食工房のパンだより」カテゴリーアーカイブ

臨時休業のお知らせ

明日7/26(金)、7/27(土)の2日間、臨時休業いたします。
店は閉まっておりますので、お間違えのございませんようよろしくお願いいたします。
なお、7/28(日)と7/29(月)は、通常営業いたします。

★紙版「飯豊の空の下から・・・ 」№78 葉月号のpdfファイルを公開いたしました。
 多くの方にご覧いただければ幸いです。


「紙版・飯豊の空の下から・・・」No.78 2024年8月号をご覧いただけます。

IIDE


★馬路村の柚子ジャムと柚子マーマレードが買えるようになりました。

shokuko store

さて、また営業モードに

今日も定休日ですが、その実、明日からの営業に備えて仕込み作業に忙しい一日です。
店にお客さまは来ないので、集中して作業が出来て好都合とも言えます。

今週は、かねてお知らせしておりますとおり、7/26(金)、7/27(土)の2日間、臨時休業いたします。
パンのお求めは、明日のうちにお願いいたします。

そして、この変則的営業スケジュールの合間に、通信の編集を進めています。
明日のうちにも完成させて、印刷発注とpdf公開に漕ぎつけたいと思っています。

明日のご来店、お待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

臨時休業のお知らせ

来週の話になりますが、7/26(金)と7/27(土)の2日間、臨時休業いたします。
店は閉まっておりますので、お間違えのございませんようよろしくお願いいたします。

7/28(日)、7/29(月)は通常営業いたします。

なお明日7/20(土)は、いつも通りパンを焼いて皆さまのご来店をお待ちしております。

日中は晴れの予報が出ておりますが、相変わらず不安定な空模様のようです。
蒸し暑い一日になるかと思われますが、ご来店いただければ幸いです。
冷たい麦茶など用意いたします。


朗報!

麦ラボ

2024年産 ライ麦原穀 デオキシニバレノール残留値検査結果


麦ラボ

2024年産 スペルト小麦原穀 デオキシニバレノール残留値検査結果

来ました!
つい先ほど、日本穀物検定協会よりFAXにて検査結果の速報が届きました。
結果は、画像をご覧のとおりです。
ライ麦、スペルト小麦ともに、検出限界以下で不検出との結果でした。
今年も無農薬でしたし、雨がちの収穫期を迎えていましたから正直不安でしたが、検出限界0.05mg/kg以下とはこれはうれしい驚きです。
早速、ライ麦ごはんの素の再販準備に取りかかります。

ライ麦ごはんの素はいつ再販?

ライ麦ごはん

ライ麦ごはんの素10%ほど入れて炊きました。

度々、複数のお客さまからお問い合わせをいただいています。
関心の高さを感じます。

もういつでも用意出来る態勢にはあるのですが、肝心のカビ毒検査がまだ完了していません。

近々速報が届くことになっていますが、今日のところははまだ届いていません。
これをクリアしないことには、始まりません。

もし、基準値オーバーの結果が出たらアウトです。
一年間の苦労が水の泡、考えたくもないですね。
まあ、出来は悪くなかったと思っていますから、希望を持って知らせを待っています。
というわけで、今しばらくお待ちください。

ちなみに、ここ2回ほど購入品のライ麦全粒粉を使って、プンパニッケルや堅焼き黒パンを焼きましたが、やっぱり自家産のライ麦の方がおいしいと感じます。

手前味噌、自惚れと言われようと、この実感は譲れません。
これも、自家産解禁となれば、証明してお見せいたします。

コロナ感染症が拡大しているらしい

5類に移行して以来、最大の流行状態になっていると報道されています。
尤も、3類の時のように自治体ごとの最新情報が毎日発表されることはありませんので、詳細はもちろんのこと大まかな傾向さえ掴みかねています。

そんなこともあって、食工房では今でも次亜塩素酸水の噴霧は実施していますし、店頭ではマスク着用で接客しています。
お客さまのマスク着用は各人のご判断に委ね、手指消毒もアルコールの用意だけしておいてあとはお客さま任せです。
検温器も置いてありますが、これもご使用は各人のご判断に任せています。

メディアが伝える情報によれば、現在拡大しているウイルスは、重症化リスクがインフルエンザ以下程度とのことですから、仮に感染したとしてもそれほど恐れる必要はないのかも知れません。
ま、基本的な感染症対策を実行していれば、あとは殊更神経質になることも無いと思います。

今後の状況次第で、またマスク着用あるいは手指消毒、検温などをお願いすることになるかも知れませんが、当面今まで通りでまいります。

さて、明日はまた定休日明けパン焼きの木曜日です。

お天気の方が今一つスッキリしないようですが、皆さまのご来店をお待ちしております。

クール便体制に移行します

間もなく梅雨明けになると思います。
来週は気温も高くなりそうです。

そこで、予てお知らせしていました通り、通販の出荷をクール便体制に移行します。

通常運賃にクール料金が上乗せされることになりますが、お買い上げ金額3,500円以上の時はクール便サポートクーポンを利用出来ますので、実質クール料金は無料になり、通常運賃分のみのご負担となります。
クーポンコードは、cool789 です。 食工房オンラインストア、ハンドメイドマーケット”Creema” ともに共通です。
それぞれ、精算画面にてクーポンコードを入力してください。

さらに、お買い上げ金額8,000円以上になれば、クール料金も含め運賃無料となります。
※クーポンの適用は不要です。

夏の暑さによる品質劣化を防ぎつつ、皆さまのお手元に食工房のパンをお届けするための取り組みです。

ご利用のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

なお、体制切り替えのため、本日この後一定時間サイトを閉鎖してメンテ作業を行います。

賞味期間を短縮します

7月になって、今はまだ梅雨明け前なのでさほどでもないのですが、これから8月にかけてさらに9月になっても、暑い日が続くことになります。

例年この季節は、パンも焼き菓子も賞味期間を短くしています。
一部すでにその対応に切り替えていて、これから製造する分はすべて夏対応の賞味期限が表示されますので、ご注意ください。
別途一覧表のpdfファイルを掲載しておきますので、ご参照いただければ幸いです。 品目別賞味期間一覧表2407

暑い夏、うれしいことも楽しいこともいっぱいありますが、食品製造業にとっては商品劣化が早い厳しい季節でもあります。

それからもう一つ別件ですが、7月8月9月の間、気温が30℃を超えた日にご来店くださった方は、ポイントカードの点数をいつもの2倍差し上げます。

また通販ご利用の方は、クール便発送が規定となり運賃が変わります。
ただし、3,500円以上のお買い上げご注文は、クール料金が無料となるクーポンを利用出来ます。

こちらへの切り替えは、ただいま準備中です。
そのため、近々1日程度時間をいただき、その間オンラインストアを閉鎖するタイミングがありますので予めご了承ください。

以上、よろしくお願いいたします。

ひぐらし鳴く

実は今日が初めてではありませんが、今し方そぼ降る雨の中、ひぐらしの鳴き声が印象的に聴こえました。

私の中では、ひぐらしは夏の始まりを告げる声、子ども時代うれしい夏休みが始まる頃の記憶に繋がっています。

今、ちょうど麦刈りが終わって一安心している時に、ひぐらしの声はやわらかく労を労ってくれるのですね。

昨日までに、調製の終わったライ麦、南部小麦、スペルト小麦をすべて雪室に入庫完了しましたので、なおいっそう感無量です。

さて、その充実した気持ちを胸に、明日はまたパン焼きです。

今日の仕込みで、昨年度産のライ麦はほぼ使い切りました。
今年度産のライ麦がすでにあるのですが、前にも申し上げた通り、購入品のライ麦全粒粉を用意済みなので、そちらを使い切るまでお預けです。
この際、自家産との違いを再確認したいと思っています。

明日もおいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしております。

明日はパン焼きです。

麦の収穫で翻弄された感のあるここ数日でしたが、今日はライ麦を雪室に預けて来ました。

そしてスペルト小麦も乾燥中で、ここ数日のうちには籾摺り工程も終わらせ、来週には雪室に入庫出来る予定です。

その他、先に収穫を終えていた南部小麦の調製も並行して取りかかりますので、秋にはまた自家産の粉を使って食パンが出来る予定です。

それから、スペルト小麦を使った古代小麦麺も出来る予定です。

危なかった百姓6年生及第の見通しが、これでやっと見えて来ました。

その安心感と自負心に裏付けられて、パンや稼業にも一層力を注いで行けます。

明日も、いつものように土曜日のパン焼きです。

おいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしております。

ライ麦のクリーニング、選別も完了

昨日刈り取ったライ麦を、夜通し乾燥機にかけて水分調節しました。

そして朝から、今度は籾摺り機を出して来てセットし、クリーニングと選別の工程に取りかかりました。

ライ麦は、本来脱穀時に外皮も剥けて飛びますので、本来籾摺り工程は不要なのですが、剥け残った外皮や茎、その他一緒に刈り込んで混ざってしまった雑草の残骸などがあって、そのまま製粉機にかけることは出来ません。
そこで、クリーニングの工程が必要になります。

これに籾摺り機がちょうど良いわけで、それもジェットファン式なら穀粒へのダメージも少なく、理想的です。
食工房は、スペルト小麦のためにそのジェットファン式の籾摺り機を用意していますから、これがいい仕事をしてくれました。

その後に来る選別工程で、未熟果や破損粒をふるい分けてきれいに粒が揃った仕上がりにするわけです。

選別機も、これまでは知人から借りた(事実上無償譲渡)ものを使用していましたが、いよいよ寿命が尽き重要部分が損傷して使用不能になりました。

そこで、やはりオークションで程度の良いものを探し、運良く入手することが出来ました。

この二つの工程を通した後、選別機付属の自動計量器で30kgずつ袋に詰めました。
あとは、いつものとおり町の低温倉庫「雪室」に預けるのみです。

結果、30kg×14袋で420㎏プラス計量残り8kg、それとは別に種子用として20㎏を取り分け、選別下が10kgほどでした。
トータルで460㎏弱ですが、これに収穫を諦めた倒伏状態の麦の幾分でも回収していれば、多分600㎏を超えたものと思います。

さて、これでいつでも使える状態になったわけですが、蔵出しはもうしばらくお預けです。

というのは、昨年から実施しているカビ毒(DON)の残留検査を受けるからです。

また今回、こうも首尾良くライ麦の収穫が完了するとは思ってもいませんでしたから、別途ライ麦全粒粉を手配済です。
これが入荷して来る段取りなので、一旦それを使い切ってから自家産のライ麦に復帰します。

まあこの際、購入品のライ麦(ドイツ産)全粒粉とどのくらい風味等に差があるのか、皆さまにも実感していただけるのではないかと思っています。