スペルト小麦、種まき第一弾

麦ラボ

高野第一圃場
昨年まで、ここがわが家の菜園でした。
ここで15年間、農業研修をしたのだと思っています。
長年の耕作で、今や、最高の圃場となりました。
今年は、スペルト小麦専用圃場になりました。


麦ラボ

手で触れて欲しい、この土の感触。
足跡の間の帯状の部分が播き筋です。

※9/22写真追加

今日は、早朝からパン焼き作業の後、この後の天気の移り変わりを考え、急遽スペルト小麦の種まきをやりました。
播いたのは、最も準備が進んでいた高野第一圃場です。

種まき直前に最後にもう一度トラクターで耕うん整地し、それから種まき機(たねまきごんべえ)でスペルト小麦を播きました。
今年の高野第一圃場は、一部を除いてすべてスペルト小麦です。

畝幅は、昨年まで60cm取っていましたが、今年は40cmにしました。
間隔が広すぎてもったいない気がすることと、間に光が入って雑草が伸びやすいことが分かったからです。

40cmでも、管理機で中耕出来るので、特に問題はありません。
逆に、収量が増えることになるかも知れません。

この圃場は、サラサラ、ホクホクの黒土で、種まき機を押すのもとても楽で、作業はあっという間に終わりました。
今まで十数年間、堆肥を入れ続けて来た結果だと思っています。

中島の圃場も、ここの土のようにしたいものです。
もちろん、出来ると思っていますが。

さてさて、麦播きが始まりました。
この次は、中島第三圃場にスペルト小麦を播きます。

明日もお天気次第で、食工房で製造作業になるか、畑で種まきになるか、臨機応変です。
もちろん、店は営業しております。

自前の麦を使うようになって、プンパニッケルが特別おいしくなったような気がします。
否、実際。

堅焼き黒パンも、やっぱり違いが出ています。
そして、スペルト小麦の小麦丸も。

実りの秋のパンセットの企画を考え中です。
近々お目見えするはずです。
どうぞご期待ください。