麦ラボだより190605

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只今、作付け面積急増中です。
来年は、これまでの3倍になるそうです。


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新緑の初夏の空の下、麦秋の枯れ色がひときわ存在感を放っています。


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大麦は、小麦よりずっと(約1ヶ月)早生です。


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大麦は、ノゲが長いのが特徴のようです。


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六条大麦と呼ばれる所以が良くお分かりになると思います。
大麦には、この他二条大麦があります。

先日6月5日に、市内高郷町の夏井地区で大麦を作付けしてくださっている農家さんの圃場を見に行った時の報告です。

「大麦がいい具合に色づいて来ましたよ。」とお知らせいただいていましたので、刈り取りになる前にぜひ写真を撮っておきたかったのです。

全く期待に違わず、すばらしい麦秋の風景に立ち会うことが出来ました。

秋の稲穂の海ももちろん素晴らしいですが、麦は初夏の新緑と枯れ色のコントラストが感動的です。
長いノゲを持つ大麦は、初夏の日差しを受けて金色に輝きます。

それが一面海原のように広がっている様を想像してください。
誰だって感激しないわけには行きません。

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高野圃場試験栽培区に出現した珍種?
赤米のように実に色素が入っているかも知れません。
赤麦・・・? 楽しみです。


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成長の早さと姿形からして大麦だと思われます。
穂は二条です。

そしてこちら手元の高野圃場試験栽培区では、赤紫色の縞が入った実を付けた珍種が出現しました。
これが、いわゆる赤米のような色素の入った実が入るようなら、希少種として価値があります。
赤麦、紫麦・・・?
何にしても楽しみです。