雪が降りつつも、春は近い

飯豊の空の下から・・・

飯豊山麓、一ノ戸川最上流付近 5月頃の風景です。

今朝はまた一面の雪景色でした。
そのまま積雪となるのかなと思っていましたが、日中は雪が降りつつも時折差して来る日差しに気温も上がり、どんどん融けて消えて行きました。

日差しが高くなって、いままで日が当たらなかった場所にも日が当たるようになって、やっぱり春が近いと感じさせてくれます。
畑や田んぼはまだ雪の下ですが、日当たりの良い山の斜面や道路沿いなどは、とっくに雪が消えています。

白鳥もやって来ていますので、この後一気に暖かくなるかも知れませんね。
そうなると、クマさんも起き出して来ますし、イノシシ君もウロウロするでしょう。
サルはもちろんですが、今年はシカも要警戒です。

電気柵はもちろんですが、不意に遭遇した時のために、何時も鉄パイプ1本でも何でも、何か武器になるものを持って外に出るようにしています。
併せて爆音花火や紙雷管ピストルも。

こうして見ると、田舎の山沿いの農地周辺は、私たちにとっては戦場のようなものです。
のどかな風景に心なごむ感じはもちろんありますが、いつでも一定の警戒心は解くことが出来ません。

でも、春はいいものです。
春を待っています。