月別アーカイブ: 2019年1月

久しぶりに体力を使って雪かたし

今シーズンは、まだまだ雪は少ない方です。
それでも、日の当たらない側の軒下は、屋根から落ちた雪が溜まってカサが上がり、もともとそれほど高さのない雪囲いの上を越しそうな状況になって来ましたので、今日は仕事の合間に久しぶりに手作業で体力を使って雪かたしをやりました。

トラクターは入れない狭い場所、除雪機でも飛ばすところがないので、スノーダンプですくって表の方まで運び出しました。

やり始めれば、いつもの通り体が覚えていて、手作業も時と場合によっては機械と比べても遜色なく捗ります。
まあしかし大変な所はごく一部、集めた雪はトラクターでサッサと運んでしまいますし、除雪機が使えるところは機械も使いましたから、これまでのようにすべて手作業に頼っていた時とは比較になりません。

仕事の合間でも、手作業で丸一日分の除雪が出来ました。
それでも汗はかきましたし、ほど良い疲労感と達成感で気分は上々です。
ご飯もおいしく食べられます。

やはり、健康のためにも、体は使わなくてはなりませんね。
スノーダンプとスコップ、万歳!

明日も明後日も、少しずつ続きをやります。

三々五々ご来店感謝の一日

寒中には珍しい穏やかなお天気の下、今日は午前中から三々五々ご来店のお客さまが見えました。
近所の子どもたちも遊びに来て、そこいらじゅうを駆け回ったり店の中に入って来てお客さまに話しかけたり。
おかげさまで、店頭は一日中にぎやかでした。

私も何だか元気をもらったようで、お客さまのお相手などをしつつ子どもたちに絡まれながらも、予定していた仕事はすべて片付けることが出来ました。

不思議ですね。
忙しくても、ちっともそんな感じはしなくて、逆にゆったりと一日が過ぎたような気分です。

今日は、あとはもうやることはないので、ゆっくりと音楽などを聴いて過ごしたいと思います。

本日ご来店くださいました皆々さま、ありがとうございました。
この場を借りまして、改めてご来店の御礼を申し上げます。

そして明日も良い一日でありますように。

融けるのも早い!

昨日は大雪、今日は曇りがちながら時折薄日も差すお天気でした。

気温も少し上がり、屋根の上に残っていた雪が、日が当たり出したとたん落ち始め、昼前にはすべて無くなりました。
地面の雪もどんどんカサが下がって、昨日の積雪がウソのようでした。

気象庁の情報によれば、南米沖でエルニーニョ発生中だそうで、これが日本の暖冬傾向にしている原因の一つだそうです。
エルニーニョ発生時の日本のそれも東日本の気候の傾向は、気温は高め、降水量は多め、かと言って日照も多めだそうです。
つまり振れ幅の大きいお天気模様ということでしょうか。

降水量が多いということは、暖冬で雨になることが多いとしても、一旦雪になれば大雪になるということです。
一方で日照も多めということは、止み間は晴れて気温も上がり、降った雪もすぐ融けるということなのですね。
まさに、昨日今日の状況そのままじゃありませんか。

それで明日の日中は、晴れ時々曇りだそうです。
もうすでに道路の雪は消えてしまいましたし、日中なら凍結の心配もありませんから、お出かけには好都合ですね。

否、ご来店をお誘いするにしても、条件が良ければ、それだけ力が入るというものです。
皆さまのご来店をお待ちしております。


紙版・飯豊の空の下から・・・ №49 公開しました。

久しぶりの発行です。
やっぱりこれが出なくちゃ、食工房じゃありません。

ネット上にpdfファイルを公開いたしました。
ご覧いただければ幸いです。 <こちら>

必要に応じて、プリントアウトしてご覧いただいてもけっこうです。
こちらで印刷もオーダー済みですので、出来上がり次第、ご希望の方に無料配布したいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

開店休業にならずに済んだという話し

食工房

この道を進入して来るには、ちょっと勇気が必要かも知れません。


食工房

旧食工房前の道路もこんな状況でした。

今日は、一転して大雪の一日となりました。
朝には、うっすらと2~3cmだった雪が、午前10には20cmを超えていました。

あまりに急激な積雪だったので、除雪車の出動が遅れ、我が集落の生活道路は通行に支障が出る箇所も発生しました。
これでは、食工房にたどり着けない状況があるかも知れないと思ったほど。

それでも店の駐車スペースの除雪をして、一応ご来店への備えはしましたが、数時間後にはもう一度除雪が必要になるペースで雪が降りました。

配達にも出られるかどうか危ぶみましたが、若松市方面から配達に来た業者さんに聞いたら、あちらでは大した雪ではない模様だったので、午後3時過ぎに意を決して配達に出ました。

実際のところ山沿いの地域を出れば雪は少なく、ほとんど支障なく走行出来ましたので、無事に配達を終えて帰って来られました。

それで後で聞いたら、私が配達に出ている間にご来店くださった方がお二人いたということで、心配していた開店休業にはならずに済んだというお話でした。

否まったく、こんな大変な日にご来店いただいて恐れ入ります。
あらためて、この場を借りまして、厚く御礼申し上げます。

体調、良くなって来ました

先週あたりは本当にひどい状態で、自分の健康に半ば自信が無くなりそうな気分でした。
これでは、この先が思いやられると、かなりのところガックリ来てましたね。

でも今週になってからは、雲が切れて空が晴れて来るように、すっきりとして体調が良くなって来ました。
病院には行かないので本当のところは分かりませんが、インフルエンザだったことはほぼ間違いないでしょう。

調子が悪い時には、何でこの程度のことをやる気になれないのかと情けないものですが、調子が良くなればそれがウソのように楽々とこなせるのですから、健康とは本当にありがたいものです。

おかげさまで、コーヒーもパンもとびきりおいしくいただくことが出来ます。
寒さも苦にならないので、暖房を節約することも出来ます。

ま、それでも油断はしないことですね。
感染症だけは、どこからでもやって来ますから。

それにこの歳になると、一旦体調を崩すと回復に時間がかかります。
これはもう仕方がありません。
そういうものだと思って、慎重に養生することですね。
でも、ここ当分は、バリバリ行けそうです。

明日はパン焼き。
雪の予報も出ていますが、皆さまのご来店をお待ちしています。
雪の日、ポイント2倍です。

クッキー類の在庫回復中

年が明けて、やっと休業前のペースに戻りつつあります。
ずっと品切れしていたクッキー類の在庫回復に、先日から着手しています。

今週は、どろんこクッキー、大麦ビスケット、バタービスケット、森のパン屋のビスケットの4品目を用意することが出来ました。
もう待ちかねていたお客さま、また取引先の業者さまから次々とご注文いただき、早くも在庫数が心細い品目もあります。

来週には、ジンジャークッキー、ナッツクッキー、コーヒークッキー、くるみびすけっと、わらいごまも用意したいところです。
とにかくがんばるしかありませんね。

そして、こちらも長いこと休刊状態だった「紙版。飯豊の空の下から・・・ 」も復刊すべく、ただ今編集作業中です。

今回の移転事業の一環として、IT環境の強化も視野に入れ新しいPCも導入していますから、編集作業にも大いに役立てなくては、もったいないところだったのです。

高速のマルチコアプロセサーと大容量メモリー空間のおかげで、大きなデータもフリーズすることなくこなせます。

今夜中には、テキストの作成と編集は終わります。
その後は、カミさんがイラストを描いて、それを編集してレイアウトすれば版下が完成です。

明日は、コーヒー焙煎を。
否、まったく、忙しい、楽しい。

風邪が治って、元気になって来た証拠かも知れません。

雪が少なくて楽をしています・・・が

今のところ、とお断りしておきますが、雪が少なくて助かっています。
楽をさせてもらっています。

今日あたりは、屋根の上に残っている雪は、日陰も含めて完全に無くなっていました。
店の前の駐車スペースは、きれいに乾いて冬の様ではありません。

昨日も今日も、日中は日が差していましたし、寒に入ったこの時期にこんなに穏やかなお天気でいいのかなと思ってしまいます。
このあと、とんでもないどんでん返しがなければいいのですが。
まあまあ、2月が過ぎるまでは油断はしないでおくことに・・・。

しかしそれにしても、緩いですねぇ。
ところがです、サルの群れが出て来たのです。

昨日、すぐ近くの集落に出没したとの情報を得ていましたので、今朝は我が集落の旧宅の裏当たりに・・・と予想して、追立のための道具を揃えてパトロールに行ってみたところ、予想通り来ていました。
もうすでに、あたりの柿の木に残っていた熟柿を、散々に喰い荒らした後でした。

しかしここ何度か出没の度に厳しく追い立てているので、私たちの姿を認めただけで威嚇することも無く一目散に逃げて行きました。

これで分かることは、猿が、いつでもどこでも何をしていても、絶対に気を許さないこと、厳しく追い立てることですね。
どこかで油断して、一度でも猿にここは自分たちの居場所と認識されたら、その力関係をひっくり返すのは、余程大変な手間と時間がかかると思っていなくてはなりません。

雪が少なくて楽・・・と思ったら、猿のせいでそうも行かなかったというオチでした。

最期に、忘れるところでしたが、明日と明後日は定休日です。
お間違えのございませんように。

時々コーヒー通信

以前、毎週コーヒー焙煎をする水曜日に合わせて、コーヒーの話題を書いていました。
毎週と決めると、初めのうちはいいのですが、そのうちネタも続かなくなって、中身が薄くなってしまうのですね。
いつの間にか、その週慣(週刊と習慣に引っ掛けていた)も滞って何年経ったでしょうか。
またコーヒーの話題を取り上げたくなって来ました。
今度は、決めてやるのは止めよう、時々気の向いた時にしよう、これで行くことにしました。
思い返せばもう30年も前からやっている自家焙煎ですが、その心は、とにかくおいしいコーヒーが飲みたいの一言に尽きます。
私の好み、私のこだわりに付き合ってくださる方が何人かでもいれば商売になると考えて、看板を上げて来ました。
幸いと言うべきでしょう、おかげさまで自分で飲む分くらいは只になる程度の商売になっています。

さてさて、前置きばかり長くなってしまいますので、今日の話題に移りましょう。
エチオピアモカ・イルガチェフェG1ナチュラルのお話です。

コーヒー通信

生豆・エチオピアモカ。イルガチェフェG1 ナチュラル


コーヒー通信

ミディアムロースト・エチオピアモカ・イルガチェフェG1 ナチュラル

以前、「おいしいコーヒーの真実」というドキュメンタリー映画があって、そこに登場していたエチオピアのコーヒー産地と農家の人たちの姿が、激烈に脳裏に焼き付いていました。
そのイルガチェフェ村のコーヒーを手に入れて焙煎して飲んでみたいと願っていました。

数年後にその願いが叶い、最初に手に入ったのはイルガチェフェG1ウォッシュドの生豆でした。
第一印象は、小粒で欠点豆もそこそこあって、炒りムラが出やすい難しい豆、でした。

風味に関しも、期待しすぎだったかも知れませんが、印象に残るものはありませんでした。
その後仕入れも途絶えてしまいましたが、私にとっては相変わらず気になる存在であり続けました。

それからしばらくして、ナチュラルプロセスのものが手に入ることになり、そちらをサンプル購入して試したところ、甘いフルーツの香りがするコーヒー豆でした。
酸味もフルーティーで、レモンかオレンジを思わせます。
これなら私の好みにピッタリ!と、以来ずっとレパートリーに入れています。

この豆、ただ一つの欠点は、ナチュラルであるが故の欠点豆の多さです。
手選別には、相当な時間を要します。
当然ロスも多くなります。(25%以上)
しかし、しっかり選別すれば、まるで別物のように素晴らしい風味になります。

ナチュラルの豆が持っている雑味を、発酵プロセスを関与させることで、逆に素晴らしい風味に高めることが出来るのですが、最終的に手選別によって、発酵過熟になったりカビが発生してしまったものなどを取り除かないと、その持ち味を生かすことが出来ません。
このあたりが、難しいけど面白い、この豆の個性です。
自分で言うのも何ですが、このあたりを徹底的に追及して、いい味にたどり着いたと自負しています。
よかったら、ぜひ一度おためしください。

ところで、この豆に類似したフルーティーな風味を備えた豆に、他にもこれまで何種類か出合っています。

東ティモール産レテフォホ10マリアーノ(ただ今、私の仕入れルートでは手に入りません。)
インド産トリシューラSC-01(悪い豆ではないが、イルガチェフェの方がいいので停止中。)

でも、イルガチェフェに満足しているので、今のところ復活は考えていません。

朝のご褒美

飯豊の空の下から・・・

庭からこの景色が見られるのは、本当にうれしいです。

今朝は、真冬の時期には珍しく快晴の朝でした。
朝日を受けて飯豊山がオレンジ色に染まりました。

本当はこんな時、全貌が見えるビューポイントに行って、思う存分撮影して来たいところですが、パン焼きの朝にそんなことをしている時間はありません。

でも、庭からこれだけの眺めが見られるのですから、十分幸せというものです。
またいつかチャンスがあることを願っています。

寒い朝でしたが、工房の中は汗をかくくらい暖かくして、これもパン生地のためです。
昼過ぎには、どれもおいしそうなパンが焼き上がりました。

明日は、やっとクッキー類の製造に手を出します。
大麦ビスケットとどろんこクッキーです。

おいしいパンを焼こうね

明日は、今週二回目のパン焼きです。

今しがた、上の娘と二人で酵母の培養の最終工程をセットして上がって来ました。
その時いつもかけ合う言葉は、「おいしいパンを焼こうね。」です。

そうすると、本当においしいパンが焼けるような気がします。
酵母君がニコッと笑ってくれたような気がします。
「まかしといて!」と。

さて、明日は3時起きです。
そろそろ寝る支度をしなくては。

皆さまのご来店、お待ちしています。


漉乃あん丸再開します。

食工房の小豆のあんパン、それが漉乃あん丸です。
藤沢のばあちゃんたちの小豆を炊いてこしあんをつくり、それをちょっぴりバターを利かせたパン生地で包みました。
香ばしい黒ゴマもトッピングしています。
1個220円にて発売!