また猿や熊がやって来る

ここしばらく、猿も熊も気配がしませんでした。
時折、遠くから追い払い用の花火の音が聞こえてくることもありましたが、近くにやって来た形跡はありませんでした。

もう畑に目ぼしい食べ物は無くなったことが分かっているのでしょうか。
またこの時期は、山の中の方が食べるものがいろいろあることだろうとも思いますし。

でも、そろそろ栗や柿が食べ頃になって来ていますから、また来るだろうなと思っていました。

そうしたところ、一昨日の夜から昨日の朝にかけて、我が食工房の麦畑中島第二圃場と中島第三圃場を熊が通って行った跡を発見しました。
向かった先には、これから熟して来る柿と今が食べ頃の栗が沢山あります。
足跡は、一直線にそちらに向かってついていました。

一方同じ頃にカモシカも通ったようで、熊と鉢合わせたのでしょうか、途中で急転回して向きを変え走り出したような足跡が土をえぐっていました。
麦の葉を食べた様子はありませんが、所かまわず踏み歩くので傷んでしまった株が沢山ありました。
何度も侵入されると、それなりにダメージが大きくなりますから、どうやって防ごうか・・・思案中です。

柿は取る人もいないので、伐採した方が良いと言うのが大方の人の意見、栗は食用に重宝するので、熊の先を越してどんどん取っているそうです。
確かに、柿と栗が無くなれば熊はもうそこに用は無くなるわけで、どこかに行ってしまうでしょう。

でも、カモシカは柿や栗が欲しいわけではありませんから、どうすればいいのでしょう・・・。

麦を育てるのも、思いがけないことで大変です。