月別アーカイブ: 2020年4月

特に混乱もなくスタート

本日より、店舗営業なしでの営業がスタートしました。

ご来店のお客さまがいらしたら、何と説明しようかと考えていましたが、何もご存じなくいらした方はごく僅かでした。
もちろん、その方には申し訳ないことではありましたが、完璧に告知を行き渡らせることはよほど難しいですから、そこはもうご勘弁いただくしかありません。

ご予約品を受け取りに来られた方は、若干1名さま。
他に配達でお届けした方が3件。
あとは通販出荷でした。

明日は、販売委託先業者様への納品が数ヶ所と通販出荷が数件。
今週分は、それでおしまいです。

週末は、製造も休止して農作業の予定です。
出来る時に出来ることを、これからは常に臨機応変で行くことにしています。

コロナとは、この先長い付き合いになりそうですし、終息の後も元に戻ることはなく、何か新たな状況の中に放り出されることになりそうですから。

明日から、店舗営業を休止

すでにお知らせしています通り、明日4月30日(木)から5月11日(月)までの間、店舗営業(店頭に商品を陳列してお客さまを受け入れる形の営業)を休止します。

ご来店いただいても、店頭に商品はございませんので、ご注意ください。
ただし、前以てご予約いただいた商品を店頭にて受け取ることが出来ます。

ご注文の締め切り日など詳細については、お問い合わせください。
一回目の締め切りは、本日午前中で終了しています。

この他、通販は通常通りご利用いただけます。

どうぞよろしくお願いいたします。

中島第四圃場を整備

定休日の今日も晴天に恵まれ、朝から畑作業で汗を流しました。

まず、各圃場の畔の草刈り作業をして、それから近所の地主の方に了解をいただいてから、中島第四圃場に予定している場所をトラクターで耕うんしました。
今日の作業は、雑草の繁茂を抑えるために、とりあえず一度荒起こししておく作業でした。

この圃場は、これまでの中では一番広い面積があります。
ライ麦にしようか、スペルト小麦にしようか、あるいは南部小麦にしようか・・・など、思案中です。

実はまだこの他にも圃場を提供してくださる方があり、あと3ヶ所了解をいただいているのですが、今年のうちに全部手が出せるかどうかは、今のところ分かりません。

いずれにしても、麦ラボはいよいよ本格的な事業になりつつあります。
食工房のパンをますますおいしくするために。

営業形態の変更について

食工房の営業の一週間がまた終わりました。
明日と明後日は、定休日となっております。

そして、定休日明けの5月30日木曜日からしばらくの間、営業形態を変更します。

先ず一つ、店舗営業を休止します。

ただし、前もって予約注文いただいた商品を、店頭にて受け取ることは出来ます。
あくまでも、ご予約いただいたものをあらかじめ袋詰めして置いたもののみになります。
その場でお求めいただける店頭商品はございませんのでご注意ください。

ご予約の受け付けは、一回目は4月29日午前中まで、二回目は、5月6日午前中までといたします。
それぞれ受け渡しの期日は、お電話などでご相談させていただきます。

一方、宅配便を利用する発送出荷は、従来通り続行いたします。
ご注文のご連絡→出荷予定のご連絡ならびに打ち合わせ→出荷お届け、この手順で進めます。

販売委託店舗等への納品も、納品先が営業しているところは続行いたします。
ただ今、駅カフェさんが当面5月6日までの予定で臨時休業中です。

なお食工房の営業形態の変更は、当面5月11日までの予定です。
また状況次第で臨機応変に対応していきますので、詳細はこのブログをご覧ください。

それではこの後も、どうぞ皆さま、くれぐれもご用心ください。
いずれ感染の心配が無くなった時に、お互い元気な姿で再会出来ますことを心より願いつつ、今ひと時の試練を耐え抜きたいと思います。

本日も、畑作業にて

麦ラボ

中島第一圃場の一角に施肥中
一輪車100台分を運び入れました。


麦ラボ

満開の桜の下、馬糞堆肥を一輪車に積み込み中


麦ラボ

一休みするのはこの景色の下です。
癒されます。


麦ラボ

途中まで整備が終わった中島第一圃場、右奥は各種麦の試験栽培区に使用中。
午後雨が降るとの予報が出ていたので、急いでトラクターで耕うんまで終わらせました。
ここには、じゃがいも、かぼちゃそしてさつまいも、それからネギも植える予定です。


麦ラボ

中島第二圃場、第三圃場
元気に生育しています。


麦ラボ

中島第三圃場の下の段、手前右側に広がっているエリアが、今年から中島第四圃場になります。
ずっと奥、桜の木の下が、中島第一圃場

今日は、午後から雨との予報が出ていましたので、午前中に外作業を、午後に食工房にて製造仕事と割り振って、朝から畑に出ました。

今日の作業は、川沿いの中島第一圃場の一角を整備して、じゃがいもなどの植え付けの準備をすることでした。
昨日と同様、手近なところに下ろしてもらった馬糞堆肥を、一輪車に乗せて圃場に運び入れる作業です。

今日は、上の娘と二人で作業しました。
やはり、一人でやるよりは格段に捗ります。

先日途中までやっておいた後の続きでしたから首尾よく進み、続けて大麦フスマや屑籾なども撒いて、トラクターで耕うんしました。

これで先ずは、ネギの移植とじゃがいもの植え付けが出来ます。
カボチャとさつまいもは、もう少し先です。

そんな作業の合間、柳の木の下で一休みしていたら、久しぶりに懐かしい地球のお母さんの声が聴こえて来ました。

「いつも私のそばにいてください。そうでないと、私はあなたたちを護ることが出来なくなります。いいですか。足元に地球が見えますか。あなたはその上に立って、汗を流しなさい。よく見、よく聴き、よく感じ取り、よく考えなさい。そして・・・、静かにしていなさい。」と。

コロナ忘れて畑作業

今日は、久しぶりに見るお日さまのお顔、気温も上がり、否が応でも外作業に誘われて気分が落ち着きません。

しかしそこはパン屋としての務めをしっかりと果たして・・・、テキパキと片付けも終わらせてから畑に向かいました。

今日の作業は、高野第一圃場のスペルト小麦に追肥を施すことでした。
先日運び込んでもらった馬糞堆肥を、一輪車に乗せて運び畝間に撒くのです。

単純な作業で、最低限の体力があれば誰でも出来ます。
年の功と言えばいいのでしょうか、この頃こうした単純な作業が苦にならないと言うより、むしろ喜びに変わっていることに我ながら驚いています。

さて圃場では、近所の農家の人が50メートルほど離れたところで農作業中、こんなに離れていればコロナの心配なんか全く考える必要もありません。
ところが、別な強敵がいたのですね。

今日の暖かさに促されてどこから湧いて出たものか、羽虫が飛び回ってうるさいことと言ったらありません。
その中にあの血を吸うブヨがいて、作業中の私の周りを飛び回ってひっきりなしにたかって来るのです。
結局防ぎ切れず、何か所か刺されてしまいました。

あとのかゆいこと!
トホホ・・・です。

しかし、予定していた作業は何とか終わりました。
大汗をかいて、体は軋みましたが、心地良い疲労感程度で済んでいます。
この後一雨降って、肥やしを吸い込んでくれれば上々です。

そんなわけで、家に帰って来るまでの間、コロナウイルスのことを全く忘れてしまっていました・・・とさ。

自家産スペルト小麦、使い切りました

昨年初めて、自家産のスペルト小麦を原材料の一つとして使用するようになりましたが、好評のうちに全量を使い切りました。
あとは、食工房の麦ラボ協力農家さんが作ってくださった普通小麦が少しありますので、それを全粒粉に製粉して使用することになります。

品目としては、飯豊山食パン、小麦丸、みのりのパンなどがスペルト小麦バージョンから普通小麦バージョンになります。
価格の変更はありません。

早速明日の製造分から切り替わっています。
結果的に告知が遅れましたが、どうぞ悪しからずご了承ください。

一方、ライ麦も自家産のものは、次第に在庫が少なくなって来ています。
来月中には、使い切ることになると思います。

その後は、喜多方市内の農家さんが収穫したライ麦を譲っていただいたものが少しだけありますので、一時凌ぎですがそれを使用することになります。
またさらにその後は、オーストラリア産オーガニックライ麦全粒粉を継続的に入手可能ですので、この夏の新麦収穫までの間は、そちらを使用することになります。
今後、他所のものを使って風味や食感がどのように変化するか、皆さまも興味を持って体験なさってください。
きっと、食工房の自家産を見直していただくことになると思っています。

冷たい雨が降り続きます

昨日もそうでしたが、今日もお天気はグズツキ模様、冷たい雨が降っては止み止んでは降りを繰り返しています。
気温は低く、今日の日中など一瞬みぞれ混じりになりました。
明日にかけても同じようで、会津の春にしてはあり得ないようなお天気です。

旧暦によると、今年は四月が二度やって来る閏月の年に当たっていて、今日が旧四月一日です。
そして来月5月23日が閏四月一日となっています。
道理で、春が足踏みしつつ度々冬に逆戻りしたようなお天気になるわけです。
この分では、5月から6月にかけてのある時期から急に夏のような陽気になって、猛暑日が現れたりしはしないかと気になります。

それにしても、この雨続きで圃場は乾かず、作付けのための準備も出来ません。
稲作をやっている人は、いつまでも田起こしが出来ずに困っています。
最悪このまま代掻きか・・・と、冗談交じりに言う人もいましたが、まさかねぇ・・・。

異常なのは、コロナで騒ぐ人間社会だけではなく、自然界もちょっとギクシャクしているみたいです。
そんな中、麦の育ちも、なかなか心配の種が尽きません。

果てさて、この7月頃の様子は如何に?
我々の社会は?世界は?そして麦畑は?

それでもとりあえず明日があります。
油断しないで参りましょう。

また新たな一週間

明日から、食工房の新たな営業の一週間が始まります。

木曜日の明日は、いつものとおりパン焼きです。
少なめではありますが、店頭販売品もご用意いたします。
無理の無い範囲で、食工房のパンの必要な方はご来店ください。

おかげさまで私たちも、今のところ何事もなく元気に仕事を続けています。
とにもかくにも、感染防護に努めます。

まずは手指衛生。
物に触れる前、触れた後、共に消毒を励行します。
お客さまにも、入店の際の手指消毒を徹底していただきます。

そして不要な接触の回避。
商売をしている以上、止むを得ない部分もありますが、マスクの着用や店内空間除菌などで対応します。
お客さまも、できるだけマスクを着用していただくようお願いします。

もう一つ、物やお金の受け入れの際の消毒を実施。
受け取った現金や届いた郵便物、荷物などを、次亜塩素酸水を用いて消毒しています。

※食工房では、自家調合の微酸性次亜塩素酸水(250mg/ℓ)を消毒液として使用しています。
空間除菌には、同(50mg/ℓ)を使用しています。
いずれも毎日、pH値と有効塩素濃度を、計測器や試験紙を用いてチェックしています。

ちょっと一息

またまた一週間が終わりました。
明日と明後日は、定休日です。

今日、福島県では、特定の業種に休業要請を出しました。
食工房は、もちろん対象ではありませんが、これからご来店くださる方の数は、さらに減って来るものと思われます。

この次の週末まで営業したら、そこから先は予定通り店舗営業を休止します。
すでに仕事のペースはスローダウンしていますので、その間にちよっと一息入れさせていただいて、この先のことなどあれこれ考えてみようかなと思っています。

だって、これから先、世界は変わらざるを得ないでしょう。
長い人類の歴史の中には、同様な転機が何度かあったと言われていますから。

とりあえず明日はお天気も回復するようですから、私は外に出て畑作業に汗を流します。
川沿いの桜が満開になりましたから、それを眺めながら・・・、きっと気持ちがいいと思います。
何かいい考えも浮かぶかも知れません。