春への動き

寒い日が続いていても、意外なところで春に向かう動きを感じられることがあります。

今日、上の娘が言いました。
「白菜が、春の味になって来たね。」と。

どういうことかと言うと、秋に収穫して保存してある白菜を冬の間中食べ続けているわけですが、これまで変わらなかった味に変化が起こったということなのです。

土から切り離されていても、白菜は実は生きているわけで、春が近づくと残っている養分を使ってとう立ちの準備を始めるのですね。
仕込まれていたタイムスイッチがオンになる瞬間がやって来たというわけです。

これを境に、保存期間は終わりに近づいて行きます。
多分食べ切れないうちに、最期は畑に持って行って土に返すことになるはずです。

大根も同様です。
じゃがいももですが、こちらは種芋として新たな命に再生します。

やはり春の訪れは早いのかも知れません。

人間の私も、農具の点検など始めましたよ!
農作業は、二三か月あるいは半年、さらには一年二年先をイメージして進めて行かないと、うまく行かないものなのです。
それを植物たちが教えてくれるというわけです。
楽しみです!