新型コロナウイルス肺炎の憂鬱

目下世界を震撼させている新型コロナウイルス肺炎ですが、ここに来て新たなフェーズに入ったと思います。

もっとずっと早い段階でなら、特定の場所の中で淘汰することが可能だったかも知れませんが、もはや広く環境中に放たれてしまったも同様だと受け止めなくてはならなくなりました。

発生国の中国の対応の拙さが、その原因の一つである事は確かですが、今それを言っても始まりません。
反省は後でしてもらうとして、とにかく今は世界中で感染の拡大防止に努めることがまず第一でしょう。

それにしても先行きの見えなさには、憂鬱な気分にさせられます。
何か似たような気分を味わったような気がすると思っていたら、思い出しました。

そうです、あの震災の時に同時発生した原子力災害です。
あの時も得体の知れなさ、先行きの見えなさに、不安を感じ憂鬱な気分が続いていました。
どちらが・・・と比較しても意味の無いことですから止めておきますが、注意しなくてはならないことは案外似ているような気がします。
マスク、手洗い、うがい、消毒など、一つ一つ手を抜かないで丁寧に注意深く行うということですね。

もし感染を疑う状況になった時は、迷わず医療機関を訪ねることでしょう。
そうしないと、周りに感染者を増やす可能性があるからです。
人から人に感染して行くのですから、自分だけという考えが一番悪い結果を生むことになると肝に銘じておきたいと思います。

しかしそれにしても、医療体制の行き届いている日本は幸せです。
その貴重なリソースを浪費することのないよう、日々を注意深く過ごしたいと思います。