今シーズン最後の種まき

麦ラボ

試験栽培区(中島第一圃場)の種まき終了
計8種類の麦を播いています。
すべて、来年に向けての採種穂になります。


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量が少ないものは種まき機が使えないので、こうして手で播きます。


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少ししかない種を確実に実らせるためには、恐ろしく手間がかかりますが、こうして一粒一粒手で播くのが一番です。


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人力(手押し)式種まき機・GONBEI
これでも、鍬一本の手作業に比べれば10倍早い。


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南部小麦も自前で確保することにしました。
来年の作付けに向けて、種を増やします。


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中島第一圃場の1/3くらいの面積を試験栽培区としました。
残りは来年の春から、じゃがいも、かぼちゃ、さつまいもを順次作付けの予定です。
うしろの第二圃場のライ麦が、緑色に見えるようになりました。

台風が過ぎ去った後の束の間の晴れ間でした。
この後また雨だと言うので、急遽、残っていた試験栽培区の麦の種を播きました。

で、今年から試験栽培区を、中島第一圃場に移しました。
高野圃場は、少し距離があるので目が届かず、管理がし難いからです。
わずかの距離ではありますが、すぐそこに見えているのとそうでないのとでは、ずい分違うのです。

その試験栽培区で、今年は計8種類の麦を播きました。
すべて、来年に向けて種を増やすための採種穂になります。

その中には、以前近隣の農家さんに作付けしてもらったことのある南部小麦も含まれています。
今度は、食工房が自前で収穫して自給する計画です。
小麦麺用に、パン用に、風味と腰のある小麦です。

中島第一圃場は、これでもまだ半分以上空きがありますので、あとは来春からじゃがいも、かぼちゃ、さつまいもを順次作付けの予定です。
こちらなら、まだしも猿の被害を防ぎやすいと思っています。

一方、すぐ隣の第二圃場と第三圃場に、それぞれ先に播いたライ麦やスペルト小麦は、もう早や青々としています。
来年は、このあたりの風景がまた一つ変わります。
楽しみです。

さてこれで麦仕事も一段落しました。
麦踏みは、比べれば楽な仕事で空いた時間にやればいいので、シュトレンづくりで忙しくなるまでのわずかの隙に、ビールを仕込もうかなと思っています。
初夏の頃にと思っていて、ついに手が出せませんでしたからね。
もう絶対やらなくては・・・。
酵母がいい調子なんですから、きっとうまいビールが出来るでしょうから・・・。