月別アーカイブ: 2018年9月

いい季節になって来ました

あの真夏の暑さは悪い夢だったかと思わせる、このところの涼しさ過ごしやすさです。

本当なら、食欲も増してくるこの季節に営業再開していたかった・・・。

まあでも、そう言っても始まりません。
遅れながらも、もうひとがんばりというところまで追い込んで来ましたから、最後まで息切れしないようにペース配分しながら、完成に漕ぎ着けなくてはなりません。

昨日は、小麦の作付けをお願いしている農家さんが訪ねて来てくれました。
今年の収穫分の小麦を、きれいに選別して持って来てくれました。
合計で140㎏ほどありますので、一部を小麦麺に加工することにしました。

今年から、農家さんには申し訳ないけど、買い上げ価格を少し下げてもらいました。
最終製品の価格がどうしても高くなり過ぎるので、事情を説明して相談の上、これまでの特別な価格を見直し、公的な補助金が付いた政府の買い上げ価格と同程度の金額にしてもらいました。
これにより、小麦麺もお求めやすい価格で販売出来ると思います。

麦播きの季節も目前に控え、寝る時間も惜しみたいくらいですが、ここで倒れてはすべてお仕舞いになってしまいますから、焦る気持ちをなだめなだめ布団に入っています。

追い込んでいます。

食工房

店舗部分は、旧店舗と同じに杉板張りです。


食工房

照明器具が取り付けられました。
母屋から引いた電線に仮接続して、とりあえず明るく出来るようになりました。
夜間作業もストレスなく出来ます。

まだまだ完成までには手がかかります。
でも、確実にゴールが近づいていると感じられるようになって来ました。

一方疲れも相当溜まっていますが、体調に気を付けながらがんばるしかありません。

尤も作業中は、手順の一つ一つに集中していますので、疲れも忘れていますし一つ一つ出来上がった後を振り返っては達成感と満足感も味わえます。

一番注意しているのは、電動工具を使っている時です。
一瞬の油断で、指の一本くらいあっという間に無くなってしまいますからね。

実は昨日から、茨城県にいる三男が連休を利用して訪ねて来てくれています。
昨日の夜は、久しぶりの歓談に時を忘れてしまいました。
明日までもう一日、楽しい時間を過ごして帰ってもらおうと思っています。

早くパンを焼きたい!

堅焼き黒パン

食工房の看板商品「堅焼き黒パン」

臨時休業も3ヶ月目です。

多くのお客さまにご迷惑をかけているからということもありますし、収入が途絶えているからということもあります、そして何より私自身が自分が焼いたパンを食べたい・・・。

早くパンを焼きたいです。

後学のために他所のパンを色々食べています。
いろいろと学ぶところがあります。
一方、自信を深める場面もあります。

多くのお客さまも、今は他所のパンを召し上がっておられるでしょう。
食工房が営業再開成った暁に、戻って来ていただけるかどうか、そして久しぶりに食工房のパンを召し上がってどんなご感想を持たれるか、食工房にとってそれは正にまな板に乗った鯉になる時でしょうね。

覚悟は出来ておりますよ。
お褒めの言葉も、厳しいご意見も、両方あると思っています。

でも、だから、早くパンを焼きたい!

明日もがんばります。

朝仕事もしています。

涼しくなって、体も良く動きます。
新店舗の工事も、どんどん形が見えて来ましたので、意欲も満々です。

一方、畑は麦播きの季節が近づいて、そろそろ準備もしなくてはなりません。
時間がいくらあっても足りませんので、朝食前の一時間余りを農作業に充てています。

とにかく種播きだけはしておかないと、この先一年間を棒に振ることになりますので、忙しい最中ではあっても、今の今は最優先です。
これもまた食工房の生命線なので・・・。

さて明日は、食工房の包装室に作業台を作り付けます。
電気工事屋さんが、照明やスイッチ、コンセントなどを取り付けます。

ここ4、5日の間に、グーンと進むと思います。
写真がなくて物足りませんが、撮っている余裕がありません。
ご了解ください。

ではでは。

涼しくなって、本当に助かります

あの夏の暑さは、いったい何だったのでしょう。
何をするにも息切れがして、どうにもこうにも体が辛かったことしか覚えていません。

このところまた一段気温が下がって、25℃より下のことが多くなりました。
体が楽になりました。
薄着でじっとしていると少し肌寒く感じますが、動いているとちょうど良くて本当に助かります。

真夏に移転を目論んだのは失敗だったかも知れません。
暑さがこれほど災いするとは思いもよりませんでした。

しかしそうは言っても、涼しくて良い季節はパン屋も忙しくなる季節なので、そこは外したかったわけですが、結局9月にずれ込んでしまいましたから、いったい何をやっているんだか・・・って話しになりますね。

とにかく工事完了するまで、がんばります。
お待たせして申し訳ありませんが、どうぞ最後までお付き合いください。

今日は早朝の一時間ほどを、畑の草刈り作業に充てました。
ライ麦とスペルト小麦の作付けをします。

この二つは、自前でやる価値があるのです。
と言うか、自惚れるわけではありませんが、農家さん任せにしておけないこだわりの部分があって、どうしたって自前でやるしかないのです。
麦ラボは、伊達じゃありません。
本気なんです。(あぁ、これも食工房病だ!)

それもこれも、おいしくて健康な体の養いに供するパンを焼かんがためです。
ま、一歩一歩前進あるのみですね。

特別な時間

我ながら、六十代も後半になって、何故これほど忙しい毎日なのだろう・・・、もっと落ち着いた時間を過ごしているはずでは・・・と、時々天を見上げてため息をついています。

その場その場に自らの決断があったことは確かです。
一方、否応無く選択の余地無く、その状況に導かれたこともまた確かです。

運命とはそういうものなのか。。。と思いますね。
つまり、そこを通るしかない道だったってことなのですね。

私が今巡り合っている時間は、長い人生の中でも特別な時間だろうと思います。
だったら、その特別な時間をしっかりと味わい、意味を考え、課題を果たしたいですね。

今日は、朝一番にトラクターのロータリーが届きました。
暫し建築作業を中断して、トラクターに装着し動作を確認しました。
まずまず問題は無いようでしたので、畑の様子も見て来ました。
しばらく見に行かないうちに、ここ数日の雨のせいで草藪になっていました。

明日は早朝のうちに草刈りをして、数日後にトラクターで耕転しようと思っています。
ライ麦とスペルト小麦を播いておかなくてはなりません。

もちろん今日も、建築作業は進めましたよ。
いろいろと要領は良くなって来ました。
でも、やっと上手に出来るようになった頃に、終わるんですよね・・・。

明日も、がんばります。

尻に火がついている

コツコツ着実に前進しているとは言え、まだまだ営業再開までの手順は沢山あります。

昨日は、電気の外線工事が終わり、中が完成すればいつでも電気が入るところまで。
水道は、今日、外回りの配管の下準備に業者さんが来ました。

私の方は、階段廻りの壁、通用口ドア、ドア周りの壁、包装室の壁の一部を仕上げました。
毎日、毎日、目に見えて進んでいるのですが、今月もあと20日、尻に火がついています。

今日は、遥々新潟から常連のお客さまが訪ねて来られました。
訳を話して、家に上がっていただき、コーヒーを一杯差し上げました。
いつものご来店時と同じく、楽しくおしゃべりして時間を過ごしていただきました。
私は、その間もお喋りの仲間には加わらず失礼して、大工仕事を続けていました。

ちょっと先が見えてきたが故、余計に焦るのですね。
一刻も早く仕上げなくては・・・と。

とにかくがんばります。
明日は、包装室を仕上げます。

ぼうしパン

ぼうしパン

直径約16cm、中はふんわりバター風味のパン、皮とツバはカステラ生地でカリッと焼き上がっています。

全国のあちらこちらのパン屋さんから、いろいろなパンを取り寄せて食べています。
その中で、特に気に入ったのが「ぼうしパン」です。
これを焼いているのが、我が郷里の高知県のパン屋さんです。
★Nature(ナチュール)

そしてぼうしパンは、私が子どもの頃からずっと今も変わらず高知県民に愛されている、ソウルフードなのです。
それを自家培養酵母で焼いていると知って、食べてみないわけにはいかないと、昨年以来3度目のお取り寄せです。
今回は、ぼうしパン以外のパンも一緒に頼みました。

今日はまず、コーヒータイムにぼうしパンをいただきました。
優しい酵母の香りとバターの風味のバランスが素晴らしい。
そして、ほど良い甘さのツバの部分がとてもおいしいです。

明日の朝食は、玄米食パンやベーグルを試食します。
楽しみです。

食工房

換気扇の下にオーブンを配置します。
入口店舗部分も見えます。


食工房

正面の壁面に水回りを配置します。
仕上げはステンレス張り。
右に見えているカバーがかかっている機械は、今回新たに導入することになったドゥコンディショナー。

さて、ぼうしパンのおかげで元気が出て、今日は大工仕事に畑作業に、沢山沢山汗をかきました。
明日もがんばります。

災害に明け暮れる

台風21号が去ってやれやれと思ったのも束の間、今度は北海道で大きな地震がありました。
時間が経つにつれ、被害の大きさが明らかになっています。

一方、会津の身内の家は、台風の風もさることながら、小さな竜巻が発生していたのではないかと思える、狙い撃ちしたかのような局部的な被害でした。
北側の屋根の一部分のトタン板が捲れ上がって飛ばされていました。

しかし修復のことを考えると、頭が痛いですね。
近年、本当に雨が降っても風が吹いても雪が降っても、穏やかならざるものがあります。
この荒れようは一体何なのだろう・・・と思わずにはいられません。

さて、出かけたついでに会津管轄の保健所に出向き、工事に不備がないか確認して来ました。
そして、営業許可申請のための書式も受け取って来ました。
今までのところ問題はないようなので、安心して先に進めます。

それから夕方のひと時、畑の片づけも手を付けることが出来ました。

トラクターのロータリーも、オークションで見つけることが出来ました。
これで麦播きに間に合いそうです。

いつもギリギリセーフの綱渡り・・・、もう少し余裕を持ちたいと思いますが、気が付くといつも追い詰められているのですね。
さあ、営業再開に向かってラストスパートです。

本職の助言、第二弾

今日は、建具屋さんが登場。
店の入り口に入れる扉のことで相談をお願いしました。
前回、高野の店舗工事の際にも、引き戸、開き戸など数点をお世話になっています。

その時もいろいろと助言していただきましたが、今日は、私たちのやっていることをジーっと眺めていたか思ったら、決定的なアドバイスがありました。
私も、「オーッ、その手があったか!」、道具も持っていたのに何故それを使うことを思いつかなかったか・・・、やはり本職・・・と唸りました。

トリマーという小さい機械ですが、これを使わなくでどうする!というほどあちらこちらで役に立つ優れモノなのですね。
建具屋さんは、必要な刃先も使い古しとは言え無償でくださいました。
ありがたいですね・・・。
おかげさまで、一昨日、昨日、今日と、はっきりと進みが目に見えて来ました。

一方で昨日の台風です。
高知の実家は大丈夫だったのですが、こちら会津で身内の家の屋根が吹き飛ばされる被害が発生しました。
応急でブルーシートをかけたそうですが、本職を頼んで修理するしかないようです。
思いがけない被害に、驚いています。
明日にも様子を見に行って来なくてはと思っているところです。

本当に、いろいろなことが次々と起こります。
今年はもう、どうかしてます!
これから年末まで、どうか平穏無事でありますようにと、祈るしかないのでしょうか。
明日は、どんな一日に・・・。