電柵完成、PART 1

麦ラボ

電柵器本体、チャージコントローラー、バッテリーを全天候型プラボックスに収納
ソーラーパネルを上部に取り付けています。


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この仕掛けで、ワンシーズン・ノーメンテナンスで大丈夫


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感電注意の看板
1エリア2枚以上の表示義務があります。


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土手上の平坦なルートが一番無難です。


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出入口ゲート
開閉時は、一応電源は切っておきます。


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FRP支柱は高いので、安く上げるために竹も使います。
プラスチック製碍子は、約50円/個


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竹製支柱の使い方(近影)


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竹製支柱を使った出入口ゲート
竹は、太さも長さも自在で強さもあるので、いい素材です。
ただし、切り出す手間だけが大変。

先週から進めていた、圃場周りの電気柵設置の2つのエリアの内の1つが、今日終わりました。

実は、周辺の他の農家さんと共同で、市の補助金を活用して電気柵を設置する事業も並行して進めているのですが、何しろこちらは時間がかかります。
すでに作物がある状態の麦畑を一日も早く囲いたかったので、昨年購入設置した資材を使って自分ところの麦畑のみ先に囲うことにしたのです。

あとで皆さんとともに設置するルートにうまく繋げるために、昨年とは少し違うルートを選んでいます。
昨年一度経験したおかげで、設置に関するノウハウは相当積み上がっていることが、今年やって見てよく分かりました。

この後、もう一つのエリアも設置して行きます。
じきに補助金活用分が動き出すはずですが、とにかく麦畑に被害を出さないことが最優先です。

一方、獣たちの動きですが、イノシシに関しては、中島地区ではまだ出没は確認されていません。
しかし、他の地区では出没が確認されていますから、いることはいるのですね。
油断は出来ません。

そしてクマですが、こちらも出没の気配が今のところありません。
サルは、雪の季節に一度見かけていますが、その後は姿を見ていません。

ただ一つ、ずっと姿を見せているのがカモシカです。
イノシシやクマやサルに比べれば、農作物への被害はまだしも軽微ですが、居てありがたい獣ではありません。
困ったことに、明治時代以来天然記念物に指定されていますので、手出しは一切無用、故意に危害を加えれば処罰の対象となります。

とりあえず、これらの獣たちに有効な最上策が電柵(電気柵)なのですね。
本当は、駆除に重点を置いてもらいたいのですが・・・。

ところで、ニホンジカもいるらしいのですよ。
姿を見たという人が何人もいますし、昨年は度々鳴き声を聞いています。
川の向こうの山の中にいるらしい・・・。

否、ニホンジカが出るようになったら、今のような電気柵では、簡単に飛び越えて侵入されてしまいます。

奴らは、青いものは何でも喰います。
新緑の麦畑なんか、ご馳走の海です。

シカを防ぐには、5~7段(1.5m)以上の柵を張らなければなりません。
そうなったら、今の計画はすべて破綻します。

いずれ対応を迫られることになるのでしょうが、とりあえず保留です。

ちみなみに、今日の画像はすべてスマホ撮影です。
レタッチは、Photoshopを使用。