雨続きにガッカリしつつ

雨模様の日が続いています。
もちろん止み間はあります。

しかし、圧倒的に雨の方が多いので、圃場は乾きません。
場所によっては、キノコが発生しているほどです。

かぼちゃ、さつまいもなどの蔓性のものは、ものすごい勢いで伸びていて、畑の中で暴れ回っている感じです。
まあこれが収穫につながるならいいので、様子を見ているしかありません。

一方、じゃがいもなんかは、日照不足と湿気で生育が悪く、とうに茎も葉も枯れて溶けて地上部は姿も見えません。
仕方が無いので芋を掘って見ましたが、昨年の1/4も無いほどの不作でした。

そして、今一つ困るのは、収穫の終わった麦畑の後始末です。
カッターで麦わらを細かく刻んで圃場にまき散らし、堆肥も投入して一緒にすき込む作業をしたいのですが、圃場が乾かないのでずっと手が出せません。

種まきまでには時間がありますので、そのうちいつか晴れが続く時があるはず・・・と待っているのですが、このところの空模様を見る限りでは、本当にそんな時が来るのか?と思えて、何だかガッカリして来ます。
ここまで水浸しになると、しっかり一週間くらいは晴れが続かないと、圃場はサクッと耕せる状態にはならないでしょう。

・・・とまあ、思い通りにはならない自然を相手に、いかに切り抜けて行くか・・・、知恵を絞るのが百姓の仕事です。
それはそれで面白い一面もあるので、いくら悪条件に苛まれても、なお頑張ろう思うだけで嫌になるということはありません。
考えて見れば、何とありがたい仕事なのでしょう。

明日も空模様次第、食工房の仕事をこなしつつ臨機応変に畑に飛び出して行くこともあり!
まずは元気に動けるこの体に感謝しつつ。