから、燻炭を沢山入れると蟻が来ないと聞きましたので、今回はバーク堆肥の代わりにもみ殻燻炭をたっぷり使いました。

★聞き間違いでした。忌避出来るのは、ネズミだそうです。でも、蟻にも効果アリかも・・・ってホントかな・・・?来年、結果を報告します。

そして米ぬかの代わりに、精麦機から出るフスマも良い材料になりました。
最後に加えるパン酵母は、使い残ったパン種を冷蔵保存しておいたものです。
パン焼きに使うには、酸味が強すぎて問題ありですが、堆肥づくりには雑菌の繁殖を抑えて一気に発酵が進むので、とても具合がいいのです。

混ぜている最中から甘い匂いが漂って、牛糞が入っていることを忘れてしまいそうです。
そうそう!何と、ミツバチが集まって来たのですよ!

熊も、この匂いがたまらなく好きのようです。
来ないことを祈っています。

今日はこの他にも、体を動かす用事が沢山あり、夕食が待ち遠しかったのは言うまでもありません。

それにしても今頃になって、体のあちこちが軽い痛みを訴えています。
もちろん心地良い疲れの範囲ですが。

この後は、お風呂に浸かるのが楽しみです。

明日は、立冬!

飯豊の空の下から・・・

クリックすると元のサイズの画像(1920×1080)が開きます。
画像を保存して、デスクトップ壁紙など、ご自由にお使いください。


飯豊の空の下から・・・

新たな撮影スポットを見つけました。

明日11月7日は、立冬です。
暦の上では、冬の始まりです。

でも、これから本格的に雪に閉じ込められるまでには、まだしばらく時間があります。
その間に何度か、今日みたいな穏やかな快晴の日がやって来ます。
そうです!私の大好きな「小春日和」です。

今日は、めでたく初シュトレンの製造が終わりました。
54個、1個の失敗もなく、きれいに仕上がりました。
先ずは、幸先の良いスタートです。

午後のひと時、所用で外出したついでに、いつものIIDEスポット(飯豊山の撮影スポット)に写真を撮りに行きました。
だって・・・、あまりにもピカピカの快晴でしたから。

期待に違わず、飯豊山はくっきりと神々しくも美しい姿を見せていました。
それから他にも良い風景はないかと、あたりを走り回っているうちに、もう一つ良い場所を見つけました。
今日は、その二つで大満足です。

そのうちの一枚を、元サイズでアップしておきますので、もしお気に召したらダウンロードしてご自由にお使いください。
PCのデスクトップ壁紙仕様になっています。

さて、毎度申し上げて恐縮ですが、明日と明後日、食工房は定休日となっております。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

明日もお天気は良いらしいので、私は、畑で汗を流したいと思っています。

かぼちゃあんぱん、ご好評御礼

かぼちゃあんぱん

クリイミィなかぼちゃのあん(フィリング)は、シナモンとカルダモンを効かせてあります。


かぼちゃあんぱん

かぼちゃあんぱん 1個220円

今週は、かぼちゃあんぱんが続けて売り切れました。
あとからいらした方が、「あら~、かぼちゃあんぱん、ないのねー・・・。」と。
その声を聴いたのは、一度や二度ではありませんでした。

もっと仕込んでおけば良かった・・・と思っても、どうにもなりません。
とにかく、ご好評いただいています。
「去年よりさらにおいしくなりましたね!」と仰るお客さまも・・・。

そうです、かぼちゃの品種を変えたのです。
このあたりの在来の品種の中で、とくに味の良いものを選んで作付けしました。
それが大変良く出来て、今年は家の中にかぼちゃが山積みになっています。
当分先まで、かぼちゃあんぱんをおたのしみいただけます。

ところでこのかぼちゃあんぱんですが、ご存じない方には、微妙に敬遠されているような気配があります。
先日のパンまつりでは、初めのうち全く手に取る人がありませんでした。
「かぼちゃあんぱん、いかがですか?」と声をかけると、微妙なお顔をされて、手に取っていただけません。

かぼちゃという食材が、あまり人気がないのかな・・・。
かぼちゃのあんこ・・・なんて、今一つそそられないな・・・、というところでしょうか。

そこで一個を6等分くらいにして、試食をしてもらいました。
すると・・・、ほとんど10人中10人が「おいしい!」「うまい!」と言って、買ってくださるのですね。
中には、もう一度戻って来て買い足して行かれる方も・・・。

かぼちゃあんぱんという名前が良くないのでしょうかね。
でもねぇ・・・、今更パンプキンクリームパン・・・とか、いやですね。

こうなったら、かぼちゃのイメージが変わるまで、100年でもかぼちゃあんぱんを造り続けるぞ!と思うわけですが、私がそんな時まで生きているわけもありません。

まあいずれにしても、かぼちゃあんぱんはおいしいですよ。
まだ召し上がったことのない方、きっと、かぼちゃに対するイメージが変わります。

明日からシュトレン製造

さあ!いよいよ始まりです。
食工房にとって、毎年この時期の大イベントです。

今日は、夕方から原材料の計量仕込みをやっていました。
一年ぶりですが、手慣れていて全く違和感のない部分と、逆に油断していて用意出来ていない材料があって焦ったり、長年続けているといろいろなことがあります。

しかし、製品の出来には影響が出てはいけません。
今回も、大丈夫!

あとは、12月の最終まで、体調を崩さないように気を付けることです。

今年も、最高のシュトレンをお届け出来るよう、がんばります。

ご来店感謝とそしておわびの一日

飯豊の空の下から・・・

晴天の今日11月3日、配達の途中改めて撮影
やはり晴天の方が、映えますね。

文化の日の今日、お天気にも恵まれ、午前中からご来店のお客さまが相次ぎました。
それは良かったのですが、昨日のパン焼きの見積もりを誤ったと言うか、今日は売る物が少ない状況でした。

仕事のローテーション上、今日はマフィンとスコーン焼きと決まっていましたから、パンが少なくて、せっかくいらしてくださったお客さまに、本当に申し訳ないことになってしまいました。

明日またパン焼きなのですが、まさか続けてもう一度お出でくださいと言うわけにも行きません。
この場を借りて、改めてご来店への感謝とそしておわびを申し上げます。

明日は一旦お天気が崩れるようですが、大きな崩れではない模様です。
明後日にかけてまた回復して来るようです。
皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。

シーズンオフ

飯豊の空の下から・・・

稲刈りも全て終わった田んぼの後ろに、すでに中腹まで雪化粧した飯豊山が見えています。


飯豊の空の下から・・・

白鳥の群が飛び回っていました。

稲刈りの終わった田んぼ、その上を飛び回る白鳥の群、人の姿は無く枯草が風になびいています。
うしろには、雪を頂いた飯豊山が静かに横たわっています。
シーズンオフですね。

一方、食工房はこれからが稼ぎ時です。
まさにシーズンに入るところです。

慌ただしい毎日がしばらくの間続きます。
風邪引かないように、気を付けなくては・・・。

紙版・飯豊の空の下から・・・ 11月号

紙版・飯豊の空の下から・・・ №42 11月号を公開しました。
例によって、下のバナーをクリックしてください。

今回、印刷は外注していますので、pdfファイルの公開が先になりました。
紙に刷られたものが届くのは、数日あとになります。
まあ、仕方がありません。
明日の通販出荷に同封する分と店頭配布分だけを、手元のプリンターで印刷しました。

結局、定休日の二日間、休みという感じはありませんでしたが、そう悪い気がしないのですね。
音楽など聴きながら、けっこう楽しくやっていましたから。

と言うわけで明日は、パン焼きの木曜日です。
今週末は連休ですから、ご来店くださるお客さまも多くなるといいな・・・と思っています。
ご来店、お待ちしております。