初めて見る、スペルト小麦の穂

麦ラボ

初めて見る、スベルト小麦の穂
意外に、ノゲが短いと言うか、ほとんど無いのですね。


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鉢植えしたスペルト小麦が、早々と穂を出しました。
草丈は、そこそこ。
高くもなく、低くもなく。


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東北の在来種、南部小麦です。
ノゲが短いところはスペルト小麦によく似ていますが、登熟したころにどんな違いが見られるか、楽しみにしています。


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食工房で特に注力しているのが、このデュラム小麦です。
雪国での越冬の難しさを克服しつつあります。


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デュラム小麦の穂
大きな穂、長いノゲ、見た目の華やかさは麦の中で一番。
ドライフラワーにして販売も考えています。

昨年初めて種を蒔いて育てたスペルト小麦が、穂を出しました。
初めて見る、スペルト小麦の穂です。

ネット上に公開されている画像を検索した結果からも、これがスペルト小麦であることは間違いありません。

そもそも、スペルト小麦の原穀として売られていたものです。
そして南ドイツ原産のものです。
東北で十分生育可能と見込んでいましたが、問題なく冬を越し、逞しく成長して穂を付けました。

画像は鉢植えのものですが、圃場にも蒔いていますので、そちらも間もなく穂を出して来ると思います。
すごく楽しみです。

そしてもう一つの目玉が、デュラム小麦です。
これは、数年前カナダから入荷したライ麦の中に異物として混入していた小麦と思しき種子数種を一粒ずつ発芽させて鉢に植え、交雑に注意しながら栽培し、その後現在まで自家採種しながら増やし続けてきたものです。
その中の一つがデュラム小麦だったというわけです。

他にも注目に値する品種がありましたが、品種は今一つ不明のまま、栽培更新し続けています。

デュラム小麦は、すでに圃場にて作付けをしましたが、圃場の選び方、肥料の施し方や越冬への配慮などに課題が生じ、今年は大きな収穫は望めない状況です。

今年は、食工房でも耕作を開始しますので、特に難しい部分には率先して挑戦し、お願いしている農家さんたちをリードして行く所存です。