ワクチンとシートベルト

今日は、娘たち二人がワクチン接種を受けました。
喜多方市では、55歳以上は2回接種が一回りして、今は55歳以下の年齢に接種しているところです。
まあまあ順調に進んでいるのではないでしょうか。

娘たちに、「ワクチン打てることになって良かったね。これで少しは安心だね。」と言うと、上の娘が「少しはね、まあシートベルトしたってとこかな。」と答えました。
うーん、うまいこと言うな・・・と。

そうなんですよね。
ワクチンは、車で言えばシートベルトみたいなものだと思えば相当で、コロナにぶつかっても死ななくて済むかも知れないってことなのですね。
だから、接種完了しても、それで全て万々歳!制限解除!みたいな短絡的考えには、どうか皆さんならないでくださいね!ということなんです。
世の中全体にコロナウイルスが蔓延している間は、ワクチン接種後もそれまでと同じように感染対策していなければなりません。

「なーんだ、それじゃ意味ないじゃん!」とは言わないでくださいね。
今回のワクチンは、なかなかよく出来たワクチンで、感染しても発症を食い止める、もし発症しても重症化を食い止める効果があり、さらに感染そのものを防ぐ効果もある程度期待出来ると言いますから大したものです。
これまでに現れた複数の変異ウイルスに対しても、有効性は失われていないのです。(もちん、今後のことは分かりません。)

副反応やアナフィラキシーを心配する方もいますが、今の状況では、コロナに感染して重症化するリスクの方が何千倍も何万倍も高いと思った方がいいでしょう。

感染すれば、自分がひどい目に遭うだけではありません。
まわりにうつしてしまう可能性があるのですから、そこをまず一番に考えて欲しいですね。

それにしても、シートベルトは義務化されていて、しないで運転または同乗すればペナルティーが科されるのですね。
ワクチン接種にはそんな強制力はありませんが、しないことによる影響はシートベルトよりもはるかに大きいかも知れません。

例外を認めるとしても、義務化してもいいのではないでしょうか。
少なくとも私はそう考えています。