一年前も危機的だった

他ならぬコロナ禍の話題です。
今また爆発的とも思える感染拡大で、全国的に大混乱の様相を呈しつつある我が日本ですが、感染者の数こそ比較になりませんが、一年前も実は危機的でした。

むしろ変にコロナ慣れしてしまった感のある今よりも、多くの方の危機感は高かったかも知れません。
福島県は対象地域ではありませんでしたが、東京など大都市圏は緊急事態宣言が発出されていました。

今回のオミクロン株による感染急拡大に対しては、蔓延防止等・・・措置で対応する方針のようですが、いずれにせよ行動自粛を求める方策は最早効果が上がらないと見るべきかも知れませんね。

今日のニュースで、専門家の方が「デルタ株でもオミクロン株でも、皆さんのやるべき感染対策は全く同じで何も変わりません。」と言っていたのが印象に残りました。
どの道拡大は止まらないと思いますが、いくらかでもペースを緩やかにするために、個々人の感染対策が要になると私は考えます。

最終的には、この新型コロナはいつかインフルエンザ以下のリスクの風邪のような病気になって、人類の間に定着することになると思いますから、そのうちだれもが一度や二度はかかることになるものと捉えています。

手早いワクチン接種の用意と経口治療薬の開発が主力になり、検査はあっても無くても良い程度の優先度になるはずです。

その傾向がいくらかでも見て取れるオミクロン株の動向ですから、まずはワクチン接種が最優先だと思うのですが、多くの方が検査へと殺到するのはいかにも解せません。
今は、感染対策は個々人に委ね、限りある医療資源は、まずワクチン接種に注ぐべきです。

私と連れ合いは、今日やっとのことで3回目の接種の予約をすることが出来ましたが、2月の末の接種になるとのこと、多分その頃には今回の第6波はピークアウトしてしまっている可能性があります。

その間もに感染しないように、自分で対策するしかありません。