月別アーカイブ: 2013年9月

ひとつぶ農園

以前にもご紹介申し上げたことがあります。<参照>
長野県の佐久穂町というところで、「ひとつぶ農園」という小さな農園をやっている森本夫妻のことです。

彼の方は、旧姓が小宮、名前が健君で、通称コミケンと呼ばれていました。
今でも、ついコミケン君と呼んでしまいますが・・・。

そのコミケン君、山都町のチャルジョウ農場で一年間研修生だったことがあり、その時のご縁でその後もずっとお付き合いしています。
毎月一回、ひとつぶ農園の野菜や加工品を届けてもらい、代わりに食工房からパンを届けています。

で、毎回野菜と一緒に同封されて来る、「ひとつぶ便り」をとても楽しみにしている私です。
その紙面から伝わって来るのは、彼らが農業を中心において慎ましやかな生活を楽しんでいる様子です。
そう、私が日ごろ思っている、「一番大切にしたいもの」それをしっかり押さえている、そこがとてもうれしいのです。

さてさて、これ以上私があれこれ言うことはありません。
実は、コミケン君のブログがあります。
毎週1本のペースで、「ひとつぶ便り」をアップしています。
それをご覧いただければ、頷かれる方はきっと多いと思います。

ではでは、<こちら>です。

そう思うようには行かなかったという話し

飯豊の空の下から

快晴の朝、いつものジョギングコースの途中の景色です。

今日も快晴の一日。
本当に雲が出なかったですね。
気温も高めで、過ごしやすい秋の一日でした。

それで今朝の話しです。
秋の晴れた朝には霧が出るのが相場と言うわけで、昨日と同じ状況を期待していましたが、全く違っていました。
早朝からすっきりと晴れて、山の端から日が昇って来るのがくっきりと見える状態。
霧はかけらもありませんでした。

同じと思っていた私がバカだっただけの話しですが、そういうこともあるんですねぇ・・・。
でも、朝の空気の清々しさに変わりはありません。
体操して、一周歩いてもう一周は走って、身体も温まり汗をかきました。

で、毎朝のこのウォーミングアップが、もうすっかり欠かせなくなりました。
そのおかげでしょうか、現状維持と言うより少し若返ったような感じがしている私です。
と言っても、昨日62歳にもなったのではありますが。

その昨日の夜、93歳の母から「62ならまだまだ若い!これからもう一花咲かさにゃあいかんろう。」と、ハッパをかけられました。
何しろ60歳を過ぎてから、自転車を漕ぐのがしんどくなったと言って、原付の免許を取ってバイクに乗り始めた母ですから。
何とその後、83歳までバイクに乗っていました。
いやはや、敵いません。

話しが逸れましたが、今日はその後百姓市も、このお天気の下、沢山のご来場・ご来店を賜りました。
ありがとうございました。

いよいよ来週は最終日、収穫祭となります。
どうぞどうぞ、お忘れなくご来場ください。

明日も晴れのようです

会津地方、どうやら明日も快晴のようですね。
早朝は、霧が出ることでしょう。

今朝もそうでしたが、日が差し始める頃の景色は、これを宝と言わずして何が宝か!と思えます。
ちょっと冷たいけどたっぷり湿気を含んだ空気を吸いながら、その中を歩いたり走ったりする気持ち良さは、何物にも代え難い価値です。

今日は、この朝の感激のおかげで一日中気分良く仕事が出来ました。

カメラを持っていなかったもので写真を撮れませんでしたが、明日もきっと同じでしょうから、今度は写真撮ります。

ちなみに、今日は私の62回目の誕生日でした。

明日はまた、百姓市です。
どうぞよろしくお願いいたします。

麦を植えよう

家の畑にも、麦を植えよう!という気になって、夕方から畑の一角を鍬で耕しました。
わずかに畳4枚分くらいの面積ですが、ライ麦を播くことにしました。

こればかりの麦をどうしようというのではありませんが、周りへのデモンストレーションにはなりそうです。
またあと一つ、自ら麦を育ててみて、品質の良さをどうやって実現出来るか、研究の意味もあります。

もし今後、TPPが発効することになれば、日本国内での麦の栽培はほとんど消滅するかも知れませんから、未来のために種や栽培のノウハウを残しておくことは、どれほどか大切なことに違いないのです。

否、そんなことより、麦の穂ってきれいじゃないですか。
眺めていて、嬉しくなるじゃないですか。

そうそう!うちの畑では、もうじき芋掘りです。
さつま芋が、すごく良く出来ているみたいです。

全部掘って幾らになる?とか、そんな問題じゃないんですよ。
よろこび、ですよ。汗を流した者だけが得られる、よ・ろ・こ・び。
金じゃ買えません。


あとから写真を入れました。(9月28日)

畑

ここに麦を蒔きます。
結局、畳8枚分になりました。


畑

じゃが芋のあとは、白菜を植えました。


畑

ペルーのトウモロコシも、いよいよ収穫出来そうです。


畑

とうもろこしのあとには、大根が育っています。


畑

これでは分かり難いかも知れませんが、
一面サツマイモの葉が茂っているのです。

秋が深まって来たようです。

台風が三陸の沖合いを通過した後の今日、一昨日までとは一転して冷え込んで来ました。
日中はまだしも、夕方配達に出る頃は、車は暖房を使っていました。
夜に入って、何だか初冬を思わせるような雲行きと寒さです。
食工房のオーブンの余熱が心地良く感じられます。

季節のせいでしょうか、今週はパンのご注文を沢山いただいています。
やっぱり、食欲の秋と言うのは本当ですね。

昨日ご案内した「パン食メニューの昼食会」、早速反応がありました。
楽しい会にしたいと、関係者一同張り切っております。

かくして、忙しいパン焼きの一日も無事終わりました。
明日は、マフィン・スコーン焼きで、寒い方がうれしいという話しです。

このところスコーンがブレイクしています。
今年になってから、特に最近、造る数が半端じゃなくなりました。

10年もやっているのですから、一つくらいヒットが出てもいいですよね。
いつも青息吐息の苦しい経営、ひょっとしてスコーンに助けられるかも・・・です。

あぁ、そうあって欲しい!

食工房のスコーンをよろしく!


ドコノモリへおいでください。

パン食メニューの昼食会

パン食メニューの昼食会

画像クリックで拡大表示します。


一ヶ月以上先のことなので、気が早いと思われるかも知れませんが、イベントのご案内です。
その昔、食工房開業間もない頃、自宅を開放して「パン食メニューの試食会」というものを、度々開催していました。
お出でくださった方の延べ人数は、数百人どころではなかったと思います。
その後、おかげさまで忙しくなり、もう数年余り開催出来ないまま時間が過ぎてしまいました。
最近になってまた、パン食を楽しんでいただくためのメニューの、試食を兼ねた食事会が出来ないものかと思案しておりましたが、いつもお世話になっている「茶房・千」さんに提案申し上げたところ、二つ返事でご賛同いただきました。
そこで早速、まずは一度開催してみようということになり、10月中の開催が決定となった次第。
そして出来れば今後、回を重ねたいとも考えております。
皆さまのご参加、お誘い申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします。
なお、準備の都合上、予約制とさせていただきます。
お問い合わせ、お申込み、お待ちいたしております。

チラシのpdfファイルもご覧いただければ幸いです。

パン食メニューの昼食会

画像クリックでpdfファイルが開きます。

小麦の種まき

麦蒔き

岩手県の優良品種「南部小麦」
食工房で使っている小麦粉は、南部小麦が主力です。


麦蒔き

手押しの種蒔き機、その名も「ごんべえ」
これがまたよく出来ているのです。


麦蒔き

いざ種まき Go!


麦蒔き

蒔き終わった圃場
6列毎に少し広く間を開けているのには、深いわけがあるのです。
その辺のノウハウ、聞かせてもらいました。

今日は、町内の有機農家さんで小麦の種まきをすると言うので、見学に行ってきました。
この農家さん、百姓市でもお馴染みの大江さんです。

この度は、仙台のある団体から小麦の作付けを依頼されたとかで、失敗は許されないと気合いが入っていました。
で、食工房にも少しは回していただける余裕を見てくださっているので、来年分からこの小麦も使うことになりそうです。

大江さんは、根っからの職人肌の方で、農作業に関して一種食工房にも通じるこだわりを持っておられるようです。
種まき機がスムーズに稼働するようにと、圃場はすでに10回も耕転を繰り返したとか。
見た目は、サラサラの砂地のようになっていました。
大江さんからは、この他雑草の抑制の仕方や追肥の入れ方、特に麦踏みの重要さなど、細かくお話しを伺うことが出来ました。


さてその種まきですが、手押し式の種まき機を使ってやるのですね。
まるきり手で蒔くのと比べると、7~8倍は早いと思われました。

蒔き筋の間隔は30cm。
これにもわけがあって、水田用の手押し式除草機(通称「ころばし」)を入れるためにこの間隔なのだそうです。
これで、除草と追肥の混ぜ込みを一度に出来ると言っておられました。
うーむ、すごい!

他にも沢山ノウハウを語っていただきましたが、未経験の私にはうまく説明が出来ません。
また後々、途中経過の見学を重ねて、勉強いたします。

ちなみにこの圃場は、山都町内千咲原地区にあります。
ひどい荒れ地だったのを有機肥料だけで10年かかって、やっとのことで良い圃場になったところだそうです。
もちろん今回の小麦も、完全無農薬有機栽培になります。

沼ノ平地区で獣の害が深刻になっている折、こちらの作にも期待したいと思います。

秋分の日

今日は秋分の日、お彼岸でしたね。
「暑さ寒さも彼岸まで。」と言われますが、この秋は足早にやって来たようで、すでに涼しくなっています。
夜寝る時は、毛布や上掛け布団をかけないと寒いくらいです。

これで9月もあと一週間。
10月になれば、間もなく飯豊山に初冠雪が見られるはずです。
そして下界は、毎朝霧の海の底。

さて本日も、昨日ほどではありませんでしたが、ご来店を賜りました。
この場を借りて、一言御礼申し上げます。

食工房は一週間の営業を終え、明日・明後日は定休日でお休みです。

明日は、特に何の予定もありませんので、朝の体操とジョギングに時間をかけて、体のメンテナンスをしたいと思っています。
その後は、どこかに出かけるかも・・・です。
あるいは、庭でお茶とか・・・。
pandaの編集も迫ってはいるのですが・・・。

庭でお茶

この前の定休日、午後のお茶の時間

ご来店感謝

本日は過ごしやすい秋の一日でした。
陽気に誘われて、百姓市も食工房本店も少なからぬご来店を賜りました。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

やはり休日は、お天気の影響が大きい側面がありますね。
とは言え、ガソリン価格も高騰の折、お出かけするのもちよっと考えてから、ということになってしまうかも知れません。
そんな中、山都町までお出でいただくからには、何かしらでもサプライズを心がけています。

今日は、いつものスケジュールにはないスコーン焼きを朝一番に3回戦やって、焼き立てスコーンをお店に並べました。

明日もお彼岸で休日ですね。
何かサプライズを・・・。
どうぞお楽しみに。
皆さまのご来店、心よりお待ちしております。

明日も百姓市をよろしく。

先週とは打って変わって、明日は気持ちよく晴れるようです。
皆さまのご来場ご来店、お待ちしております。

ところで、6月30日から始まりました今年の百姓市も、明日を含めてあと3回の開催で終了となります。
最終10月6日の日曜日は、「百姓市の収穫祭」と銘打って盛大に締めくくりたいと、計画を練っています。

百姓市、どうぞ最後の最後までよろしくお願いいたします。
食工房は、明日もコーヒーサービスいたします。

百姓市・収穫祭

画像クリックで拡大します。