月別アーカイブ: 2014年2月

春を感じる一日

飯豊の空の下から・・・

店の前の雪も、もうすぐなくなりそうです。


飯豊の空の下から・・・

雪の下から現れたのは、ペリーウィンクル

今日は、薄曇りまたは晴れの穏やかな空模様、風もなく気温は高めで、春を感じる一日でした。
何だか気分も軽くなり、仕事も捗りました。

そして久しぶりにカメラを手にして、店の前だけでしたが、何枚か撮りました。
だって、雪の下から緑の葉が突き出ているのを見たら、その生命力の逞しさに嬉しくなってしまいます。
辺りを見回せば、景色がボヤーッとにじんで見えています。
春ですね。

夕方お見えになった方が、沼ノ平では日当たりの良い土手に、福寿草が咲いていたと教えてくれました。
今年は、3月23日から福寿草まつりが始まるそうですが、その前から見られるかも知れませんね。

食工房、明日からまた一週間の始まりです。
皆さまのご来店、心よりお待ちしております。
その次の週は臨時休業になりますので、ご注意くださいませ。

panda 編集中

来週高知に帰省するため、今週中の完成を目指して編集作業にかかっています。
いつものスタイル、手順は決まっているし、中身はそこそこ考えてありましたから、今日は早や表面全部と裏面の一部のテキストを入れました。
出発前に、封筒に入れて発送まで、何とか漕ぎつけたいものです。

ところで、A4版両面刷りのスタイルも今回までです。
この後は、A3版両面刷り二つ折りのブックレットスタイルにするつもりです。
そんなに紙もインクも沢山使って、どういうつもり・・・と言われるかも知れませんね。

そのわけは、自分自身の老眼が進んだことと関係があります。
小さい文字がギッチリと並んだ紙面は、はっきり言って私には見づらいのです。
少なからずいらっしゃる、私と年代を同じくする読者の方々の中には、私と同様に感じる方もきっと多くいらっしゃるだろうと思ったのです。

楽にスムーズに目に入って欲しい、そんな願いから、文字を大きくすることにしました。
これまでの2倍の面積に、今までとほぼ変わらない文字数です。
約1.4倍のサイズになりますので、とても見やすいです。

来月号から変わります。
どうぞお楽しみに。

意思決定している、誰かがいる

昨日の続きです。
そう・・・、団体組織そのものが考えたり意思決定したりするわけはありません。
その中にいる権限を与えられた誰かの、考えや意思決定に基づいて物事は進んでいるってことです。

それは、国家のような巨大な組織にあっても同じことです。
考えるのは人であり、意思決定するのも人です。
その意味において、団体組織の考えや意思決定として表明されるものでも、煎じ詰めればその中の特定の人あるいは限られた人たちの考えであり意思決定であると言えます。

例えば、我々国民は、この国に関わる重要な案件について考えたり意思決定したりする権限を、最終的に総理大臣に託していることを、これで良かったのかという意味も含めて、もっと自覚すべきです。

そして振り返って私たち自身も、日々良心に恥じない私心を持って行動しているか、いつも問い直していなくてはならないのだと思います。


食工房、明日と明後日は定休日です。
お間違えなきよう願います。
なお、来週3月4日より12日まで、店主帰郷のため臨時休業いたします。

一筋縄では括れない

今日は、手を抜かせていただきます。
まず、二つのブログ記事をお読みいただきたい。

「籾井会長は実にNHKにふさわしい」
「メディアにとって『公正中立』とは何か?」

この二つの記事、件の新NHK会長をめぐる問題に触れていますが、私には同じことを違う角度で言っているように思えます。

関連して私が思ったこと。
国家だの社会だの、団体組織は、関わる人たちの申し合わせや契約によって成り立つ仮想のものでしかないということ。
この世に実体があるのは、個人だけです。
団体組織が意思を持つことなどあり得ないのは、これは自明の理です。

我々も、往々にして団体組織を語ることで、自らの責任を曖昧にすることがあったりしませんか?
逆に、個人では得られないような、多大な便益を享受したりすることが・・・。

全ての人が、一人の人間として、天に恥じない言動を!
それしかないような気がします。

スタッフMさんの卒業

食工房のパンだより紙上でお知らせしていました、スタッフMこと宮下さんが、本日を以て退職されました。
いつもどおり淡々と仕事を終えたところで、簡単にご挨拶を申し上げてお花を差し上げました。

3年8ヶ月の間には、いろいろと大きなお働きをしていただきました。
有能な方を失うのは惜しいのですが、何よりご本人のご希望あってのことですから、祝福の気持ちでお送りしました。

この後もずっと会津にいらして、今度新しく開設される道の駅(湯川村・会津坂下町)にお勤めなので、皆さまにはまたいつでもお目にかかることが出来るはずだと申しておりました。

さて、残る私たちは、一層気を引き締めて仕事に臨みます。
おかげさまで、明日も忙しくなりそうです。

このまま春が来るような気がします

今シーズン、当地では降雪量があまりにも少なく、楽でいいと言えばいいのですが、このまま終わるはずはないと言いながらもう2月もあと一週間足らずとなりました。

やっぱり、このまま春がやって来るのかな・・・という気が、最近しています。
今週は寒かったのですが、来週はグンと暖かくなりそうだと言っていますから。

昨年の今頃、店の前には人の背丈を超える雪の山がありましたが、今年はもう早や春先のようにわずかに残る程度です。
家の周りも、確かに雪の山はありますが、昨年とは比較になりません。

こんな年は、実は過去にもあったのですね。
2009年のブログ記事<参照>には、2月15日に早くも福寿草の花を見たとあります。
店の前の雪も、消えて無くなっているのですね。
今年どころじゃありません。

それでも、また寒さが戻って雪が降ることもあるとは思いますが、もう除雪に泣かされることはないでしょう。

実は、来月初めに車で高知に出かけるつもりでいますので、雪が無いことを願っていたのです。
実際にその日になって見なければ分かりませんが、良い計らいになることを祈っています。

さて、明日は曇りでまだ少し寒いようです。
雪が降るかどうか・・・ですね。
雪が降ったらポイント2倍です。
ご来店、お待ちしております。

無限スクロール

今日は、食工房の話しでも何でもありません。
このブログに備わっている機能の一つについて。

たいていのブログは、最新記事をトップに出して、下にスクロールすると過去記事が出て来るようになっていますね。
この「飯豊の空の下から・・・」もそのようになっています。

さて、もうお気づきの方もいらっしゃるでしょう。
このブログは、下にスクロールして行くと次々過去記事が出て来て、いくらでも連続して遡ることが出来ます。
そうです、一番最初の記事に辿り着くまで。

スクロールバーを操作して見てください。
一番下まで引っ張って放すと、さらに前がある時は、カーソルが小さくなって上に上がり、再び下に引っ張れるようになります。
そして、ウィンドウの最下段にブログタイトルが表示された半透明のバーをクリックすると、瞬時に最新記事に戻ることも出来ます。

WORDPRESSでは、これを無限スクロールと呼んでいます。
尤も、記事の数は必ず有限ですから、無限スクロールというのは本当は正しくないのですが、記事数が膨大になると、きっと無限と呼びたくなるんでしょうね。

今日は、ちょっと脇道に逸れた話題でした。
お暇な方は、お試しください。無限スクロール。

食工房、明日はスコーン焼きにて、皆さまのご来店お待ちしております。

通販のご利用、ありがとうございます。

冬場は、何と言ってもこの不便な山間までお出でいただくのは、本当に大変なことです。
この季節の売り上げの生命線は、正直、通販のご利用にかかっています。

ありがたいことに、今シーズンは通販のご利用が好調です。
震災以来、もうどうしようもない状況でしたが、今年は何か違います。
今までほとんど途絶えていた、県外からの新規のお問合せやご注文が入るようになりました。

福島の原子力災害に対する私のこれまでの対応と説明が、一定の理解を得られたのではと考えています。
そしてこれからも、お客さまとの一対一の関係を大切にする中でしかモノは売れないと覚悟を決めて仕事をするしかないと思っています。

そんなわけで、メールも含めてインターネットの恩恵は、食工房にとって決して無視出来ない大きなものになっています。
PC作業にも、力が入らざるを得ません。
というところでご案内です。

ホームページのあちこち細かいところを更新いたしました。
TEXT版メニュー表の更新・コーヒー豆価格表の更新・メニューページに柚子きんとん丸を追加・トップページのクローズアップ画像も替えました。
ご覧いただければ幸いです。
食工房のホームページ

明日もまたパン焼きです。
出荷も、4件あるいは5件になるかも知れません。

そうでした!
宅急便さんにも、計り知れないほどお世話になっています。

お客さまはもちろん、こうして多くの方々の働きに支えられて、食工房の仕事が成り立っています。
私も、がんばりまーす。

何をするということもなく

本日は定休日。
私も、一日何をするということもなく過ごしました。
尤も、本当に何もしなかったわけではありませんが、テンションの緩さという点で・・・。
この後も、もうすぐ寝るだけです。
と言うわけで、カミさんのドコノモリの新しいお話をアップしましたので、そちらを覗いていただくことにして、私はこれにて失礼いたします。

ドコノモリへおいでください。

機能不全のこの国!?

先週末の大雪の被害の全容が分かるに連れ、この国の機能不全を思わざるを得ません。
全くこの対応の遅さは何なんでしょう。
緊張感の無さ!リアリティーの欠如!

現場に近い各機関は、それこそ必死で対応に当たりつつ限界を感じていたというのに、官邸は何をしていたのでしょう。
件のNHKさんも、災害報道よりオリンピックを優先したようですし、どうかしていますこの国は。

そして思うのです。
こうした非常時に対応能力を欠くということは、その前にすでに非常時を想定した対策に欠けていたということでしょう。
福島の原発と、全く同じに見えます。

もうこの辺で、我々も覚悟した方が良いかも知れません。
国家が国民の生命と財産を守るなんてことは、全く当てにはならないということを。

だったらどうしろと・・・ですか。
その問いには、私だって答えようがありませんね。

想像の及ぶ限り、能力の及ぶ限りを尽くして、出来るだけのことをする、しておく、それしかないでしょう。
本当は、国家がそれをしなくてはならないはずなんですけど・・・。

「かくも見事な『想像力』の欠如。」
「大雪に」