暑さ寒さも彼岸まで

デュラム小麦

フォカッチャはイタリアのパンで、平たく焼いたパンのことを言います。
ピザのご先祖だとも言われています。
材料の小麦粉は、もちろんデュラム小麦を使います。

明後日3月20日は春分の日、お彼岸の中日です。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、近年、お天気の移り変わりが激しくて、お彼岸の前でも5月の陽気になったり、逆に4月になってからドカ雪が降ったりすることも、そう珍しいことではありません。

しかし、そのような大きな振れ幅でも、平均すれば季節は確実に進んでいて、植物や動物たち特に渡り鳥たちを見ていると、種まきや苗の定植のタイミングを間違えることはありません。

昨日は暖かかったのに、今日は冷たい風が吹きました。
一日の内に2ヶ月くらいの幅で季節が動いています。

でも、雪融けはどんどん進んでいて、川は物凄い水量になっています。
お日さまの力が強くなっていて、地温が上がってきているのですね。

私たちも、藪の刈り払い作業を始めましたし、越冬のために屋内に退避させていた鉢植えなどを外に出し、庭の手入れも始めています。

先日は、娘たちが種じゃがいもを買って来ました。
畑の作付け計画を立てているようです。

私も、機械物の点検整備開始です。
冬の間、除雪で活躍してもらったトラクターもオイルメンテして、今度は畑で活躍してもらわなければなりません。

もちろん食工房の仕事も、いっそう気合いが入ろうというものです。
今度の土曜日からしばらくの間、デュラムセモリナ粉を使って、フオカッチャというイタリアのパンを焼きます。

一昨年、昨年にわたって収穫したデュラム小麦が20kgくらいありましたので、それを精麦して粉に挽きました。
粉にして大体12kgくらいありますので、多分4月か5月の頃まで提供出来ると思います。
詳細は、まだ詰めていないので、明日改めて発表いたします。