食工房自家産ライ麦、間もなく終了

麦ラボ

昨年、収穫直後調整前のライ麦です。約200kgあった在庫の全てを使い切ることになります。

昨年から本格的に始まった食工房自家産ライ麦の使用ですが、丸一年分には足りないことが分かっていました。

すでに3月から、ライ麦を含むパンは受注製造に切り替えて数を制限して来ましたが、いよいよそれも終わりが近づきました。
今週、明日のパン焼きと土曜日のパン焼きで終了の見込みです。

今年の収穫は7月上旬の予定ですから、脱穀調製を終えて原材料として使用出来るのは8月からになりそうです。

それまでの間、早速来週分から、まず一つは喜多方市内の知り合いの農家さんが収穫したライ麦を少しだけ分けていただいたものがあり、それを使用します。
ただし、一つ問題があって、多分収穫の工程で混ざったものと推測しますが、小麦や米の混入が目視推定で10%くらいあり、プンパニッケルには使用出来ません。
ライ麦入り角食パンと堅焼き黒パンに、このライ麦を使用する予定です。

このライ麦とは別に、オーストラリア産オーガニックライ麦の全粒粉が入荷しており、こちらの品質は特に問題がありませんので、プンパニッケルはこのライ麦全粒粉を使用します。

いずれとも、風味や食感において、食工房自家産のものとは違いが出ることになります。
評価については、それぞれ皆さまにお任せしますが、今年分の収穫が現実のものとなるまでの間、この体制で行きますのでご了承ください。