イノシシ、どこへ行った?

最近、イノシシの気配がピッタリ消えています。
餌になるものなら、いくらでもあるのに。

二週間ほど前の8月16日に熊出没の痕跡を発見して以来今日まで、イノシシの出没の痕跡は一つも見つかりません。

もちろん、水田もそば畑も無傷です。
一時被害が出始めていた水田も、今はもう大丈夫そうに見えます。

周辺では、イノシシの出没で作物に害が出ているところもありますので、決していなくなったわけではありません。

何故、わが家の周辺の中島、高野、辰ヶ原の地内だけ出てこないのか、大方熊の影響だと推測しているのですが、そうかと言って、熊の痕跡も見つかりません。

と言うか、私たちが見つけられないだけのことかも知れませんが。

そんな状況を訝りつつも、藪の刈り払いだけはしておかなくてはと、少しずつでも時間を作って作業しています。

すると、時々草やぶの中を何か大きな獣が通った跡が見つかるのですね。
いつのものか、この前刈り払いした時より後のことは確かですが、定かではありません。
草やぶの中では足跡は残りませんし、掘り跡も無いのでイノシシではないのかな・・・、だとしたらやっぱり熊か・・・などと疑ってみるのですが、今一つ確信が持てません。
どうも、まだまだ修行が足りないようです。

ですが、とりあえず被害がないのは助かります。
しかし、それもいつまでと保証はありません。

電気柵の準備を進めています。
柵の下は草が生えないように、今度から除草剤も使用することにしました。

今まで農薬など使ったこともないし、どんなものがどんなところに使われるのか何も知りませんでしたが、使う使わないは別にして、もっと勉強して置いても良かったんじゃないかと思っています。

生態系への負荷を出来るだけ避けるためにも、合理的な薬剤の選定、最低量の薬剤使用で所定の効果を得る散布の仕方など、それはそれで奥が深いのですね。

獣害から、次々とつながり広がって行く課題に、むしろ勉強の意欲満々の私です。