初霜

麦ラボ

初霜 2022.10.27 6:40AM


麦ラボ

初霜 麦踏み後3日目 まだ再起していませんが、大丈夫!
ライ麦は、殊更寒さに強いです。


麦ラボ

初霜 水滴もあります。ちょうど氷結への臨界点だったようです。
なかなか興味深い瞬間をとらえることが出来ました。

今朝は、午前3時に起き出して、食工房の作業場に移動しました。

外に出ると、快晴の空に満天の星空が広がっていました。
真南にはオリオン座とおおいぬ座のシリウスが見えていました。

昨日の予報で「明日の朝は、この秋一番の冷え込み、初霜も見られるでしょう。」と伝えていましたが、午前3時頃はまだまだ気温が下がって行く途上の時間帯ですから、さほどの冷え込みには感じられませんでした。

しかし、これはいつもの倣いなのですが、最低気温は夜が明けて日が昇ってくる直前の頃に観測されるものなのですね。
霜が降りるのも、意外にも夜が明けた後だったりするのです。

今朝もそのとおりで、薄明るくなり始めた頃はどこにも霜なんか降りていませんでしたが、もっと明るくなって山の稜線に日が当たる頃、気がつくとあたりは真っ白な霜でした。

麦畑に行ってみました。
麦たちの上にも一面に霜が降りていました。
麦たちは寒さにはけっこう強く、むしろ霜の朝を喜んでいるようにさえ見えました。

そして面白いことに、今朝の霜は、氷結の臨界点付近で辛うじて霜になったもののようです。
近寄って見ると、水滴が沢山ついていて、その一部が氷結している様子が見て取れました。

こんな風に晴天続きでも、夜露や霜が植物たちにとって貴重な給水システムの役割を果たしているのですね。
麦たちは、ますます勢いを増して育っています。