ウクライナの戦況に、心が痛む

毎日、ウクライナ戦争の状況を注視しています。

多くの国々から支援を集めて戦うウクライナと孤立を深める中で自軍の兵士の命さえ省みず猛進するロシア、もうすでに恐ろしい数の人の命が失われています。

私的には、ぜひともウクライナに勝利して欲しいと願いますが、そのためにどれほどのロシア軍の兵士が死ななければならないのか、当然のことながら少なからぬウクライナ軍の兵士の命も失われます。

私が、ウクライナ戦争が悲惨だと思うのは、ロシアが確信的にウクライナを占領しようと考えており、ロシアの意に添わないウクライナ人はすべて排除することが目的だからです。
つまり、ウクライナという国家を完全に消滅させたいというのがロシアの本音でしょう。

であれば、ウクライナとしては応戦しないわけには行きません。
そして絶対に負けるわけには行かない・・・。

そこでまた心が痛むのは、先日EUの高官が語ったように、「ウクライナ人が自らの自由、独立、ウクライナの領土一体性のためだけでなく、私たちが世界を理解する基本となっている価値のためにも戦っていることは、皆が理解すべきだ。この観点から、私たちは、彼らは私たちのためにも戦っていると言うことが出来る。」と、まさにその通りだと思うからです。

そこでは、多くの武器弾薬のみならず、ありとあらゆるインテリジェンスも活用されつつ戦いは進行しているのであり、生身の人間が死んだり負傷したりしているのですね。

遠い日本から、もちろん支援は惜しみませんけれども、直接結果に関与することが何も出来ない私たち日本人は、ただ心を痛めるばかりです。

さて、明日はパン焼きです。

どうやって元気を出しましょうか。
否、そんなことではないでしょう。
淡々と自分の目の前にある課題をこなして行かなくては、支援も叶いませんから。

おいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしています。