電気柵復旧に一歩踏み出す

なかなか埒の明かない電気柵の復旧ですが、今日から一歩踏み出しました。

被害直後、ごく一部ですが復旧出来たところは今も稼働していますが、そこから先は遠い道のりです。
特に、川沿いのエリアは、土手が損傷しているためルート変更が必要です。

今日は、土砂流入が著しい第3圃場を避けて臨時ルートを決め、途上の草の刈り払いや流れ込んだゴミなどの片づけをやりました。
とりあえずでも、麦の圃場は守りたいので。

一方、稲は間もなく収穫期になりますが、今のところイノシシの出没は免れています。
周辺では出没しているところもあるようですが、中島にはまだ来ていません。

いろいろ理由はあると思いますが、洪水のせいであたりの風景が一変してしまっていますので、獣たちも慎重に動いているのだと思います。
イノシシは、中でも特に用心深い性格ですから。

一度電気柵に触れて感電すると、もうそのエリアに近づくことさえしなくなります。
そして、電気柵もどきの紐を張っただけの畑にも、近づこうとしないようです。

ただし油断は禁物で、何かのはずみでそういったものや、たまたま稼働停止中の電気柵に触れて何事も無いことを覚えれば、突進して囲みを破ることも躊躇しません。
ですので、稼働は24時間連続です。

また、囲みは一周して閉じていなければ意味がありません。
その意味でも、早く塞いでしまいたいところです。

ま、一歩ずつですが、着実に。

イノシシたちに、今、電気柵が不備な事を知られないうちに・・・。