日が長くなって来ました

夏至まで一ヶ月足らずとなったこの頃、すっかり日が長くなったと感じます。
午後7時でも、明かりを持たずに外を自由に歩き回れます。
朝は、午前4時を過ぎれば早や薄明るくなっています。

電気柵の夜間モードで見ると、今日あたりは夕方の稼働開始が午後7時頃、停止は午前4時半頃です。

このあたりの農家さんたちは、午前5時には畑に出て来ますし、夕方は午後7時前まで畑にいます。
日中は昼寝をする人もいますが、昼食後も休まず働くことが多いのも確かです。
全くよく働くものだと感心させられます。

私もその働きぶりあやかろうと、定休日の今日、午前6時前から電気柵の設置作業の続きを開始、朝食を挟んでお昼前まで外で汗をかきました。
特に前半は、本体を設置するための架台を埋設するために、石ころ混じりの硬い地面に深さ70cmの穴を二つ掘ったのですが、これが効きましたね。

午後は、一時間ばかり所用で街まで出かけましたが、その後は一部の圃場を除草耕耘(緑肥すき込み)しました。
それから3時のお茶の時間も忘れて、また電気柵の続きを。
結局、午後6時半頃まで、今日はほぼ一日中、畑または畑の周辺で何かしらの作業をしていました。

そして、夕食も終わり風呂にも入って、今頃になって筋肉痛です。
否、無理もありません。

でも、明日の早朝も、出来れば刈り払い作業をしたいと思っています。

スッキリ目が覚めて、気持ち良く起きられるかどうか・・・ですね。

ではでは。


「紙版・飯豊の空の下から・・・」No.69 2022年4月号をご覧いただけます。

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獣害対策を通して、いろいろな事を学んでいる

山間の暮らしは、獣たちとの付き合いが日常茶飯です。
クマ、サル、イノシシ、カモシカ、シカ、キツネ、タヌキ、ハクビシン、アナグマ、その他にもまだまだいます。

これらの獣たちの多くが、農作物に害を及ぼします。
また、私たちの暮らしそのものにも、様々な影響を及ぼします。
クマやイノシシなどの大型獣は、遭遇した場合はこちらの生命に危険が及ぶこともあります。

そんな状況ですから、当然いつも対策を迫られています。
初めのうちは、何でそんな面倒な事を思ったものですが、獣たちとの付き合いが長くなるに連れ、いろいろな事を学んでいます。

昨年、イノシシに散々泣かされたことは記憶に新しいのですが、そこで今年は早いうちから警戒していました。
しかし、今までのところ、この中島地区にはイノシシは出没していません。

川を挟んだ向こう側には出没しているので、川を渡って来てもおかしくないのです。
雪融けで水量が多かった時はそれが理由だと思っていましたが、水量が落ち着いてからも来ないので、何故だろう・・・?と思っていました。

でも、その訳が分かりました。
春はイノシシの出産の時期で、授乳期間中に遠出をしない(出来ない)のは当然のことでした。
増してや川を渡ってこちら側にやって来ることは無かったわけです。

と言うことは、逆に、こちらのエリアには定住しているイノシシはいなかったということになります。
昨年の対策は、それなりに効果を上げていたということですね。
イノシシ的にみれば、ここは子育てをするのに安全な場所ではないと判断したということですから。

しかし、これから先は油断は出来ません。
もうすでに近隣では被害が出始めていて、植えたばかりのじゃがいもを掘り返されるという被害も聞き及んでいます。

ま、今年は地域全体を電気柵で囲いましたから、イノシシの奴らはやって来るなり、がっかりするはずです。

とにかく、そうやって徹底的に嫌がられるようにしていくことです。
クマに対しても、サルに対しても、それぞれ相手に通じる作戦を立てて実行して行くことですね。

そのためには、獣たちの生態に詳しくなることが何より必須です。
実は、そういう勉強は、大きな楽しみでもあると分かって来ました。

この先何があっても、山間の暮らしが嫌になるということはなさそうです。

電気柵半ば完成へ

獣害対策

カーブのずっと先まで両側を電気柵に挟まれて、ここは「中島電柵通り」ということに。


獣害対策

電柵器本体、シールドバッテリー、チャージコントローラーを耐候プラボックスに収納し、ソーラーパネルは上部に設置。
今回の事業に合わせて導入した新システムです。
電柵器本体は、二ユージランド製の優れものです。
架台は、私の自作。


獣害対策

本体近影(電源スイッチはOFFの状態)
動作は、夜間モードで使用します。
日中は早朝から夕方まで、誰かしら畑に出ていますので、休止でも良い。

日曜日の今日、お勤めがお休みの方の参加もいただき、近くの子どもたちのお手伝いも加わって総勢8人で、電気柵の設置作業をやりました。

私を除けば手慣れている人はいませんでしたが、それでも結構いいペースで進みました。
日頃、農作業や建設作業などをこなしている手にかかれば、電気柵の設置など難しくないということなのですね。

今日は、二つあるエリアのうちの一つがほぼ完成し、今夜から試験稼働中です。
もう一つのエリアも、一部食工房の麦畑の周りはすでに出来上がっていて稼働中でしたが、今日さらに稼働範囲が広がりました。

昨年、長いもの種芋をすっかり喰われ、その上にじゃがいももさつまいもも全滅させられて悔しい思いをしたおばあちゃんの畑も、今年はイノシシが来る前に囲うことが出来ました。

来週の日曜にはすべて完成する予定です。

皆さんと一緒に作業するのは日曜に限られるので、それ以外の平日は、私がボチボチと一人でやれる範囲で進めます。
食工房の仕事もありますから、本当に合間合間の作業です。
でも、何とかイノシシが来るまでに、間に合うと思います。

忙しくしています

食工房の本業(パン屋)以外で、このところの一番の優先事項は、電気柵設置事業です。

私の音頭取りで、当中島地区の耕作者6名で団体を作り喜多方市の補助事業に申請、採択され、資機材の購入も完了しました。

いよいよ明後日日曜日から、共同作業で電気柵の設置を始めます。

それに間に合わせるべく、環境整備をずっと続けて来ました。
皆さんの協力もあって、だいたい仕上がったかなというところです。

今後の作業は、支柱設置、クリップ取り付け、電柵線架設、出入口ゲート設置、本体設置、接続、そして最後に動作試験となります。

とうてい一日では終わりませんので、次の週の日曜日も充てることになります。
間の平日は、都合の付く人が作業して、少しでも進めます。

ま、私の出番が一番多くなることは間違いありません。
これから完成までの過程を記録しながら、このブログの記事にして残すつもりです。

さて、明日はまたパン焼きです。
早朝から午前中いっぱいはパン屋さん、午後は件の電気柵設置作業です。

皆さまのご来店をお待ちしております。

良い季節になりました

まわりの田んぼも田植えが終わって、夜など、蛙の声がにぎやかです。
まわりの山も緑が濃くなって来ました。

日差しは高く日も延びて来ましたが、暑さはまだそれほど厳しいわけではありません。
むしろ軽装で過ごせますから、快適です。
それに、蚊やアブなど刺す虫もまだ出て来ていませんから、今が一番良い季節かも知れません。

麦たちは穂が出たばかりで、青々として吹く風にそよいでいます。
これから田んぼの稲が育って緑が濃くなってくる頃には、麦たちは黄金色の実りの季節を迎えます。
麦秋というのですね。
まわりの緑とのコントラストが印象的です。

すぐ下の川では、カジカの鳴き声も聴こえます。
夜にはホタルも舞うのですよ。

皆さま、食工房にご来店の折は、ぜひ麦畑をご覧になってください。
店からすぐ近くの場所です。

これから夏に向かって、次々変化して行く麦畑とまわりの水田の風景をお楽しみください。

明日のご来店、お待ちしております。

一週間があっという間に

最近、一週間が過ぎるのがいかにも早いという感じがしています。

歳のせいもあるかも知れません。
何をするにも、若い時のようなペースでは進みませんから。

その分、時間だけが過ぎて行くような気になるのでしょう。
忙しくいろいろな事をやっているつもりなのですが・・・。

まあでも、若い頃と違って取りこぼしは少なくなったような気がします。
良く言えば着実、皮肉な言い方をすればトロいってことでしょうか。

それでも今週は、差し迫って急がなくてはならない仕事があります。
電気柵の設置です。

今年はどういうわけかイノシシもクマもサルも、このあたりには出没の気配がありません。
助かる!と、少し気を楽にしていたのですが、どっこいそれも紙一重の危機だったと言うことが今日分かりました。

すぐとなりの集落では、毎夜のようにイノシシがやって来て、植えたばかりのじゃがいもの種芋を喰い荒らし、田の畔を壊し、そこらじゅうを掘り返して荒らしまくっているとの情報が伝わって来ました。

我が藤沢よりも街場に近い集落なので、今まで目が向いていませんでした。
こちらに移動して来るのは時間の問題だと、にわかに緊張感が走りました。

で、肝心の電気柵事業ですが、承認手続きに時間がかかり、資機材の納期もまだ数日先です。
どうか、間に合ってくれよ!と気を揉んでいる私です。

うちの麦畑は、すでに対策済みなのでいいのですが、隣のおばあちゃんの畑も、まわりの水田も、皆まだこれからですから。

明日と明後日の定休日、まわりの農家さんと一緒に電気柵設置の下準備を始めます。

三々五々、ご来店感謝

本日は、雨上がりの曇り空と冷たい風、お出かけの気分を誘う条件ではありませんでしたが、午前中から三々五々、ご来店のお客さまが相次ぎました。

改めて、本日のご来店への感謝を申し上げます。

このコロナ禍の下でも、こうしてご来店くださる方々は、それぞれご自分の感染対策はもちろんのことでしょうが、一方で食工房の感染対策を信頼してくださっているということの現れでもあると受け止めています。

まだまだ当分先、いつまでのことになるか分かりませんが、コロナとの付き合いが続きます。
嫌にならず、要所を押さえて対策しつつ、行動の自由を獲得してまいりましょう。

明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。

コロナ再び増加も

ゴールデンウィークのあの人出を思い出せば、今頃コロナ感染者が増加することは、予想に難しくないことでした。
しかし一方で、この程度・・・?と思えなくもありません。

重症化、死亡率が比較的低いオミクロン株が主流と言うこともあるでしょう、また感染対策も手慣れて来たということもあるでしょう、何と言うかあまり緊張感がないのですね。

連休前に多くのイベント等での入場者数制限を解除しましたが、もう一度制限するという動きも無いようですし。
それに私たちの行動様式も、コロナ以後ずい分変わりました。

私も連れ合いも、この二年余り、どこにも出かけていません。
以前なら、年に何度かは美術館に行ったり、買い物に出かけたりすることもあったのですが。

尤も、一般客相手の商売をしていますから、人は沢山やって来ます。
感染のリスクは、まるきり家に閉じこもっている人に比べれば断然高いはず。

それでも割合落ち着いて安心していられるのは、これまでに3回接種したワクチンの効力に高い信頼を置いているから、そして自らの感染対策にある程度の自負も持っているからです。

今なら、まわりでいくら感染が増えても大丈夫!と思えます。
もちろん油断はしません。

ま、こんな状況ですから、相変わらず遠方からのお客さまは以前の様にはお出でになりません。
しかしそれは、仕方のないことです。

そしてこのところの物価の上昇も相まって、経営環境はますます厳しくなっています。
でも、我慢、我慢の時代だと言い聞かせて、耐えて行く所存です。

明日はまたパン焼きの日です。
ウクライナのひばりのパンも、毎回少しずつですが、ずっと焼き続けています。
皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。

明日はまた営業に戻ります

二日間の定休日が明け、明日はまた営業モードに戻ります。
先ずはパン焼きからです。

今週も、沢山のご注文をいただいています。
張り切って作業に当たります。

最近ずっと、食工房のパンの風味が安定していることにお気づきかと思います。
酵母種やパン生地の温度管理に正確を期しています。
以前とは比較にならないほど気を使っています。

手間はかかりますが、パンの出来が安定することは、何物にも代え難い成果です。
それだけ、自家培養酵母は難しいのです。

明日も、がんばっておいしいパンを焼きます。

そして、皆さまのご来店をお待ちしております。

プーチンの戦争、ロシア国民の責任

★5/10投稿予定だった記事です。

昨日5月9日は、旧ソ連が第2次世界大戦でナチスドイツに勝利した日で、ロシアでは「戦勝記念日」という祝日になっているのですね。
今日、そのナチスに劣らぬ非道を働いているロシアが、この日を祝うとは、何の悪い冗談か!と思います。

一方、その前日の5月8日は、そのドイツとの戦いで亡くなった多くの軍人と民間人を追悼する日だそうです。
その5月8日、ウクライナのゼレンスキー大統領は、キーウ郊外の街ボロジャンカでロシア軍に破壊された高層アパートをバックに、ウクライナ国民に向けて演説を行いました。 <参照>

冒頭、あの惨劇を「二度と繰り返さない」と誓ったその言葉は、これまでとは異なる意味で受け止められると言っています。

かつてナチスドイツに対し共に戦ったロシアとウクライナ、そのロシアが今ウクライナに侵攻し、ナチス同様の非道を働いているのです。
ウクライナには、2度目があった・・・。

今となっては、プーチンは、ソビエト連邦が崩壊した後独立したウクライナを、いつか必ずロシアに併合することを企んでずっと準備していたことが分かります。
ウクライナもそれに気づいて備えてはいたのですが、侵攻を防ぐことは出来ませんでした。

ウクライナ側の外交の拙さを言う人もいますが、ロシアは確信的にウクライナを侵攻するつもりだったのですから、外交努力で防げるわけもありませんでした。

この戦争は、偏に独裁者プーチンの戦争だと言われますが、戦っているのはロシアの兵士つまり国民です。
強制的にあるいは騙されて送り込まれたかも知れません。

しかし、侵攻当初から民間人を標的にし、ありとあらゆる蛮行に及んでいたことは確かで、むしろそれらは作戦の一つでさえありました。
沢山の証拠が集まってきています。

そのようなロシアの戦い方は、何も今に始まったことではなく、スターリン・ソ連の時代からずっと続いて来たことです。
民間人を拉致して自国に強制移住、強制労働させたり、徴兵して前線に駆り出させたり、それらはすべて戦争犯罪であり、一体どこに大義があると言うのでしょうか。
ナチズムと戦っていると言いながら、やっていることはナチス同様です。

そんなロシアですが、国民一人一人を個人的に見れば善良な市民の顔を持つ一面もあるでしょう。
だからと言って、国として遂行しているこの度のウクライナへの侵攻と戦争犯罪の数々は、決して正当化出来るものでも許されるものでもありません。
命令しているのはプーチンであっても、それを支え現実のものとしているのは国民一人一人なのですから。

かつてソ連崩壊の直後の一時、これでロシアも自由化民主化すると期待されたものですが、全くそうはなりませんでした。
プーチンの登場によって、なお一層強固な独裁体制が出来上がってしまいました。
ロシア国民は、それでいいと思っていたのかどうか知りませんが、その体制を支えて来たのですから。
実際、次々に民主化独立して行く周辺国に対し、あからさまな妨害や介入侵攻を繰り返して来ているのです。
チェチェン、アゼルバイジャン、アルメニア、ジョージアなど、またベラルーシもその例に漏れません。
そしてウクライナはその本命だったということでしょう。

国際協調など端から眼中にないようなその態度は、もはや世界中を危機に陥れています。
ロシアには、その責任を重く受け止めてもらう必要があります。

厳しい経済制裁によってロシア国民が苦しむとしても、それは引き受けてもらうしかありません。
もちろん、それを課す私たちも、返り血を浴びることは覚悟しておかなければなりませんが。

敢てそうしてでも、ロシアには自分たちに非があることに気づいてもらう必要があります。
そして、考え直してもらわなければ、その流れはやがて世界を滅ぼす方向へと向かって行くことはまちがいありません。