パンがうまく焼けたので、ごきげん

今日の酵母は、最近では一番の絶好調、当然パンの出来も上々でした。

いつもいつも分かっていることですが、酵母の発酵具合でその日のパンの出来はほとんど決まってしまうのです。
それはもう、パン生地をこねる前にすでに決定的です。
あとは、計量ミスとか焦がすとか、いわゆる凡ミスさえなければ、約束通りに美味いパンが焼けます。

しかし酵母は難しいのです。
本当に、何回繰り返していても、いつも緊張します。

酵母の調子が今一の時など、その日のパンの出来が予想出来るわけですから、出来る限りの回避策は尽くすとしても、やる気を維持するのはなかなか大変です。

それが、今日は楽でしたね。
おかげさまで、昨日の微妙な体調もどうということもなく回復しました。

酵母の調子で私の体の調子も決まってしまうみたいです。
パン屋ですから、そうだとしても不思議はないのかも知れません。

そのうち、酵母と一体になり切ることが出来れば、いつも最高のパンが焼けるようになるのかなと思います。

多分一生かかるかも知れませんが。